甲状腺がんの因果関係を否定
福島県の子どもの甲状腺検査で初めて1人が甲状腺がんと診断されたことが11日、県民健康管理調査の検討委員会(座長=山下俊一・福島県立医大副学長)で報告された。同大で担当の鈴木真一教授は「チェルノブイリ事故後の発症増加は最短で4年」などとして、福島第1原発事故との因果関係を否定した。毎日新聞
この山下俊一という男、いろんなところで物議を醸し出すというのか、ずっと胡散臭いと思っていたが、因果関係をまたもや否定してきた。許せない!
福島県立医大は、福島県民がどんなに健康被害が出ても、放射能との因果関係をすべて否定する強硬手段をとるようだ。
医療機関までが東電や政府の手先になってしまったようだ。まあ予想はしていたが、これで事実は明らかになった。
福島だけではなく、東北のすべての医療機関が口裏を合わせてくるような気さえする。放射能の影響であることが肯定されるリスクと、そうじゃないリスクの天秤ばかりは、あくまでも東電や補償を避けたい政府寄りに傾くわけで、僕ら国民の今後の健康など全く考えてはいない。
これから増加するであろう放射能健康被害に対して、医者の話をどこまで信じ、どこから疑うのか、僕らが判断し、暮らしを決断して行かなければならないだろう。
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かねごん先生、こんばんは。
どういう状況になったら「関連を認める」と言うのでしょうね。
水俣病も薬害エイズも原爆被害も、ずっと同じことの繰り返し。
覆い隠せないほどの被害が出て、被害者が声を挙げてやっとしぶしぶ認める。
人ひとりひとりの人生なんて、なんと軽く見られているのでしょう。
(かねごん)
しろ様コメントを頂きありがとうございます。
まったくそうですよね。
人間の尊厳をないがしろにする政府はいらないですよ。
投稿: しろ | 2012年9月12日 (水) 22時34分