人材がいない
アメリカを非難したとある僕の記事に対して、迷惑コメントが英文で連日送られてきていた。毎日コメントを削除するのも疲れるので、本日その記事に対するコメントのブロック措置をとった。
5年間で2600ほどの記事を公開してきたが、特定の記事に対してコメントのブロック措置をとったのは今回が初めてのことだ。
震災以降、アメリカは過剰反応をするこが多い。どうもきな臭い。
揺れ動く世界情勢の中で、今日本は、激流の中の笹舟のごとくアップアップ状態だ。震災の復興、失業対策、そして放射能の問題と、国内が火の車だけでなく、ここに来て島の領土問題までもが激化し、中国13億人の民が日本製品の不買運動を起こし、まさにてんやわんやである。
民主党がどうの、自民党がどうのと言う問題ではなく、今の日本には、国を背負って引っ張って行く人材がいない。
戦後、アメリカの主導による似非民主主義の中で育てられた僕らは、多数決の原理に慣らされ、個々の決断の能力を奪い取られてきてしまった。その結果がこの政治のありさまだ。
常にアメリカにご機嫌伺いをして、日米安全保障条約という名のもとに、軍用地を占領され、挙句の果てに余ったウランを押し売りされ、この小さな国に多くの原子力発電所を作ってきた日本。
東北がこれほど原子力のために汚染されたにもかかわらず、青森で建設中の原子力発電所の工事を続行する決断を、日本政府は下した。全く国民の声が届いていない。
どこぞの共産主義国家と変わらない・・・・。
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