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2012年9月 6日 (木)

ウランの半減期は48億年

原子力発電は、火力発電に比較するととても熱効率が悪く、100万キロワットの原子力発電所では、300万キロワットの熱エネルギーを放出しており、なんとも処理しきれない200万キロワット分の熱湯は海に排出されていきた。

これは70トンの海水を1秒間に7度上昇させるほどの熱量で、昼となく夜となく排出され続けてきたエネルギーは、海流の熱変動を生じさせてきたことは間違いない。

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火力発電所から放出される二酸化炭素の排出量が、地球の温暖化に影響すると言われ続けてきたが、原子力はその影響をはるかに凌ぐ温暖化の種を蒔き続けてきた。

電力会社も政府も、利権の膨大さに目が眩み、クリーンだ、安全だと、教科書まで使って国民を洗脳してきたわけだけれども、放射能の拡散という人間存続の危機に直面してさえも、原子力の再稼動を強行するこの国は、極楽とんぼにもほどがある。

廃炉にしたところで、気の遠くなるような年月と費用がかる原子力がどこが安全で、安価のだろう。

掘り出したウランの半減期は48億年。この年月に人類は責任など持てないだろう。

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