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2012年8月 3日 (金)

東北人の我慢も限界に近づいている

 政府が1日、福島市で開いたエネルギー・環境会議の意見聴取会では、意見発表者から政府に対する批判が相次いだ。福島第1原発事故の除染や補償でリーダーシップを発揮しない一方、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働を認めたとして、怒りの集中砲火を浴びた。
 聴取会は発表者の発言が長くなり、予定時間を約1時間オーバーした。大飯原発再稼働を容認した政府を批判する意見が続出。須賀川市の農業女性は「野田首相は大飯原発再稼働で『私が責任を取る』と言ったが、福島の事故で誰か責任を取ったか」と述べた。相馬市の男性は「安全対策が不十分なまま再稼働を認めた人は脳がメルトダウンしている」と皮肉った。
 7月に名古屋市であった聴取会で、中部電力社員が「原発事故では放射能の直接影響で死んだ人はいない」と発言したことへの反論も多かった。富岡町からいわき市へ避難している司法書士渡辺和則さん(38)は「どれほど多くの人が避難中や避難生活で亡くなったことか。怒りを覚える」と語った。
 聴取会の在り方を疑問視する声も。浪江町の農業男性は「全国11カ所で開催しても実績とアリバイづくりだ」と批判。閉会後に傍聴人が「多くの人が参加できる週末に開催すべきだ」と細野豪志環境相に詰め寄る場面もあった。河北新報

放射能汚染の記事を書き始めた頃、福島県で多くの方が被曝して亡くなっているというメールを頂いた。テレビや新聞が情報操作するなか、真実は何も伝わって来なかった。

高校生や中学生の突然死が生じているにもかかわらず、報道は一切されず、「今すぐ健康を害する値ではない」のインチキ報道が繰り返されるばかりだった。

事実を隠蔽するために、多額のお金が東電からばら撒かれた等の話も伝わってきた。連日嫌がらせのメールをもらっていた僕は、事実を確認することなく、頂いた情報を公開することも出来ず、悶々とする日々を過ごしていた。

福島県民の怒りは、僕ら東北人の怒りであるとともに、日本人の怒りでもある。

数年後、多くのがん患者が出て、もし国が放射能とは無関係ですなどの発言をするならば、クーディターが起こるだろうと思う。暴動が間違いなく起こる。

なぜなら東北人の我慢も限界に近づいているからだ。東北人は忍耐強く寡黙で、慎ましい人間性を兼ね備えているが、限界がきた時は一番激高する性格を有している。東北人である僕がそれを一番知っている。

日本が崩壊するような暴動が起きないことを祈りたいが、政府の対応を見ていると、どうも国を守るという姿勢を感じない。まさに脳がメルトダウンしているのだろう。

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コメント

細野さんが言った福島県民に寄り添って・・・
あの場所での言葉は口から出まかせでもないような気がします。での官邸に帰って狡猾な官僚達にレクチャー受けるとまた素直に納得させられてしまう
なんだか同じ年頃の我が家の息子たちを見ているようです

(かねごん)
yaeko様コメントを頂きありがとうございます。
政治家も東電に洗脳されているかのようです。情けない。

かねごん先生、こんばんは。

いつも水俣病などの補償問題と並んで記事になっている原発関連の記事を「シュールだなあ」と思いながら見ています。
近い将来、同じ構図で「関連性が認められない」と処理されるんだろうと思います。

そんな動向を今現在見ているにも関わらず、お上の言う事を盲信する・・・。どちらにも責任があると思います。
情報操作されているだろうということは歴史的に見ても当然想像がつくことだし、ちょっとした知識があれば、今なお危険な状況だという事も解るはず。

放射能だけではなく、農薬や添加物などの化学物質や、医療現場での健康被害など、本当に色々な利権のために国民は犠牲になっていると思います。

(かねごん)
しろ様コメントを頂きありがとうございます。
華やかな毎日のように見える暮らし。
しかし何かがおかしと思う感覚が必要だと思います。


思考能力や判断力を削ぎ落とされた人がどれほど居るのでしょうか。暗澹たる気持ちになります。

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