地球の灯火
新興国を中心とする各国で夏場の電力不足が深刻化し、国民生活に大きな混乱が起きている。エジプトでは9日に大停電が起き、地下鉄がストップするなどのトラブルが続発。7月末にインドで起きた大停電は約6億人に影響した。韓国でも8月6日の気温上昇で、大停電寸前の状態に追い込まれている。背景には経済発展に伴う電力需要増に発電所などのインフラ整備が追いつかないことや、原子力発電所への逆風がある。(小雲規生)産経新聞
今や世界全体が先進国になりつつある。インターネットや携帯電話による情報の共有が、地球のすべての地域を圧巻し、文明は過去の類を見ないほど加速し電力を消費している。
この写真には、人工衛星から写したヨーロッパ大陸とアフリカの北部が映しだされている。夜の明かりがなんと綺麗だろうか。オリンピックが開催されたイギリスは国全体が光の束だ。
世界に目を転じると、アメリカと日本そしてインド、中国が光り輝いている。電力の供給が足りないから、原子力をという世論になれば、この星の明かりは近い将来逆に途絶えてしまうだろう。
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