36パーセントの子供たちに甲状腺異常
18歳以下を対象に、甲状腺超音波検査等を福島県内で行った結果、3万8114人の約36パーセントの子どもの甲状腺にしこりなどが見つかった。
これを受けて政府は、福島以外の全国3箇所で、18歳以下の4500人を対象とする甲状腺検査を実施すると発表した。
1986年のチェルノブイリ事故では、数年後から周辺地域の子どもたちに甲状腺癌の増加が見られた。福島では、現在良性以外の疑わしい子どもたちの2時検査が行われている。小さなしこりがあった13460人に対しては、経過観察としている。
一関市内でも甲状腺異常と診断された子どもたちが増えている。放射能と関係がないとは言わせない。群馬大学の早川先生から当塾に放射能汚染マップを頂いたが、ブログで公開した途端多くの問い合わせを頂き、ほぼ頂いた地図は在庫がなくなった。危機感をつのらせている市民の方々が増えている。
何度も警告してきたが、日本政府が示している食材の基準値は、子どもにはあまりにも危険だ。福島及び、汚染マップで空気線量が0.25マイクロシーベルトを超えている地域の食材は、幼児・児童に食べさせてはいけない。
自分の子どもは、親が、家庭が守らなければならない。「うちは大丈夫だから」という楽観的な親御さんの声を多く耳にするが、大丈夫の根拠が、政府が提示した100ベクレル以下を意味するならば、その考えを改めて欲しい。
福島のこどもたちの現状は、東北すべての危険を示唆している。北関東地域、及び東北の子どもたちの全員の甲状腺検査を、即刻実施してもらいたい。傍観せず、みんなが声を出さなければならない。
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コメント弾かれてしまったのでしょうか?
相談を書いたのですが…
(かねごん)
ちあきん様こんにちは。
申し訳ありません。PCのメール受信の不具合で、届かなかったようです。
投稿: ちあきん | 2012年8月31日 (金) 18時31分