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2012年8月14日 (火)

胸が痛くて切なかった

今日書く記事はだいぶ躊躇したが、被災地岩手の現状を知ってもらうためにも記事にすることにした。

夏休みに入った夏期講習中、突然塾にお母さんがやってきた。

「すみません。お金を返してもらいに来ました○○の母です」

僕は数秒間事情が飲み込めなくて、反応が出来なかった。

震災前、途中で退会した塾生のお母さんだった。2月分の月謝を払ったのだが、3回分を残してやめたので、1100×3回分の費用、3300円を返却して欲しいとの訪問だった。

1年と6ヶ月が過ぎてやってきたお母さん。猛暑の中を遠路歩いていらっしゃったのだろう、汗だくの姿だった。

お子さんはとても優秀で、市内で一番偏差値の高い高校を受験しても受かる生徒だった。しかし大学にやる経済力がないので、進学校には入れないと言う理由で、進学校には進まなかった。

冷たいお茶でも差し上げ、お子さんのお話でもゆっくり伺えば良かったのだろうけれど、授業中の突然の訪問、失礼をしてしまった。

塾教師を30年やってきたが、今回の経験は初めての事だった。実は今まで月半ばで退会した生徒の月謝を返却したことがなかったが、言わば暗黙の了解みたいなところがあった。

今回教室を訪れたお母さんの気持なり状況を、僕はその夜いろいろと思案し、そして想像をしてみた。

なんか胸が痛くて切なかった。

3万円も5万円もする月謝を厭わず、塾に通わせる親御さんがいる。そして5000円の月謝を必死に工面して子どもを塾に通わせている親御さんがいる。

消費税が将来10パーセントに上がる。民主党や政府は、貧窮する東北の状況が分かっていない。

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