小さな奇跡
僕の家の庭先には、一坪ほどの小さな池がある。僕が生まれた時にはすでにあったので、古い池だ。
その池に8年前に、近くの堰にいたメダカを数匹とってきて放したところ、環境が良かったのか、随分と増えた。純粋な日本メダカである。
自宅教室に遊びに来る子どもたちが「おじちゃんメダカとって」というリクエストに応えて、ついでにカエルまでとってあげた。
実は子どもたちには内緒にしているが、この小さな池には主が住んでいる。メダカを放した頃に、一関の夏まつりですくってきた小さな金魚を数匹放した。これが最盛期には20匹以上に増えたのだが、白鷺がやって来てほぼみんな食べられてしまった。

ところが昨年、僕の母が、池の中に体長15センチほどの赤い金魚を発見した。一匹だけ生き残っていたのである。不思議と網を何回いれても、捕まらなかったわけで、きっと秘密の隠れ家が、小さな池の中にあるのかも知れない。
わが家の小さな奇跡に、なぜかホッとした気分になったかねごんであった。
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