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2012年7月14日 (土)

沈黙の声

政治家もどこぞの校長も、押しが強く、いわゆる自信家の人間がトップにのし上がっていくのだが、そのことと本来の実力というものは違う。

声が大きくてゴリ押しがきく人間ばかりが幅を効かせるようになると、社会は注意信号だ。

例えば体育会系の人間は確かに必要だ。しかしである、メンバーが全員そういうタイプの人間ばかりだと、組織は崩壊する。

元気が取り柄の若者は見ていて気持ちがいい。しかし、おとなしく、存在感が薄い人間も間違いなく必要なのだ。世の中にはバランスというものがある。

企業の就職面接のハウツウものを、地で行くような若者だけになってしまったら、味気がない。いや気持ちが悪い。

人見知りの激しい人間が居たり、あがり症の人間が居たり、孤独癖の人間がいたり、それが本来の社会だ。

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プラカードを持って街に出かけられない人々の声を聞かなければ、根本の民主主義は消えて行く。

学校もそうだ。声なき声に教師が耳を傾けなければ、こどもの魂は救われない。

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コメント

人が人に関心や興味を持たなくなったら、
人が人の心や、その個性を尊重できなくなったら、
味気なく、殺伐とした世の中になるだろう。
そんな大人社会の縮図が子ども社会に写されているのではないか。

自分を本当の意味で大切にし自己肯定できれば、
同じように他人を大切に扱い、認めることができると思うのです。人間以外でも同じです。
色んな個性があるから面白く、役割を分担できるんだと思います。

(かねごん)
たんた様コメントを頂きありがとうございます。
本当にそうですね。
自己肯定、そして他人を尊重することは生きていく上で不可欠です。
忘れがちですね。

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