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2012年7月 7日 (土)

夜明け前

読書の効能を述べる方は多いだろうが、読書の弊害を述べる塾教師も珍しいのではないだろうか。

いくら読書が大事だと言っても、ほどほどがある。

今日は僕の読書体験を語ってみたい。実は公立高校受験を失敗した僕は、私立高校に入ったのだが、当時のこととて、宿題が出るわけでもなく、部活は顧問が不在、PCやケータイがあるわじゃなし、なんとなく読書三昧に耽って行った。

マンガを読むという習慣を持ち得ていなかった僕は、俗にいうヘビーな文学作品にのめり込んでしまい。気づいたら二日に一冊は小説を読んでいた。

高校の数学の時間も理科の時間も、僕にとっては読書タイムだった。

そんな読書三昧の日々が精神にいいわけがない。10代後半、人生に対して厭世的になってしまい、ふと死というものを考えるちょっとやばい青年になっていた。

折しも高校の同級生が交通事故で亡くなるという悲しい出来事があって、生きることへの懐疑みたいなものと、厭世的な作品が僕の心の中でリンクしてしてしまい、自分でもまずいなと思っていた。大学生になって東京で一人暮らしを始めた僕は、かなり苦しい葛藤を強いられていた。

そんな僕の危機を救ったのは、音楽だった。

このブログでもかつて紹介したが、山崎ハコや永井龍雲の、せつなくて、そして暗闇を抱えた詩の輝きが、僕の魂を救ってくれたような気がする。青春の暗闇を抱えて葛藤しているのは僕だけじゃない、ここにもいるじゃないか、そんな安堵感を僕は山崎や龍雲の歌に感じた。

そして今年、また僕は山崎や竜雲の歌を聞き出している。震災の後のこの国の舵取りに対して、10代の後半に感じたような暗闇に僕はまとわりつかれている。

山崎ハコが歌うように、この闇の色が、夜明け前の色であって欲しい。

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