神様の温情
将来のエネルギー政策について、政府が国民から意見を聞く聴取会が15日、仙台市で開かれた。抽選で選ばれた発言者のうち、東北電力の役員が原発を推進する意見を表明し、参加者が「やらせではないか」と反発、一時中断する場面があった。
意見聴取会は14日のさいたま市に続き、2カ所目。政府が示した2030年時点の原発依存度を0%、15%、20~25%とする三つの選択肢に関し、各選択肢ごとに3人、計9人が発言する仕組み。
このうち、東北電力の岡信慎一執行役員(企画部長)が「会社の考え方を述べる」と前置きし、20~25%案の支持と女川原発などの安全対策を説明。その上で「安定供給を実現するためには、原子力発電を一定の割合で活用していくことが必要」と訴えた。
また、発言者のうち3人が東北以外からの参加だったことに、傍聴人が「人選がおかしい」などと不満をあらわにし、会場は一時騒然となった。 時事通信
どこまでもどこまでも、電力会社は原発に固執したいらしい。
安全供給ではなくて、安定供給にこだわり続ける電力会社は、麻薬中毒患者と同じで、本格的な治療が必要なようだ。
徹底的に甘やかされて、スポイルされてしまったこどものように、駄々をこねたら止まらない電力会社。電力会社を誰が甘やかしてしまったのだろう。
砂糖に群がる蟻のように、原発の利権に群がる大人たちが、原発推進電力小僧を甘やかしてしまったのだ。
女川原発が崩壊しなかったのも、福島第二原発が崩壊しなかったのも、僕に言わせれば奇跡だ。なんとか日本を救おうとした神様の温情のような気がする。
それなのに調子にのって、原子力再稼動、原発推進なんてあり得ない。
もうすぐ東北は夏まつりの季節だ。心から神様に感謝し、そして元気を頂こう。
4号機のプールに水が入っていたのも奇跡ですよね。当初は、アメリカも、プールに水はないってずっと思っていたようですから。3号機の配管か何かが破損して、偶然に、水が流れ込んでいたというから、本当に神様がいるとしか思えません。あー、それなのにそれなのに。
(かねごん)
みち様コメントを頂きありがとうございます。
おっしゃるとおりです。神様が最悪の最悪を防いでくれたと僕も思っています。
チャンスをもらったんだと思います。
投稿: みち | 2012年7月16日 (月) 17時51分