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2012年7月 2日 (月)

預言者じゃなくても分かることだ

どんなに本を読んでも、どんなに知識を増やしても、それを日常で活かすことがなければ、全くの絵に描いた餅で、机上の理論だけを得意げに語り続ける自称研究者と同じく、自己陶酔の何ものでもない。

IQが高くて記憶力が優れていれば、確かに日本の社会では高学歴の地位を得ることができ、給料の良い企業に就職出来るかも知れない。しかしその知性と創造力は必ずしもリンクしない。

商品開発や研究は、社会への貢献という視点が薄れ、いかに消費者からお金を巻き上げるかに絞られ、商品の利便さは、もはや生活を豊かにすることではなく、人間の堕落を助長している。

物欲のために自分の時間を削り、地球の悲鳴にも気づかず、慾望の中に身を任せていく。

幾度か滅んできた文明人達の、慚愧の慟哭の声が聞こえるだろうか。

僕達がこの地球に誕生した時、お金や衣服や食料や地位を持参して生まれてきただろうか。答えはNOだ。無防備な身体ひとつで生まれてきた。僕らを生かしてくれたのは、親の愛であり、家族の愛だ。千年前も1万年前も、そのことに変わりはない。

残念ながら人間の能力は平等じゃない。しかし間違いなくチャンスは平等に訪れる。太陽の光が平等に注ぐように。

卓越した知性の先に、必ず成功があることを信じてきた時代は終焉した。知性が暴走したがゆえの文明の滅亡を、僕らは何度歴史上に見てきただろうか。

我々に足りないものは、知の快楽を抑制する力だ。

地球上で同種間で殺しあう動物は人間だけだ。国家や民族そして宗教の名のもとに多くの殺戮が繰り返されてきた。そしてそれを扇動し、実行してきた者は、間違いなく書を愛し、知識を持つ者達だった。

豊かな生活とはなんだろう。原子力再稼働の反対を唱えつつ、深夜のスナックで酒を飲み、カラオケに興じる矛盾はなんだろう。

崇拝する神様が違うからと、同じ民族同士で殺し合う矛盾はなんだろう。

酒を売っているドラックストアーが、同じ店内で肝臓の薬を売っている矛盾はなんだろう。

そのことに矛盾を感じない人間が、痛みを持たず、快楽をエスカレートさせて行けば、この文明は終わりを告げる。

預言者じゃなくても分かることだ。

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