仕方がないんでしょうか
自分だけが家族だけが良ければそれでいいという考えは、とても普通で、本来は批判などされるべきことではないのですが、金銭や時間に余裕があるのであれば、困っている人を援助するのは人間として当たり前のことではないでしょうか。
「僕はいっぱい稼いで税金を収めているので、社会貢献をしている」と考えている方がいるかもしれません。
しかしその税金が、本当にずさんな使われ方をしている日本という国に於いて、残念ながら弱者に支援が行き届いていません。
立派な道路や公共施設はどんどん作られてきました。でも、困っている人の抜本的な対策がなされないままこの国は突き進んで来てしまいました。
世界には190ほどの国がありますが、幸福感は世界24位だそうです。でも自殺者の数を見ると、本当にそうだろうかと思います。
経済だけが一人歩きをして、心が孤独になってしまって国、それが日本のような気がします。
消費税があがります。毎日食べるお野菜やお米も消費税がかかり上がるんでしょうね。
日本の税金が一番使われているのは、公務員や学校の先生や、政治家さんのお給料です。バブルの頃こそ、年収の格差が民間と公務員は縮まりましたが、いまや地方に於いてはとんでもない格差です。
「そんな不満を言うなら、公務員になれば良かったじゃないか、学校の先生になればよかったんじゃないか」という声もあるでしょう。
頑張ったものが高い給料をもらって何が悪い。そんな声を聞いたこともあります。
否定はしません。
過酷な労働を強いられ頑張っているのに、雀の涙のような給料に甘んじているひとはどうなんでしょう。
仕方がないんでしょうか。
日本はあまりにもアメリカ的な経済を選択してきてしまいました。僕は職業柄アメリカ語(英語じゃない)を教えていますが、アメリカが大嫌いです。
広島や長崎に原子爆弾を落とし、あまった核エネルギー資源を日本に売りつけたアメリカを僕は許せません。
上から目線で日本やアジアを見続けてきたアメリカという国が嫌いです。
日本の総理大臣がアメリカに行き、にこにこしながら、アメリカの言いなりになる姿に腹が立ちます。
僕がなぜアメリカ語を学んできたか教えましょうか。アメリカ人にものを言えるようにです。にこにこしながらYESを連呼する日本人になりたくなかったからです。
ちょっと本音を暴露してしまいました。それでは。
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ほんとうに消費税反対なら
「内閣不信任決議案」を出せばよかったのです。
社民党やみんなの党などを合わせて
50名は揃ったのではないでしょうか。
たとえ否決されたとしてもです。
本音は消費税アップに賛成なのだけれど、
次の選挙のために
「私は消費税アップに反対票を投じた」という
アリバイが欲しかっただけなのでしょうね。
スーパーで、年金で暮らしていらっしゃると思われる
お年寄りの買い物姿を拝見すると、
とっても胸が詰まります。
この国の政治家が国民のほうを
見ていないのは明らかです。
「私たちは棄民されたのですね」という
福島の町長の言葉を思い出すと、涙が出ます。
こんな情けない国に住んでいるのかと思うと
つくづく嫌になってしまいます。
(かねごん)
さくら様コメントを頂きありがとうございます。
まったくおっしゃる通りです。
選挙のためのポーズですよね。
自分たちの都合、慾望しか考えていません。
投稿: さくら | 2012年6月27日 (水) 10時27分