大丈夫教がテレビや新聞を通じて布教されていく
この頃身体が固い。心が頑固になっているせいだろう。
台風が近づいている。昨日は風が強かった。
須川からの吹き下ろしの風だった。
そんな日は放射能の線量がぐんと上がる。
0.17マイクロシーベルト。室内の値である。
除染しても除染しても、野焼きがまた放射能を運び込み、風が運ぶ。
低線量による被曝の影響は、身体だけでなく、僕らの心を憂鬱にし、精神を蝕む。
本当のところは誰もわからない。東北の地が安全かどうかは。
住むしかないので住んでいる人たちが殆どだろう。
お金・仕事・家庭・様々な事情が僕らを大地に縛り付ける。
今日も明日も来年も、僕はここにいる。
居てはいけません。よく来るメールだ。
東北の太平洋岸にいったいどれだけの人が住んでいるのだろう。
みんな何処へ行けばいい。
お金はどうやって工面する。
宝くじが当たったら引っ越したいね。誰かが言っていた。
命が大切です。当然だ。
テレビや新聞の活字で洗脳されてしまった多くの国民。
大丈夫という方を人は選択してしまう。
大丈夫教がテレビや新聞を通じて布教されていく。
大丈夫・大丈夫・大丈夫。
原子力も大丈夫。
放射能も大丈夫。
魚も野菜も大丈夫。
この新興宗教は資本が巨大だ。
なにせ国家予算を使っているからね。
お布施は税金。
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こんばんは、
パソコンが壊れて久しぶりにテレビを付けました
3,11前とかわらない番組構成を見ながら
これでは人々の意識の中から危機感が消えてしまうのは当然だと思いました。
危機意識はネットの中だけなのかな?
テレビを見ながら感じました
(かねごん)
yaeko様コメントを頂きありがとうございます。
テレビも新聞も、結局は利権に傾くんですね。
一人でもいいから正義を実行する政治家が出てきて欲しいです。
投稿: yaeko | 2012年6月23日 (土) 01時01分