心が痛い
昨年の被災以降、被災地にある私塾のブログを時々読ませてもらっている。
3.11の津波でブログの更新が途切れたブログも多い。心が痛い。
一方放射能の影響が大きいと思われる地域の塾では、放射能という言葉に触れる塾は少ない。地域で生活する私塾の気持ちを察すると、その心境もわかる。
農家とてそうだ。避難地域外で農業を営む方々の中には、国の基準値を越えないにしても、除染や徹底管理を余儀なくされている農家も多い。風評被害にたいする政府や東電の補償までは手が届いていない。
僕の住んでいる一関市は汚染地域だ。たらの芽が1キロあたり最高399ベクレル、ゼンマイが250ベクレル、生シイタケ2414ベクレルで全体の94%が国の基準値を上まった(5月7日調べ)。
連休に子どもたちを連れて山菜をとりに来ていた家族がいたが、決して食べてはいけない。一関だけではない。岩手県内地域の山菜、及び宮城県北の山菜等も食べてはいけない。
山の恵はこれから数十年無理だろう。この事に対する精神的経済的補償はない。ふざけるな!
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