僕は信じている
いよいよ4月に突入だ。
今年の春は遅い。いつもなら水仙がとっくに芽を出す季節なのに、今年はまだだ。
今夜もだいぶ冷え込んできた。外は雪がちらついている。今年の岩手は本当に寒かった。マイナス10度の日々が連続した。
暖かい話題が少なかった。被災地の至る所にたなびいていた『がんばろう日本』の旗もだいぶ消えた。復興という文字も少なくなった。
しかし日常が戻ったわけではない。多くの人達が、放射能の不安に苛まれ、またいつ起こるかも知れない地震に怯えている。
この国に生まれた幸運に僕は何度も感謝をしてきた。原子力の問題が深刻な影を落としているが、それでも僕はこの国を愛している。故郷を愛している。
日本は経済大国になって、大切なものを失ってしまったけれど、きっとまたかつての輝きを取り戻すだろう。僕は信じている。
優しさや、いたわりが利己主義の冷たさを漂白して、暖かな彩りをもたらすことを信じている。
ちょうど1ヶ月前、高校の卒業式でこの歌が歌われた。今日からそれぞれの新しい日々が始まっていく。自分を大切に思う心を失わなければ、きっと他人をいたわる気持ちもなくさないはずだ。
There is a will, there is a way!!
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