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2012年4月 9日 (月)

先発完投

僕のブログは放射能や原子力の話題を書くと、通常の倍のアクセス数になる。

最近は、自重しているわけではないが、書く気力が湧いてこず普通のブログになっている。故にアクセスもだいぶ沈静化し、普通の塾ブログみたいになってきた。

ずっとモヤモヤ感が続いている。花粉症が始まったということもあるのだが、水面下で何かとんでもないことが進行してしているような、そういう不安のモヤモヤ感である。

二日続けて不思議な夢を見た。僕の家は代々続いてきた百姓で、僕で18代目なのだが、その夢というのは、僕が仏壇の前で、ご先祖様の位牌に一生懸命文字をしたためている夢なのだ。消えかかっている戒名を書いたり、苗字を書き足している夢なのだが、生まれてこのかた、こんな夢を見たことがない。

供養がたりないせいなのか、もしくはご先祖様の何かのメッセージなのか、二晩も連続して見ると気になってしまう。

ところで、1年前から放射能警告ブログと化した僕のブログだったが、1年間で僕のブログを訪問して頂いた数が40万件を越えた。延べ人数40万人の方が1年足らずで、僕の拙い文章を読んで頂いたことに、本当に本当に感謝で一杯である。

昨年はほとんどライブもやらず、百姓仕事もままならず、塾の仕事と、高校の授業と、そしてブログを書き続けてきた1年だった。ふと思いだしたが、昨年は父親の21回忌も、祖母の11回忌もやらないでしまった。そんなこともあって見せられた夢だったのかも知れない。

朝から夜中まで働き、酒もタバコもやらず、ギャンブルをやるわけでもなく、旅行もせず、車も22目の軽トラックに乗り続け、築40年になる自宅を自分でリホームし、節約生活を続けてきたにもかかわらず、息子たちを大学に入れるお金さえ蓄えることが出来ない自分は、何をやっているんだろうと思ってしまう。

人に頼まれれば嫌とは言えない性格なものだから、お金にならない仕事ばかりを引き受けてしまう。お人好しが服を着て歩いているような男である。

しかし絶体絶命のピンチには、僕は間違いなく見えない力に支えられてきた。これだけは自信を持って言える。決して裕福な暮らしではないが、教育に関する限りにおいて、偶然を越えた支援を与えてもらってきた。家族や息子たちにとっては、どうしようもない父親であるが、教育の神様には愛されているようだ。

こんなことを書くと生意気なやつだと思われるかも知れないが、僕は教え子たちの未来をいつも真剣に考え、何処に道いびいてやれば輝けるかをいつもいつも考え模索している。

ご父兄からは、数学の点数が・・・・、とか英語が伸びないんですが・・・とか、お叱りを受けるかねごんだが、間違いなく生徒の生きる強さのステージみたいなものを、上昇させているという自信はある。

今年は、奇しくも先生と呼ばれる仕事について30年目を迎える。野球でたとえるならば、いつも先発完投を目指してきた。50も過ぎ、中継ぎや、コーチ兼任の年令になったが、先発完投ができなくなったその時は、きっぱりと引退するつもりだ。

まだまだ体力・知力を鍛えなければならない。

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