楽しくなきゃいい言葉は生まれない
8時から5時まで会社で働くという会社勤めを、一度も経験したことがない。
アフター5で夕方から赤提灯で、上司や会社の不満を肴に、酒を飲むという経験も殆ど無い。好きな仕事をマイペースでずっとやってきた。
決してお金に恵まれた人生ではなかったが、お金に支配される人生でもなかった気がする。
塾生や勤めている高校の教え子達からは、「先生は自由そうでイイですね」とよく言われる。確かに好き放題にやらせてもらっている僕の日常は、自由と言えば自由である。
僕の自由度は、自分で決めてきた。休みがないとか、お金がないとか、そりゃ言い始めればきりがないだろうけれど、日々言いたいことをいい、やりたいことをやれる人生に感謝をしている。これでお金が・・・などと言うのは、バチが当たるというものである。
悩みがないと言えば嘘になる。煩悩の塊である。しかし、根っからの楽天家のせいか、逆境になればなるほど、その状況を楽しんでいる節が僕にはある。
きっと家族の愛が僕をそうさせてくれているのだと思う。女房や息子達は、決して僕がやることに反対をしない。喜んではいないだろうが、懐が深い。自慢の家族である。
彼らにも言い分があるのだろうけれど、どさくさ紛れに許してもらっている。
「いったい誰のお陰で飯が食えると思うんだ!」なんていう言葉を発するオヤジが世の中にはいるらしいが、僕は冗談にも言えない(‥苦笑い)。飯が食えないときは、家族に一杯支えられてきた。
息子たちには、人生を楽しんでいる親の姿を見せたかった。大人になることが素敵だぞと言いたかった。なんの教育方針もなく、二人の子どもを育ててきてしまったが、それだけは息子たちに伝えたかった。
僕は、言葉は人生を創っていくと思っている。楽しくなきゃいい言葉は生まれない。僕はそう思っている。
このブログが一人でも多くの皆様の心に届いていただければ幸いです。
応援のワンクリックをお願い致します。
« ちっちゃいはるまつり | トップページ | これからが正念場だ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- せっかくの人生だもんね(2018.07.05)
- 長旅から帰ってまいりました(2018.05.04)
- 神様を信じている人と信じていない人の違い(2018.04.26)
- 4761回目のつぶやき(2018.04.11)
- 流転(2018.03.25)
かねごん先生、こんにちは。
【大人になることが素敵だぞと言いたかった。】
いつもこどもに伝えたいと思っています。
私自身は親に束縛され服従させられていたので、早く大人になりたかった。
でも、今はこどもの居心地の良い世の中のせいか、大人になりたがらない(苦労を避けたい)人が多くなっているように思います。(そして、大人になれぬまま親になってしまっている人達も多いのでは?)
20代より30代の方が充実していたし、40代の今の方がそれ以上に自分が好きになれた。
歳を重ねることを「価値が下がる」(特に女性に関して)という風潮にはずっと抵抗していきたいと思っています^^
かっこ良くって、素敵なおばあさんになりますとも!
(かねごん)
しろ様コメントを頂きありがとうございます。
大人が輝かなければ、子どもたちも輝きません。
みんなで素敵な大人でいましょう!
投稿: しろ | 2012年3月11日 (日) 12時19分
おはようございます。
「懐が深い、自慢の家族」
旦那にそう思ってもらえたら妻としては本当にうれしいでしょうね。
私もそういってもらえるようになろう!!(^^)
私も根っからの楽天家なので、逆境が来ると乗り越えれば倍の幸せが来ると信じて生きています。
今は育休中なので、毎日愛息と主人を見ながら幸せを噛み締め感謝して生きています。もちろん育休をくれている会社にも同僚にも感謝しています。
幸せハードルを少し下げるだけで楽しく生きれそうなのに、どんどん高くしてしまうのは人の“欲"なのでしょうね。
親といえば、ずーっと一緒にいても、喧嘩してもそれでも仲の良い両親のような夫婦になりたいと思っています。
子供は両親を見て感じて育っていくのでしょうね。
子供に私たち夫婦のような家族を作りたいと言われるように生きていきたいです。
(かねごん)
よっし~おはよう。
全くその通りですね。子どもに、「パパとママのような大人になりたい」と思われるような大人でありたいですね。
投稿: かねごん2 | 2012年3月14日 (水) 09時30分