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2012年3月13日 (火)

禁断の命題

「頭の良さは遺伝するんでしょうか」

何度も尋ねられてきた質問だ。

僕の女房は、シュタイナー教育をベースにした親子幼児教室を自宅でやっている。ということで僕もほんの少しはシュタイナーのエッセンスを学んではきたが、女房の読書量にはかなわない。

しかしここでただしっぽを振るのも癪なので、僕なりに咀嚼してきたシュタイナー学をベースに、今日は上記の禁断の命題にあえて進言してみたい。

シュタイナー教育関連の書物には、魂とか前世とか未来生などという単語が飛び交うものだから、シュタイナー教育をカルト宗教か何かと思われる方も世間には多い。実際はいかなる宗教ともリンクしていない。

まあただシュタイナー先生はドイツの方なので、キリスト教的な雰囲気が漂っていない分けではないが、キリスト教の一派などではない。独立した教育思想だ。

子どもが現世界に降りてくる時に(つまりは生まれてくる時に)、子どもたちの本質は自分の前世の反省を踏まえた上で、自分の親となるべき縁を選び生まれてくる。

過去生で両親の溺愛を受け、人生の目標をからそれてしまった魂は、ひょっとすると未婚のお母さんを選び生まれてくるかも知れない。経済的に恵まれすぎ、堕落してしまった魂はあえて貧困を選択して生まれてくるかも知れない。その逆だってあるだろう。

学術面や芸術面で、世の中に貢献したいと願う魂のグループは、ひょっとするとそういった方面に理解を示す親を選んで生まれてくることもあるだろう。そういう意味では、親の感性や指向性が子どもの能力に影響を与えることは大いに有り得ることであり、遺伝子に刻まれたDNAが何らかの触媒になることは否定出来ないだろうと僕は考えている。

塾教師を30年やって来て言えることは、ずば抜けて優秀な子どもの親御さんは、優秀かと言えば、必ずしもそうとは言えない。しかし、親子を見ていると、言語能力や運命的傾向が類似することは、否定出来ないようだ。

言葉は運命を創って行く。

かの吉田松陰が妹にあてた書簡で、次のようなことを述べている。

「人の子のかしこきもおろかなるも、よしあしきも、たいてい父母の教えによる事なり」と。

学校が悪い、社会が悪いと言い放つ前に、心を寄せるところがあるようだ。

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