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2012年3月

2012年3月30日 (金)

本年度の指導が終了

本年度のすべての指導が終了した。

塾は明日から3日間休みである。がしかし、僕はめちゃ忙しい。あすは卓球の東北選抜。日曜から月曜日にかけては、納税組合長として一泊の移動総会。添乗員のごとく気が抜けない。

昨日ようやく地デジのチューナーを買ってきたが、アンテナの位置がまずいのだろう、音声がでない。本日屋根に登ってみたが、高所恐怖症の僕には、やはり微調整は無理だった。ゆえに明日からはテレビが見れなくなる。

僕はいいのだが、母はNHKの連ドラを楽しみにしている。明日電気屋さんに頼むことにしよう。

それにしてもアナログを廃止しようなんて陰謀は誰が考えだしたのだろう。また余計なお金が飛んで行く。ふ~。

昨日次男坊が原付のバイクの免許を取ってきた。4月からバイクで通学するのだと言う。先日も書いたが、昨年からの放射能関連出費で僕はお金がない。

スクーターといえでも20万円近くはする・・・・・。

母が孫に買ってあげるらしい。ついでに僕にも新しい軽トラックを買ってくれないだろうか・・・・。ん~それほど世の中は甘くないらしい。

それにしても放射能による精神的負担、経済負担の賠償請求は、東電に訴訟を起こさないとダメらしい。それとてお金がかかる。

将来放射能による疾患が生じた時に、泣き寝入りをしないためにも、訴訟をする準備や勉強会は必要だ。

一度原子力が暴走してしまうと、電力会社が原子力で儲けてきたお金など一瞬にして飛ぶ。全く経済メリットがないことを思い知るがいい。

明日で高速道路の無料化が終わる。ガソリンも高騰している。ますますボランティア等の支援活動が大変になる。馬鹿政治家どもは相変わらず、机上のお茶会ばかりだ。

血圧が上がる・・・・。

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2012年3月29日 (木)

電話が欲しいわけではないけれど・・・

高校入試の合格発表から2週間が過ぎて、残念ながら合格できなかった生徒が、今日塾を訪れてくれた。2週間の生徒の葛藤を思うと、熱いものがこみ上げてきた。

黙々と英語の勉強をしていった。来月から僕が入った高校に入る。

今回の受験で一人だけが公立高校の受験に受からなかった。しかし彼は大丈夫だ。人間力がある。

僕は自慢したいことがある。僕の塾では落ちた生徒が必ず自分で塾にやって来る。小学生も中学生も。

僕が強制したわけでもないし、塾生に言ったこともない。今日はじめてブログで書いている。

逆に残念なことがある。

近年毎年1,2名、受かった後に、電話1本くれることもなく、そのままの生徒がいる。家庭や本人の自由意志なので、僕がどうこう言うことではないのだが、そういう塾生の家庭に限って、塾に通っていることを友達に隠したりしている。

仮に僕が自分の子どもを塾に頼んでいて、息子が合格したならば、電話も入れない、顔も出さないというのは考えられない。

10年前まではそのようなご父兄や塾生は一人もいなかった。他の塾の先生に聞いたところ、やはり近年、合格の後、音沙汰無しの生徒がいるという。

落ちた生徒は別にして、受かった生徒に塾から『合格おめでとう』コールをわざわざするほど、僕はサービス精神が旺盛じゃないし、落ちた生徒が一人でも出れば、申し訳ないがそんな気分にもなれない。

こんなことを書くと、「月謝を払っているんだから、受からせてくれてることが当然のことで、そっちからおめでとう電話を入れるのが筋だろう」と思っている方がいるかも知れない。

しかしである。親のそういった態度は、間違いなく子どもが真似ていく。

人はお金だけで動いてくれる生きものだと思ったら大間違いだ。そのことだけは言っておきたい。

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本当の支援を

自殺者:被災地の長期支援必要

 9日公表された11年の自殺統計で、「震災関連自殺」は被災3県などで55人に上った。月別の推移を見ると、統計を取り始めた6月が最多の16人で、その後は減少。岩手、宮城、福島の被災3県の自殺者総数も計1409人と前年を15%下回った。だが新潟県中越地震(04年10月)では、被災地の自殺者は震災直後に一時的に減ったものの、2年後から増加に転じた。専門家は「東日本大震災でも同じ推移をたどる危険性がある」と、長期的な支援が必要と指摘している。

 中越地震後の自殺概況をまとめた新潟県の「こころのケアセンター」によると、同県内の自殺者は▽03年833人▽04年766人▽05年718人▽06年738人▽07年767人と推移。自殺者は04年の震災直後には減少したが、06年から増加に転じた。背景には、仮設住宅に入居しても2年をめどに退去しなければならない法的制限など、生活基盤が十分に再建できないまま行政支援が打ち切られる事情があると推測されている。

 95年から16年連続で自殺率が最も高い秋田県で、自殺対策に取り組むNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」の佐藤久男理事長(68)は、昨年4月から毎月、岩手県沿岸の釜石市や大槌町などで相談会を開いている。

 「命は取り留めたが、気持ちは墓の中にいるようだ」「仕事がなくなって生活が立ちゆかない」。佐藤さんは、気丈に生活しているように見える相談者の言葉の端々に、深い悩みを読み取る。切実な声を聞き、潜在的な自殺願望を払拭(ふっしょく)するには長い時間がかかると感じているという。

 被災者の電話相談など支援活動を続ける全国自死遺族総合支援センターの杉本脩子代表は「中越地震などの事例を見ても、震災のショックが癒え現実に向き合い始めた時に自殺のリスクが高まるのは明らか。長期的な支援が必要だ」と話している。【鈴木梢】 毎日新聞

日本人は、自分の意見を強く言わない。忍耐をしてしまう。プライドや挫折感が複雑に絡み合い、袋小路に彷徨ってしまう国民性があるようだ。

生活が苦しくても、迷惑をかけたくないと生活保護を申請しなかったり、自分では介護が到底無理なのに、行政に援助を頼まないケースが多い。

今回の震災で、生活苦に陥るのは恥でも何でもない。今まで必死に働いてきた方々を、今支援しないで、いつ支援をするのだろう。公の支援が本当に遅すぎる。民生員やボランティアの活動では限界がある。

命を救うプロジェクトを早急に国は立ち上げなければならない。

テレビもそうだ。まるで被災地の復興が順調に行っているような、そんな錯覚を与える、特番やお笑い番組ばかりだ。情けない。

僕は多くの涙を見てきた。だから書き続けている。

訳の分からないNPO法人なるものを立ち上げ、支援と称して国からお金を巻き上げ、私服を肥やすものもいる。本当にお金が必要な人にお金が行っていない。

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2012年3月28日 (水)

まだまだ春は遠い

京電力福島第1原発事故に伴う旧緊急時避難準備区域の福島県南相馬市原町区の住宅で2月下旬、この家に住む女性(69)と長男( 47)が相次いで死亡しているのが見つかっていたことが27日、分かった。県警が2人の死因などを調べた結果、凍死の疑いもあるとみており、周囲が2人の異変に気づかない「孤立死」だったとみられる。

 市によると、親子は2人暮らし。民生委員が、2月に近所の住人から「最近女性の姿を見ない」との情報提供を受け、女性の次男に連絡。次男が女性宅を訪ねたところ、2人が死亡しているのを見つけた。民生委員が1月に訪ねた際には2人と面会できなかった。

 昨年8月、地元住人から「母親に不自然なけががある」との通報が寄せられ、南相馬市と警察が調査したが、不審な点はないと判断。準備区域が解除された9月ごろに女性が「仙台市の次男宅に引っ越す」と説明したため、市はその後、状況を把握していなかったという。

 住宅は3階建てで、以前は1階が店舗だったが、夫が数年前に死亡した以降は閉店状態だった。

 近所の男性(70)は「2月中旬ぐらいに女性が近くを歩いているのを見たが、誰か分からないくらいやせていた」と証言。男性は「(女性の)親族から『長男が亡くなって1週間くらいして母親も亡くなったようだ』と聞いた」とも話した。

 (共同通信)

様々な支援が被災地で行われてきた。多くのボランティアの方々が、支援の手を差し伸べてくれた。

しかし国の方はどうだろう。書きたくもない。最悪だ。

自分のことは自分で守るしか無い。国を当てにしていたら、家族の命が守れない。食べるものもなく、暖をとることも出来ず、哀しい人生の最後を終えることが、この国であってはならない。

被災地にまだまだ春は遠い。

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また77が出始めた

 今日3/273/263/253/243/233/22全参加数
総合ランキング20968位 20797位 21812位 20530位 19505位 21916位 21820位 610814サイト
INポイント0 30 40 0 40 30 20 160/週
OUTポイント0 40 50 10 40 50 30 220/週
教育77位 76位 83位 77位 67位 81位 77位 5292サイト
塾教育12位 11位 12位 11位 10位 14位 13位 502サイト

僕のブログが参加しているランキング表なのだが、全国教育ランキングが今週、3回も77位になっている。また現れだしたぞ77の数字が。

この数字が頻繁に現れ始めると、僕の身辺は何かと忙しくなる。

貧乏話にうつつを抜かしている場合ではなさそうだ。最近地震がまた頻発し始めた。ここは77の神様にお出まし頂き、なんとか沈静化してもらおう。

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雪解け水

今日はこの曲を聞きたい気分です。

このジャケットを見ると、僕の想念は一気に遠い過去に飛んで行く。石川啄木の歌集『一握の砂』と1万円で買ったヤマハのフォークギターを抱えて、裏山の切り株に腰掛け、何かを妄想していた中学生の僕は、間違いなく自分の未来を見ていたのだろうと思う。

果たして自分が選んだ今の人生が、ベストだったのかは本当は知るよしもないが、結構ドキドキのおもろい人生だと思っている。

今日は実はちょっと疲れた。天候が急に寒くなったり、雨が降りだしたりするものだから、心が急にアンニュイになったのかも知れない。

ようやく雪が解け、黒い大地が日差しに輝きだした。町をながれる川も、雪解け水が流れだし、少しだけ水かさが増し始めた。

今日、最後まで残ってくれていた中学3年生の指導が終った。気分がブルーなのは、それもあるのだろうな。

一関一高に入る新入生が、いっぱい両手に袋をさげて歩いていた。指定靴や運動着等の販売だったのだろう。各中学校の制服を着ていたけれど、きっと今日が最後の制服なんだろうな。

来週は入学式だ。季節は早い。

《塾からのお休みのお知らせ》

3月29日(木)~4月2日(月)まで、通常のゼミはありません。また3月31日(土)~4月2日(月)の間は、春期講習もありません。新年度の授業は4月3日(火)よりスタートします。

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2012年3月27日 (火)

がちょ~ん

先日走行距離が16万キロを越えた女房の軽自動車を車検に出したのだが、予想通りかなりの修理費がかかった。クラッチ板の交換や、サイドブレーキ等、総額20万近く。

「僕の通帳から下ろしていいよ」と言って出かけた僕だったが、自宅に帰ると女房が浮かぬ顔。

記帳をしてみたら残金が13000円!がちょ~ん。

昨年末から様々な支援活動を決行したがため、かなりの持ち出しが多かった。故にこの状況。昨年は農業も放射能の影響でかなりの赤字。そんなことはお構いなしに、次々とボランティア支援を決行する女房。一度こうだと言明すれば止まらないのが我が暴君いや失礼細君。

まあお金は天下の回りもの、いつの日か我が家にも経済の春が来るかもしれないと念じつつ、忍びがたきを忍び仕事に打ち込むかねごんパパである。

いつもなら幾人かの入会がある季節だが、今年も昨年同様3月に入ってからの入会申し込みはまだ0人。春期講習も昨年同様新中3年生の受講が0人。

被災地岩手の状況は、ボディーブローのようにじわじわと一般家計を苦しめている。経営戦略云々の問題なら、長年の経験で打破出来るだろうが、今回の震災後の東北は、ちょっとやそっとでは泥沼から這い出せる状況ではない。根性を決めてやるしかないだろうと思う。

昨年の経済危機は、息子に助けてもらった。今回は、我が家の大老である、我が母に融資をお願いすることになるだろう・・・・。

来月の見通しは、明るい。僕はそう信じている。さあ働いてくるか。

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夜空の神秘

昨日の夕方6時30分頃、2階の教室の窓から、西の空を眺めると、三日月の上と下に星が並んでいた。金星と木星が月を挟んでまっすぐ縦に並んでいたらしいのだが、とても神秘的だった。

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ずっと嫌なことばかり続いていた1年だった。この偶然が、幸運の兆しであって欲しい。

もしやと思い、5億円が当たる復興宝くじの当選番号を確かめたかねごんだったが、6000円分買って、3600円の当選金額だった。残念・・・・・

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2012年3月25日 (日)

価値感の蹂躙

昨年の震災以来、シュタイナー教育関連より多くの支援を頂きました。また個人的にもブログの読者の皆様、友人の皆様より多くの支援を当塾にいただきましたことに感謝申し上げます。

大変貴重なものや高価なものまで物資両面にわたり頂戴しましたことに、この場を借りて御礼申し上げます。

小さなお子さんがいる親御さん方の不安は計り知れません。いたたまれない不安との戦いだったと思います。

この町に住んでいていいのだろうか、そんな葛藤と戦ってきた家族も多いことでしょう。僕は気休めに「大丈夫」とは言いません。言えません。

広島原爆の40倍とも50倍とも言われる放射能物質が降り注いだ東北が、安全だと言い放つ方が尋常を逸脱しています。

日本の教育機関のトップも、原子力関連のトップも、すべて利権という蜘蛛の巣に、がんじがらめになった無責任集団であることが、明白になりました。

正義とか誠とか、そういったものが不在の政治が、ここまで機能してきたことが不思議でなりません。

実は我々国民は、中流と言う名の冠をかぶらされた、政治難民だったのではないでしょうか。朝三暮四の四字熟語を地で行くような、そんな政治に価値観を蹂躙されていたような気がしてならないのです。

僕は、今が教育を変える時だと思っています。

全ての生徒が、まるで平等であるかのような不平等の教育。能力格差を完全に無視した小学校や中学校のカリキュラム。

できない生徒には、プリントを出せばいいという教育は、終焉を迎えなければならないと思います。優秀な生徒を隔離し、伸ばそうという発想ばかりで、底辺の子どもたちの救出を考えない教育に未来はありません。

学校がつまらないところではいけないのです。あれだけの国家予算を費やして、つまらない場所ではいけないのです。義務教育であるべき学校が、不登校の生徒をそのままほっておくような国だから、国力が低下していくのです。そうじゃないですか。

生意気なようですが、僕は生徒の魂と向き合っています。表面的な成績やテストの結果は二の次です。そんな塾があってもいいじゃないですか。

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人一倍大きな声で君が代を毎年歌う

大阪府教委は、2月に行われた府立高校の卒業式で、国歌斉唱時に起立しなかった再任用の男性教諭(61)に対し、「勤務実績が良好でない」として、来年度の再任用を更新しないことを通知した。

 教諭は「処分は納得がいかない」として、府人事委員会に不服申し立てを行う予定。

 教諭によると、卒業式当日は勤務日ではなかったが、校門前で、起立斉唱を求める職務命令に反対するビラを配布。式では職員席に座り、国歌斉唱時に起立しなかったという。

 府教委は9日、この教諭を含め、起立しなかった府立高14校の17人を職務命令違反で戒告処分とした。教諭は定年退職後に1年更新で採用される再任用の教員で、処分前には、来年度の更新が決まっていたが、取り消された形となった。  読売新聞

僕は右翼思想でも左翼思想でもないが、毎年この国家斉唱不起立問題には腹ただしさを感じる。個人の思想的自由というものは確かにあってしかるべきだろう。しかしである。公立の教師は、自分の意志で公立教師の採用試験を受けたのだろう。自分の給料がどこから出て、自分の立場が、国家という寄らば大樹の陰に存することを意識しない人間のはずがない。

君が代を歌いたくない。卒業式にそのために起立をしたくない。それなら教師をやめて、自分の意志なり思想なりをアジテーションするがいい。自分の身分は守りたい。しかし生徒や児童に国家斉唱はやらせたくないというそのジレンマを、不起立という子供じみた行動で示すのは、僕はお門違いだと思っている。

僕の知っている方で、国家主義の教育体制が嫌で、学校の教師をやめ、土建業をやっていた方がいた。賛否両論があると思うが、僕は立派な選択だと思った。

僕は今でこそ私立高校の非常勤講師をやっているが、教員採用試験を一度も受けたことがない。俗にいう大企業というところも受けたことがない(受ける前に大学名で弾かれた)。

僕は国家主義は大嫌いだが、卒業式では人一倍大きな声で君が代を毎年歌う。

理由はいたって単純だ。この国が好きだからだ。

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2012年3月24日 (土)

春到来、お薦めのアーチスト

受験指導が終わりホット一息。僕が最近軽トラックの中で聴いているのはSHANTIのアルバム。ジャズを歌わせても抜群の雰囲気を醸し出す彼女、僕の一押しのシンガーです。

僕は飯より音楽が好きです。ギターを弾いている時が至福の時かもしれません。だからこんなふうに楽しいそうに歌っている人をみると嬉しくなります。

若い頃、僕は哀しい歌ばかり作っていたような気がします。でも子どもが生まれパパと呼ばれるようになってからは、音楽キャラが変わりました。

音楽は字のごとく音を楽しむものだと思います。

そして勉強もそうですね。楽しくなければ長続きはしません。

ちなみにSHANTIのアルバムでジャズを堪能したい方は、Born to Sing が超おすすめです。

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農家はため息をつく

昨夜からのドカ雪で、今朝は一面の雪景色だ。

松の枝吊りを外した家もあるというのに、また真冬の風景になってしまった。放射能の汚染の影響で、のんびりと牧草で牛が草を食べる風景が僕の地域では消えた。

1年前の高濃度の汚染草が、行き場所がなく今だに堆積されたままになっている。

野焼きをしないで!ネット上は何度も何度も警告されてきた。

お年寄りだけの家では、ネットなどやっていない。刈り取った草を運ぶ体力もない。多くのお年寄りは為す術もなく、高濃度の草を焼いてきた。

田んぼの土手に焼かずに放置された草は、カメムシの格好の繁殖地になってしまう。このジレンマに農家はため息をつく。

ネットで公開している全国の空気線量を見るとわかるが、北は札幌から南は宮崎まで、日本全土の空気線量が0.1マイクロシーベルトを超えている。国内すべてが汚染されてしまった。

0.1を下回っているのは、沖縄だけだ。福島の問題は、東日本だけの問題じゃない。

原子力をまだまだ稼働しようとしている。これほどまでにこの国は愚かだったのか。がっくりだ。

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2012年3月23日 (金)

感動が命を繋いで行く

5歳で家族を失くし、10年間一人で生きてきた青年が、歌の感動を与えてくれます。今宵どうぞ泣いてください。

人が生きていくため必要なものは、僕は感動だと思っている。その感動がきっと何かを動かす。

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今年度募集する学年は・・・

今日は僕が主催している塾のお話をします。一応塾ブログなので・・・・。

僕が指導しているのは、小学4年生から大学受験を目指す高校生までです。中学生までは全教科、高校生には英語と論文指導、そして時に人生相談にのっています(こっちがメインの時が多いですが・・・)

形態は集団個別指導というやつで、簡単に言えば江戸時代の寺子屋と思って頂ければいいです。学年やレベル分けはいっさいおこなっていません。

日本の最難関大学や国立大の医学部を狙う高校生が居れば、通信簿が、1・2・1・2の軍艦マーチを奏でる生徒もいます。一度に僕が指導出来る人数は、30年培ってきたテクニックを要しても6人が限界です。なにせ学年もやる教科もバラバラですから。

いいのか悪いのか、月謝が安いことで僕の塾は有名なようです。チラシもまきませんし、DMなどという洒落たこともしません。言ってみれば口コミが命の塾です。宣伝費が0円に限りなく近いがゆえに、月5000円という月謝をキープしてきました。

今度消費税が上がるような状況です。すると紙代や種々のリース料も上がります。今の月謝を維持することが、困難になったときは正直い言います。「1000円上がったから塾をやめる」なんて言わないでくださいね(・・・笑い)。よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

ということで、もうすぐ新年度が始まります。

今年度募集する学年は、新中学1年生、新中学3年生、新高校1年生、そして若干の小学生です。その他の学年はそんなに人数が多い分けではありませんが、都合上入塾は欠員待ちとさせて頂きます。よろしくお願いいたします。

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2012年3月22日 (木)

すべてNOだ

「かねごん先生、セシウムを分解する薬はあるんですか」

「福島第一原発の4号機が爆発したら、岩手県も避難地域になるんですか」

「100ベクレルの食材って大丈夫なんですか」

「0.2マイクロシーベル卜っていう空気線量は安全なんですか」

「放射能って大人は大丈夫なんですか」

答えは全てNOだ。2番目の質問に関しては、国は避難地域に指定しないだろうが、住むことはできなくなる。

岩手県は四国と同じ広さだ。同じ岩手県と言っても、放射能値は市町村によってだいぶ違う。よって人体が受けるダメージもそうだ。

花巻市や北上市から僕の住んでいる一関市に来られる方の多くが口にする事だけれども、東北高速道路を南下してくると、前沢インターを過ぎた辺りから、頭が重く感じると言う。逆に僕は国道4号線を北上すると、金ケ崎を過ぎた辺りから目のショボショボ感が無くなる。

兎にも角にも内部被曝を避けるためには、疑わしきものは口にしないことだ。このブログで何度も述べてきたが、食べて良い世界基準は10ベクレル以下だ。100ベクレルや当初日本政府が表示した500ベクレル以下というのは、あり得ない。

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がんばれ石巻工業

春の甲子園が始まった。

石巻工業の阿部翔人くんの選手宣誓に涙が溢れました。素晴らしい宣誓でした。

宣誓をくじで引いたのは、神様の采配だったのでしょうね。

彼の家も津波で崩壊しました。石巻工業も被災しました。すべての野球道具が津波で流された野球部が、今日甲子園の舞台に立ちます。

がんばれ石巻工業!

 

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2012年3月21日 (水)

ワークショップのお知らせ

あの大地が大きく揺れた震災から一年が経とうとしています。

多くの方が悲しみ、地震と放射能に不安な一年を過ごされたのではないでしょうか。

放射能の数値に心を乱されるだけでなく、心と身体のバランスを取り戻し

自らを守る工夫をお伝えしたいと思います。

今回は個別対応の時間を前回より多くとりました。

ご希望の方はお申し込みください。

3月25日(日) 一関市川崎生涯学習ステーション(川崎公民館)

http://www.nihon-kankou.or.jp/soudan/ctrl?evt=ShowBukken&ID=03426cc3360145009

10:00~受付

10:15~12:00健康オイリュトミー

1:30~2:30アインライブングなどのお話

その後、個別にオイリュトミー、アインライブングのセッションを行います。

参加費 健康オイリュトミー、アインライブング、個別セッション各500円

*オイリュトミー講師 石川公子

身体を動かすことを通して、私たちは生命の躍動感と心の開放感を得ます。

放射能に対して私たちの生命力、免疫力を高めるとともに、健康への不安、未来に対する不安に対して心の中心を強める練習を行ないます。

*オイルマッサージ(アインライブング)療法 講師 鶴田史枝

リズムと温かさは人を健やかにします。

心身ともにとても不安定な日常から子供たちと家族を守る覆いとして、呼吸と睡眠のリズムを整える方法のひとつです。

*このワークショップは、「教育・芸術・医療でつなぐ会」のご協力により行なっています。

お問い合わせ、お申し込み

シュタイナー こども教室 風と虹

       金田 080-1827-2514

       kazetoniji@flute.ocn.ne.jp

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九州産食材に感謝!

昨日は僕の自宅で開催した、『風と虹ちっちゃなはるまつり』に多くの方においで頂き、本当にありがとうございました。

九州より搬入しました、ダンボール20箱分の野菜をはじめとする食材がほぼ完売しました。心より感謝申し上げます。

「あ!きのこだ!久しぶりに食べれる」

「ネギがいっぱい。今夜は久しぶりに鍋にしよう」

「九州の地卵だ!」

大げさではなく、歓喜の声が上がっていました。

幾人かのブログの読者から、野菜があまったら譲っていただけませんかというメールを頂きました。誠に申し訳ありません。今回残りました食材は、長野産22年度米の真空パック5キロ詰め玄米(2350円)が10袋のみでした。

今回は本当に遠くから来ていただきました。ネットや口コミの威力に、驚くとともに、なにか身が引き締まる思いがしました。

北上から来られたうら若き女性の方に 「ブログに載せてあるかねごんさんのイラストから、強面(こわおもて)のおじさんを想像しましたけど、違ってました」という、微妙なお褒めの言葉を頂きました(笑い)。

お客様より「いつもやっているんですか」と言われましたが、これをいつもやったら、間違いなく3度目ぐらいには家族が倒れると思います。ゆえに今度は6月を予定しております。楽しみにしていてください。

ところで、お昼に出すカレーが、目を離している隙に焦がしてしまうというハプニングが生じ、大変ご迷惑をおかけしました。

今回多大なる援助をして頂きました、ますみちゃんのお母さん、けんちゃんのお母さん、本当にありがとうございました。

最後になりましたが、今回新鮮な野菜を提供して頂いた九州の宇城市の皆様に心より感謝申し上げます。多大なる支援に胸が一杯です。ありがとうございました。

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2012年3月20日 (火)

2者択一の世界に生きている

僕ら塾屋は、塾生を合格に導くことが仕事ではあるが、競争心を煽ったり、勝ち負けを決める勝負のアシストをやっているわけではない。

勉強がつまらない。勉強が面倒くさい。そういった生徒を指導することは実に難しい。何十年やってきても、有効なマニュアルなど構築できない分野である。だからやりがいがあるのかもしれない。

塾に来たくないのに、無理やり連れてこられた生徒は一発でわかる。部屋で寝ていたのを叩き起こされてきた顔。見たいテレビ番組があるのを連れてこられた顔。成績が上がらないと叱られた顔。

いろんな憮然とした顔と直面する。そんな日は、もちろん本人は塾どころではない。

「今日は何をやりますか」

「何でもいい」生徒は家の延長線のままの感情である。

机に座って5分もしない内に、もう時計を気にしている。

現代っ子は快楽主義だ。ゲームにしてもケータイにしてもそして恋愛にしても、快楽を一番に重視する。つまり面白いか面白く無いか、その2者択一の世界に生きている。

テレビで洗脳されてきた習慣性は、まるで脳髄まで染みこんでしまっているようだ。

僕は一人っ子で、小さい頃は両親が共働きだったから、遊び相手もなくテレビが友達のようなものだった。テレビは受動的で、快適で、そして退廃的だった。どんどん気力を吸い取られていった。

お馬鹿だった僕が、高校生になって勉強する集中力が生まれたのは、テレビと決別する決心ができてからだったと思っている。それ以来、インベーダーゲームが誘惑してこようが、大学時代に入って、エロビデオが誘惑してこようが、僕はテレビ画面の前に座ることはなかった。

かつての記事でも書いたが、僕は15の夏から大学を卒業するまでほとんどテレビを見ることはなかった。金八も知らなかったし、おニャン子クラブも知らなかった。

大学時代はバイトと音楽と文学と、そして現在僕の女房になっている彼女がいるだけで、充実した毎日だった。

やばいやばい僕は何を書こうとしているのだろう。脱線してしまった(笑い)。

つまり何を言いたいのかと言えば、テレビや種々の動画的画面は、受動的すぎて、子どもたちの集中力や感性を鈍らせてしまうということを言いたいのである。もちろんその中にはケータイも含まれる。

故にサテライトと称して受験指導をするシステムも僕は好きじゃないし、パソコン塾も好きではない。受かれば良いだろうという発想にはなれないのである。

要領の良さを鍛えるのがもし塾の使命だとしたら、僕は塾をやってはいなかった。

成績が上がれば合格すれば手段はどうでも良いだろうというのは、競争原理の申子の言うことであって、人生の道筋を考えるならば、頑張って落ちた生徒よりも、適当にやって受かった生徒の方が今後が試練なのである。

受かればOK、落ちれば残念という2者択一の世界ではない。

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2012年3月19日 (月)

放射能貧乏

先週申告を終えた。今回は、震災やら放射能対策や除染やらで多額の出費があり、収入が限りなく0円に近かった。

なけなしのお金が更に消えて行った。しかしである、自宅が流されたわけではなく、仕事がなくなったわけでもない。何度も倒れかけてきたかねごんであるが、不死鳥のごとく蘇ってきた。まだまだ老後を迎える年でもいない。前進あるのみである。

16万キロの走行距離を越えた女房の軽自動車を、買え変えることが出来ず、先日12年目の車検に回した。もちろん僕の22年目の軽トラックももうしばらく僕の人生の伴侶となるだろう。

震災後自宅周りの防風林の空気線量が1マイクロシーベルトを越えた。伐採費用及び運搬費用に50万円が飛んだ。しかしお陰で息子の部屋の線量は0.12まで下がった。

水道は井戸水なので、放射能を100%除去する浄水器をアメリカから購入した。これにもだいぶお金がかかった。雨樋も取り替えた。屋根の除染及び、塗装もした。もう一度福島の4号機が臨界を起こせば、一関市も住むことが難しいかもしれないが、とりあえず現状の状態で住むことを決意したからには、環境の改善は不可欠だ。お金がかかるのも仕方がないだろうと思う。

しかし東電も政府も、いっさいの補償はしてくれない。野菜の食材も全て九州から取り寄せている。農家の僕が野菜を買わなければならない今後の生活を思うと正直ため息がでる。

僕は20年来ササニシキ米を、ほぼ無農薬かつ天日干し(ほんにょ干し)で出荷してきた。

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2年前の刈り入れ風景である。しかし昨年は放射能の汚染が心配で、天日干しは断念し、コンバインを頼んだ。結果JAへの販売額がそのまま委託作業料で飛んでいった。今年の申告は、農業収入は70万円の赤字だった。

所得税や市民税こそ払わなくていいだろうが、固定資産税や健康保険税の支払は容赦なくやって来る。しばらく厳しい家計が続きそうだ。

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2012年3月18日 (日)

ブロガー生活ももうすぐ5年を迎える

僕のブログを読んで頂いている25%が東京と岩手の方々である。つまりアクセス数の半分が地元岩手とそして東京人ということになる。そこまでは至極当然な数字だろうと思うが、3位に入っているのが長野からのアクセスである。

リンクを貼っている先生がいるわけでなし、知人や友人がいるわけでなし、長野アクセスが多い理由が分からない。きっとコメントを長野県から発信されている方が多いのかもしれない。ありがたい。ちなみに4位は家内の実家やブログの師匠であるとよ爺先生がいる神奈川県である。5位が大阪、6位が愛知県である。

毎日47都道府県よりアクセスを頂いている。感謝である。

ブロガー生活ももうすぐ5年を迎える。駄文を書き続けてきたことに、ほんの少しの後悔が実はある。夜塾から帰ってきた僕は、自分の息子たちにほとんどかまってあげなかった。その後悔である。

しかしブログを書くことで、少なくとも自分の寿命が5年は延びたような気がする。ブログを書くようになり酒の量が減り、先月からはついにやめた。

30代の頃の僕は毎日へべれけになるまで酒を飲んでいた。それも毎晩。体重も80キロを超え、献血の血液検査をすると、断れる程だった。本当にやばかった。何かに憑依されているんじゃないかと思うほど、酒をやめられなかった。

ストレスだったのだろうと思う。

40代のはじめに痛風の発作に襲われたことが、今思うと幸いだった。あのまま驀進していたならなば、きっとダウンしていただろうと思う。

書きたいことを書いてきた。アルコールに憑依されることはなくなったが、今度は違うものに憑依されている気がする(‥笑い)。

ようやく、本当にようやく寒さが緩んできた。来週は自宅のはるまつりがあるし、その翌日からは春期講習が始まる。昨年はたった1名の受講だったが、今年は7名が受講する。なんと昨年の7倍だ。

雪解けとともにまた放射能の値が市内ではあがってきた。今日計ったところ、一関市は平均して0.2マイクロシーベルトの空気線量になっている。予断を許さない状況だ。

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『ちっちゃなはるまつり』 IN かねごん宅

ようやく庭先の池の氷がとけ、メダカがうじゃうじゃ泳ぎだした。池と言っても一坪もない小さな水たまりのような池だが、環境が良かったのか、たくさんメダカが増えた。

自宅前の水路に自然にもともといたメダカだったが、工事で埋められることになったので、20匹ほど救出してきて池に放したのが、5年ほどで増えた。

今度の3月20日の春分の日に、自宅教室にて『ちっちゃなはるまつり』と称して、九州の食料物産展をやる。当初ほんの少しの食材を売るつもりだったが、家内の手配ミス(正確には連絡ミス)で相当の量が搬入されるらしい。正直ドキドキしている。仕入れの金額が僕の22年ものの軽トラックを十分買える程の金額になってしまった。やばい・・・・(冷や汗)。

放射能の心配のない食材と言っても、地元の農家の方々の中には、いっさい気にかけていない方も多い。ここは遠路はるばる一関市や平泉の方々に来て頂くしかないようだ。安心な食材をお届けしますのでぜひいらして頂ければ幸いですm(_ _)m。

当日販売の袋には仕入れ値段がそのまま付いています。送料分がその値段の30%かかりました。値段の付け替えをやる暇がありませんので、当日は買って頂いた金額に一律30%の送料分を頂くことになります。何卒ご了承ください。利潤はいっさい頂きません。消費税も頂きません。放射能もありません。

それで話は戻りますが、自然のメダカが欲しい方は、池から捕まえて差し上げますので何か入れ物を持て来てください。

雪解けがようやく終ったばかりの山里です。ちょっと不思議な空間だと思います。朝11時より開催いたします。県道筋に目印として戸田さんに画いて頂いたポスターを立てておきますので、目印にしてください。道に迷ってしまった方は、塾の電話番号(このブログのプロフィールに載っています)押してください。僕が救出に行きます。

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紫玉の一枚

ジャズ盤の中で一番好きなレコードはと聞かれることがある。

録音の音、そしてジャケット、そしてプレーヤーの魂を総合すると、マイルス・デイビスのカインド・オブ・ブルーだろうと思う。

きっとこのレコードを持っている人は、ジャズが身体に染みこんでいる人だろうと僕は思う。

昨年震災で電気がなく不自由を強いられた。ガソリンもなく、車も動かすことが出来なかった。電気が来て、最初に聞いたCDがこれだった。

生きているという実感が沸いてきた。

何度聞いても素晴らしい一枚である。

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代価エネルギーの促進研究

政府は、波力や潮力などの海洋エネルギーを利用する発電の実用化に向けて、開発中の装置などの実証試験を行う「実験場」を、2013年度をめどに沿岸海域に設ける方針だ。選定は今後行うが、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の太平洋側などが候補となる見通し。海洋エネルギー資源の活用とともに、関連する研究機関や発電事業者の誘致を通じて地域経済の活性化も狙う。(時事通信)

原子力に頼らずも、代価エネルギーは無限に眠っている。ウランに手を染めてしまった人類の愚かさを、一日も早く取り戻さなければいけない。

この地球上で生かされるていることの奇跡を思えば、僕らは謙虚にガイアーの声に耳を傾けなければならない。そうじゃなければ僕らに未来はない。

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2012年3月16日 (金)

15歳で人生など決まりません

本日高校合格を果たした皆さんおめでとう。

そして残念ながら、受験番号がなかった皆さん、ぜひ今後の人生でリベンジしてください。皆さんの活躍の場所は限りなくあります。だいじょうぶです。

受験勉強はいかがだったでしょうか。辛かったですか。それともやりがいがありましたか。

高校の3年間は、きっと中学校の半分ぐらいのスピードで過ぎ去っていきます。受かってぼ~と喜んでいると、あっという間に大事な時間が過ぎて行きます。

落ちた悔しさに耽溺していると、これまたあっという間に時間が過ぎていきます。前向きにとは言いませんが、自分の新たな目標を設定してください。

過去にこだわるのは時間の無駄です。反省をする暇があるなら、次のスッテップに向かって行動しましょう。

「反省をしろ」という言葉は、僕は大嫌いです。失敗の原因を一番知っているのは本人です。その上に反省をさせられたら、傷口に塩を塗るようなもいのです。

失敗した過去は振り返らずとも、未来の希望で消し去ることができます。

僕は37年前高校入試に落ちました。でもそのことが人生の失敗だったとは思っていません。私立高校でしか出会えなかっただろう素敵な先生に出会うことができました。私立高校でしか味わうことが出来なかっただろう劣等感も味わいました。偉そうに言わせてもらいますが、だから今の自分がいるのだと思います。

勉強が出来ないのも個性だと、僕は本気で思っています。だから僕は塾でできない生徒に、心から馬鹿と言えるのです。馬鹿は馬鹿なりの生き方があるのです。そしてその馬鹿が多くの知恵を持った時に、強烈な武器になるのです。

15歳で人生など決まりません。

中学校の学習内容など、本気になれば半年もあれば習得できます。やれないのは、本人が出来ないと自分に言い聞かせているからです。その負の暗示から脱却する一番の方法は本を読むことです。

ケータイをピコピコやっている場合ではありません。時代は深刻です。しかし知性のネットワークが必ず打開策を生み出します。知性を磨くのには、頭の良さなど関係ありません。

自分をどれだけ信じられるかです。それだけのことです。簡単ですよ。

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吉本隆明追悼

 文学、思想、宗教を深く掘り下げ、戦後の思想に大きな影響を与え続けた評論家で詩人の吉本隆明(よしもと・たかあき)氏が16日午前2時13分、肺炎のため東京都文京区の日本医科大付属病院で死去した。

 87歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は未定。

 今年1月に肺炎で入院し、闘病していた。長女は漫画家ハルノ宵子さん、次女は作家よしもとばななさん。

 1947年東京工大卒。中小企業に勤めるが組合活動で失職。詩作を重ね、「固有時との対話」「転位のための十篇」などで硬質の思想と文体が注目された。戦中戦後の文学者らの戦争責任を追及し、共産党員らの転向問題で評論家花田清輝氏と論争した。

 既成の左翼運動を徹底して批判。「自立の思想」「大衆の原像」という理念は60年安保闘争で若者たちの理論的な支柱となった。詩人の谷川雁氏らと雑誌「試行」を刊行し「言語にとって美とはなにか」を連載。国家や家族を原理的に探究した「共同幻想論」や「心的現象論序説」で独自の領域を切り開き、「戦後思想の巨人」と呼ばれた。

 80年代はロック音楽や漫画、ファッションに時代の感性を探り、サブカルチャーの意味を積極的に掘り起こした「マス・イメージ論」や「ハイ・イメージ論」を刊行。時代状況への発言は容赦なく、反核運動も原理的に批判した。

青春時代、僕の軟弱な文学思想に、強烈なくさびを打ち込んでくれた物書きが他界した。彼の繰りだす言葉は常にアグレッシブで挑発的だった。

彼の代表作である『共同幻想論』や対談集である『相対言論』は今でも僕の座右の書である。彼は自らの書・共同幻想論のモチーフとして、栗本慎一郎との対談で次のようなことを述べている。

『究極的には共同体の彼方にはまた共同体をっていう考え方はってのはなくなっちゃった方がいいんじゃないか、あるいは共同体自体もなくなちゃった方がいいんじゃないかというのがありましてね』とマルクス主義の共同体をやんわり否定している。

高校以来マルクス主義に傾倒した僕の思想を吉本はことごとくぶち壊してくれた。正確に言うならば、中途半端なイデオロギーへの耽溺こそが、自由の喪失だよということを教えてくれた思想家でもある。

フーコから大衆音楽まで、吉本の思索の対象は本当に多岐に及ぶ。僕にとっては父親のような存在だった。

僕が公権力に対して敵対心をむき出しにする習癖は、吉本隆明の影響が大きかった気がする。ひょっとするとこうやって一匹狼のごとく塾屋をやっているのも、そうかも知れない。

1ヶ月以上酒を絶っていた僕だが、今夜だけは供養酒を飲みたい気分だ。

日本からまた一人大思想家がいなくなってしまた。とても哀しい。

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心眼が大切だ

僕は流行というものが好きになれない。どうでもいいと思っている。このブログでも書いてきたが、骨董品や使い古してきたものが好きだ。

流行イコール進化みたいな勘違いをしている方が多くいるようだが、流行は時に人間の感性を鈍化させる。

これがトレンドだと言えば、皆がその方向になだれ込んで行く現象は危険だ。誰かや企業が仕掛けた陰謀にまんまとはまっていく。本質はトレンドの中にはない。

何度も書いてきたが、僕はケータイを持たない。メールはこのパソコンで事足りるし、塾の固定電話ですべての連絡は受け取れる。

中学生や小学生が首にケータイをジャラジャラとぶら下げているのを見ると、理由は分からないが、気分がよくない。若者の品性が劣化したのは、ケータイの影響が少なからずあると信じている。

服装もそうだ。パンツが見えるような短いスカートをはいている女子高生に、いやらしさは感じるが(笑い)、あまり知性を感じない。

僕は高校生によく言う。

「性行為は大人になったら、いくらでもやれ、高校時代は、いい音楽やいい本に多く触れ、部活に汗を流せ。違うことに汗を流すんじゃない!」

いかにして商品価値を高めるか、そのことに躍起になっている企業の商品洗脳に流されていると、大切なものを失ってしまう。心眼が大切だ。

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ようやく書斎が復活

昨年の震災で、僕の書斎は崩壊し、部屋を片付ける気力がないまま、放棄していたが、来週の3月20日に風と虹の春祭りをやることになり、自宅の座敷ばかりではなく、僕の書斎兼物置も使うことになり、午前中壊れた本棚の処分や本の入れ替えに汗を流した。

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ところで20日の日は、九州から直送してもらう食材の販売や、小さなパン屋さんや、プロによるちょっとした占いや、楽しみなイベントを用意しております。

食材・土壌などの放射能測定の受付もいたします。今回は特別に2500円にて測定します。メールにてお問い合わせください。

そうそう僕が日曜大工でリホームしたキッチンにて小さな喫茶店もやります。甘酒屋やコーヒーも販売します。お友達を誘ってきてください。調子が良ければかねごんライブがあるかも知れません。

女房は古くなってかび臭くなった僕の蔵書を処分したがっているのだが、本は僕の知性であり人生だと言い張り、なんとか本の処分を阻止した

確かにもう二度と読まない本が多いのだろうけれど、背表紙を見れば、様々な思い出が蘇る。僕の老後の楽しみを失うことはしたくない。僕が死んだなら、焼こうが捨てようが自由にしていいのだけれど、僕が生きている間は、現状維持のまま古本を堆積させておきたいかねごんであった。

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2012年3月15日 (木)

今日は開校記念日

半世紀以上も生きてきたが、外国に足を踏み入れたことが一度もない。それどころか国内も関東より南と言うのか西と言うのか、とにかく関東から先へも行ったことがない。

お金がないというのも理由の一つだが、最大の理由は暇が無いということだろう。どうして暇が無いかを考えてみると、簡単に言ってしまえば仕事中毒なのだろうと思う。

正月など3日も仕事をしないと、なんか自分の存在が忘れ去られてしまうんじゃないかと焦りを感じてしまう。このブログもそうだ。本当は自由気ままに適当な間隔で更新すればいいものを、意地みたいに毎日更新している。病気なのだろうと思う(‥笑い)。

今日3月15日は、僕の塾の開校記念日だ。22年目に突入した。花泉の自宅と、一関一高前の教室を、丸21年間毎日往復したことになる。

21年間毎日同じ場所に通うというルーティンは、言葉では言い表せない困難さを伴うことも多々あった。体調が良いとか悪いとかということは別にして、今日は仕事をしたくないという日はある。

そんな日は、20分でたどり着く塾までの道のりを、わざと山道に入り込み、1時間近くかけて仕事場にたどり着くなんてことがあった。時には海岸線まで軽トラックを走らせ、生徒が教室の前で待っていたなんてこともあった。

この春、大学を卒業する学生たちが生まれた年に、僕の塾が始まった。バブルが崩壊する直前の年だった。

当時30歳だった僕と、そして今の僕に何らかの違いがあるとすれば、それは間違いなく、僕に残された命の年月ということになるだろうけれど、自分の中では30歳の頃も、そして今も大きな違いはない。悪く言えば、進歩が無いということだろうが、いいように捉えれば、フラットな人生だったということだろうか。

長年僕の我儘に付き合って頂いた、家族そして友人・関係者各位の皆様には、心より感謝申し上げたい。もうしばらく続くであろう僕の塾屋家業に、もうしばらくお付き合い頂ければ幸いである。

22年目の大験セミナーをどうかよろしくお願い致します。

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2012年3月14日 (水)

コム・デ・ギャルソン?

ズボンやセーター類はいつも市内のユニクロで買っている僕だが、ジャケットや靴は古着屋さんやリサイクルショップで買うことが多い。980円とか480円とかそんなジャケットを買ってきては、クリーニングに出すこともなく着古して捨てている感じだ。

女房には、たまにはいいやつを買えばと言われるが、なにせ元手がない。結果いつもヨレヨレのジャケットを身にまとっているかねごんである。

・・で、いつも僕が古着を買ってくると、冷たい視線を女房から浴びるわけだが、なぜか先日は違った。その日は午前中高校の授業を終えた後、花泉の歯医者さんに行った。職員会議が2時30分からだったのだが、思ったより早く治療が終わり時間があったので、市内の古着屋さんに立ち寄った。

春向きの麻っぽい着心地良いジャケットがあったので思わず買い、そなままそのジャケットを着て仕事に向かった。

夜自宅に戻った僕は、「このジャケットなかなか着心地がいいよ」と女房に見せたところ、「コム・デ・ギャルソンじゃないの」と目をいつもになく輝かせている。

「コムサデモード?」と僕。

「コム・デ・ギャルソンよ。高かったでしょう」と女房。

いつも980円のジャケットを買う僕としては、奮発して3000円も出したので、こんな古着にそんなにお金をだしてとおこられるかと思ったら、古着を買って始めて褒められた。春の珍事である。

ところでコム・デ・ギャルソンって何語だ?

ファッションには全く疎いかねごんであった。

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春期講習のチラシが頻繁だ

去年の春もそうだったが、今年の春も春期講習の新中3の申し込みが全くない。高校生の大学受験英語コースと中学生の1,2年の申し込みが数名あるだけである。

市内の高校入試の低倍率がどうも影響しているようだ。ここ2,3日春期講習の折込みチラシが頻繁に入ってくる。大手のフランチャイズさんも苦戦しているのだろう。

岩手県南地域では、今回の入試倍率でもわかるように、定員割れをしている多くの県立高校が出てきている。奥州市や一関市に於いては、旧郡部の県立高校が定員の3分の2に満たない普通高校がほとんどだ。

県教育委員会は、県立高校の再統合を模索中である。東京とほぼ同じ面積を持つ一関市には、普通科を持つ県立高校が5校、工業高校が1校、高専が1校、そして私立高校が2校と支援高校のあわせて10校がある。

人口が10万ちょっとの町に確かに多いと言えば多い。しかし広域面積を考えれば、これ以上高校を統合されては通学困難の高校生が増加する。

都会と違って、バス路線がなく、鉄道も1時間に1本しか走っていない。最寄りの駅まで10キロ以上の生徒たちがいっぱいいる。冬の雪道はとても自転車では走れない。送迎バスを出しているのは、市内では一関修紅高校のみである。

今回の震災の影響で地元に仕事がなく、単身赴任で働いている親御さん方も多い。通学の送迎もままならない状況だ。

何処かの高校に入れるから勉強をしなくてもいいよと、もし考えている受験生や親がさんが多くおられるとしたら、僕はとても危険なことだと思う。この不況の中で、各自の夢を実現していくためには、何処の高校に入ったにしても、卓越した技術や能力は絶対必要である。

新中3生の皆さん、高校は入れても、大切なのはその後です。忘れないで下さい。

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2012年3月13日 (火)

昨日からぶち切れている

「あなたはいつも短気なんだから」

昨日からキレ気味の僕は、今日も女房に諭された。

前回の記事の続きなのだが、NTTの苦情相談係に電話したところ、転送システムのやり方が前の回線と違っていたにもかかわらず、詳しい説明書きがない簡単な紙切れを、1枚だけ送ってきたNTTの子会社に問題があったようだ。また工事をしにきた人がいっさい説明をしていかなかったことにも原因があった。

だいたい昨日工事しにきた職員の態度がなってない。僕が2階で指導をしているにもかかわらず、塾内で会社と大声で電話をしているし、勝手に塾の照明のコードを抜いて、そのままにして帰ってしまった。さすがの温厚な僕もぶち切れた。NTTによっぽど怒鳴りこんでやろうと思いったが、血圧が上がるのでやめた。

このブチギレには伏線があった。それは3・11のテレビの報道番組だ。番組を見ていると、やはりテレビは権力に飼い慣らされた、政府の太鼓持ちとしか思えない。

いくつかの局がチェルノブイリの特集を組んだが、原発事故があったにもかかわらず、近郊の農家の人は頑張っているよみたいな番組ばかりで、放射能のために癌で苦しんでいる人の映像も、健常者の赤ちゃんがわずか10%という過酷なベラルーシの状況を伝えることもなかった。

1年前安全ですを連呼していた状況と、なにも変わってはいない。

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合格発表前のこの大事な時期に

今朝テレビの画面を見てびっくり。

アナログ放送修了まであと18日!文字がテレビ画面の4分の1を占めてしまって、画面が見えない。

アンテナの調整をしたくても今年に入ってからずっと雪!屋根など登れない。チューナーを買ってきて雪が解けたらと思っていたが、今日も雪。

音響もデジタルになって、劣化。レコードのしびれるような音を懐かしんでいる僕は、人生アナログ派だ。

デジタルなんてクソ食らえ!

本当はパソコンも好きじゃない!昨日はNTTがしつこく光回線にしませんかと言うから、光回線にしたら、塾の電話がケータイに転送できなくなってしまった。ふざけるな!

この合格発表前の大事な時期に営業妨害だ。訴えてやる!

あ~若い頃、カセットテープでデモテープを作っていたあの頃が懐かしい・・・・。訳の分からないちっちゃな部品に人間が支配されていく。

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禁断の命題

「頭の良さは遺伝するんでしょうか」

何度も尋ねられてきた質問だ。

僕の女房は、シュタイナー教育をベースにした親子幼児教室を自宅でやっている。ということで僕もほんの少しはシュタイナーのエッセンスを学んではきたが、女房の読書量にはかなわない。

しかしここでただしっぽを振るのも癪なので、僕なりに咀嚼してきたシュタイナー学をベースに、今日は上記の禁断の命題にあえて進言してみたい。

シュタイナー教育関連の書物には、魂とか前世とか未来生などという単語が飛び交うものだから、シュタイナー教育をカルト宗教か何かと思われる方も世間には多い。実際はいかなる宗教ともリンクしていない。

まあただシュタイナー先生はドイツの方なので、キリスト教的な雰囲気が漂っていない分けではないが、キリスト教の一派などではない。独立した教育思想だ。

子どもが現世界に降りてくる時に(つまりは生まれてくる時に)、子どもたちの本質は自分の前世の反省を踏まえた上で、自分の親となるべき縁を選び生まれてくる。

過去生で両親の溺愛を受け、人生の目標をからそれてしまった魂は、ひょっとすると未婚のお母さんを選び生まれてくるかも知れない。経済的に恵まれすぎ、堕落してしまった魂はあえて貧困を選択して生まれてくるかも知れない。その逆だってあるだろう。

学術面や芸術面で、世の中に貢献したいと願う魂のグループは、ひょっとするとそういった方面に理解を示す親を選んで生まれてくることもあるだろう。そういう意味では、親の感性や指向性が子どもの能力に影響を与えることは大いに有り得ることであり、遺伝子に刻まれたDNAが何らかの触媒になることは否定出来ないだろうと僕は考えている。

塾教師を30年やって来て言えることは、ずば抜けて優秀な子どもの親御さんは、優秀かと言えば、必ずしもそうとは言えない。しかし、親子を見ていると、言語能力や運命的傾向が類似することは、否定出来ないようだ。

言葉は運命を創って行く。

かの吉田松陰が妹にあてた書簡で、次のようなことを述べている。

「人の子のかしこきもおろかなるも、よしあしきも、たいてい父母の教えによる事なり」と。

学校が悪い、社会が悪いと言い放つ前に、心を寄せるところがあるようだ。

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2012年3月12日 (月)

自分の未来を知るのに占い師も霊能者もいらない

自分の周りの人間を見回して「アイツらくだらねよ」と言い放つ者がいたならば、そのくだらねぇ奴らが自分だ。

自分の未来を知りたいならば、占い師も霊能者もいらない。今自分の周りにいる人間と、自分の本棚の背表紙を眺めてみれば、それで十分だろう。

どんな人間と付き合い、どんな本を読んでいるかで、おおよそその人の人生が決まると、僕は考えている。

“類は友を呼ぶ” これ以上の運命哲学はない。客観的に自分が関与している人間を眺めてみれば、自分のレベルが分かるはずだ。そして自分が読んできた本が、そのまま自分の知性だ。

だから一日一日が侮れない。

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2012年3月11日 (日)

家族の風景

テレビは一日中震災の特集番組をやっていた。僕はいつものように卓球の指導に行き、そして自宅の台所のテーブルを直し、トイレの手洗い場に棚をしつらえた。

3日前までは震災で亡くなった方の供養に海岸に向かう気持ちでいた。でも、今日身体が港に向かうことが出来なかった。

何度か足を運んだ被災地では、悲しみを新たに、追悼のイベントが行われた。突然奪われた家族の風景がある。帰らない日常を痛感する悲しみが訪れる。

今朝も岩手は雪景色だった。ガソリンスタンドの金額ボードがリッター152円を示している。もう誰もそんなことは話題にしない。

インフルエンザが猛威を奮っても、受験が終わっても、緊張感がスルーして行く。なんだろうこの虚脱感は。

何も変わってない。あれだけの災害が起きても何も変わってない。ただ風景だけが強烈な残像を放ってくる。仮設住宅の風景も、荒れ果てた田んぼの風景も、あまりにも自然だ。悔しいくらい自然だ。

1周忌を迎えても、一本の骨さえもないお墓がある。

魂は吠えているよ。僕の風景を返してくれと。

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日常

僕は1時に寝て、あさ6時に起きるのが日課になっている。

台所に入ると僕は、その日の気分にあわせてCDプレーヤーにジャズをのせる。雪の朝はコルトレーンであったり、雨の日はバドパウエルだったりする。

茶の間にいる母に挨拶をし、寝ている猫にも挨拶をする。

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ジャズを聞きながら、30年使い込んできたコーヒーミルで、友人である佐惣珈琲豆屋のカルモシモサカを挽く。一関二高通りのパン屋さんでいつも買うイギリスパンをガスコンロで焼く。

そのタイミングで奥州市の工場に勤務する長男を起こす。息子たちの弁当箱にご飯を詰め、おかずのキャップを置く頃に、家内が登場しおかず作りが始まる。

それを見計らって僕はコーヒーのドリップを入れ始める。ジャズの曲が3曲目に入る辺りに息子がテーブルにつき、僕と息子は黙々とパンをかじりコーヒーを飲む。

7時15分息子は車で出かけ、家内は高校に通う息子をたたき起こす。僕はPCにスイッチを入れ、メールのチェックだ。夜に頂いたコメントに返事を書き公開。下書き記事を公開し、次男の出発を待つ。

軽トラックに息子を乗せ、高校に向かう。そして僕はそのまま勤務地の私立高校に赴く。

途中セブンイレブンにより、用事を済ませる。このコンビニには必ずオシュレットが付いている。痔の悪い僕にはありがたい。感謝である。デミダスの缶コーヒーを購入し高校に出陣である。

8時55分僕の英語の授業が始まる。日によってはスタートが3時限目だったりするのだけれど、授業は午前中で終わる。昼食はたいていざる蕎麦だ。そばが美味しいお店はそば湯もうまい。

2時には塾に入る。小学生がやって来る3時半頃までが、僕の勉強タイムだ。単なる読書になることもあれば、その日使うプリント教材のチェクをすることもある。保護者との面談があるときもある。

生徒がくれば、夜の9時半頃までノンストップの指導が始まる。6時ドラゴン先生が登場し、教室も熱気が満ちる。時に8時スタートの生徒が、家の都合等で来ない時がある。そそくさと後片付けをすました僕はとある場所に向かう。

ジャズ喫茶モリソンだ。いつものカウンターに座り、いつものコーヒーを飲む。ここのコーヒーは、世界の喫茶店の中で一番うまい。客が僕だけだったりすると、マスターはやりたい放題、個性的なナンバーを大音量で聞かせてくれる。

ジャズを聞きながら、僕はブログネタを思考する。9時半、僕は軽トラックに乗り、自宅に向かう。10時半には僕は自宅の台所のテーブルに座り、ジャズを聞きながら、いつもの遅い夕食を食べる。

こんな日々が毎日続いていく。高校の授業がない日は、農作業や自宅の雑用がなだれ込んでくる。

いけねぇ!こんな駄文を書いている場合ではない。申告書を書かなければ・・・・。

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これからが正念場だ

東日本大震災から11日で1年を迎える。今なお34万3935人が全都道府県に散って避難生活を送り、うち11万6787人が7県の仮設住宅に暮らす。死者は自然災害で戦後最悪の1万5854人に上り、3155人は行方が分からないまま。岩手、宮城、福島3県で推計約2253万トンのがれきが発生したが、最終処理済みは6%にとどまる。被災自治体の復興計画は5~10年での完了を想定し、道のりは遠い。福島県はこれに加え、放射能汚染にも苦しむ。被災地では「風化」を懸念する声が強く、継続的な支援が求められている。【北村和巳】(毎日新聞)

1年前の出来事が10年にも感じられる。多くの人達の人生が変わった。

震災から3週間後に訪れた三陸の町は、言葉に言い表すことが出来なかった。涙が止まらなかった。福島や宮城や岩手の人達が、何か大地の怒りを買うようなことをしただろうか。一生懸命働き、質素に暮らしてきた人達の、家も家族も奪い去ってしまった津波。この風景が、誰かが作ったタチの悪いCGであればと、何度思ったことだろうか。

あの日、強烈な揺れを感じた瞬間、僕は塾を飛び出していた。揺れは大きくなりばかり。僕の脳裡には、石巻女川原子力発電所の最悪の状況が何度も浮かんでは消え、浮かんでは消えた。

聞こえてきたラジオからは、津波に対する避難が繰り返されていた。しかしその時、すでに巨大津波が多くの港町を襲っていた。

女川が崩壊したならば、早く家族を避難させなければ、僕は信号機が止まり、混雑する道路を必死に自宅に急いだ。

福島原子力発電所の放射能が、この岩手の地に及ぶなど誰が想像しただろうか。チェルノブイリの悲劇を、どこか遠くの出来事のように思っていた自分の薄情さが、情けなかった。

福島の方々の危機を、何処かで、女川じゃなくて良かったと思っている醜い自分がいた。

電気が復旧した8日後、ユーチューブ動画で配信された津波の映像に言葉を失った。そしてドイツやフランスがインターネットで配信してきた福島第1原発の放射能のモニターリングの拡散の様子が、僕をフリーズさせた。

大変なことが起きてしまった。沿岸部に住んでいる友人や知人たちの安否が気になったが、連絡がとれない。

宮城県内のフランス人らが母国に強制帰国させられた。一関市内からもアメリカからやってきていたキリスト教の宣教師達の姿が消えた。

市内の火葬場では、津波で亡くなられた方々の火葬が毎日行われ、市内で亡くなられた方々の葬儀もままならない状況がしばらく続いた。

今日は様々な追悼が各地で行われるが、震災はまだまだ続いている。これからが正念場だろう。

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2012年3月10日 (土)

楽しくなきゃいい言葉は生まれない

8時から5時まで会社で働くという会社勤めを、一度も経験したことがない。

アフター5で夕方から赤提灯で、上司や会社の不満を肴に、酒を飲むという経験も殆ど無い。好きな仕事をマイペースでずっとやってきた。

決してお金に恵まれた人生ではなかったが、お金に支配される人生でもなかった気がする。

塾生や勤めている高校の教え子達からは、「先生は自由そうでイイですね」とよく言われる。確かに好き放題にやらせてもらっている僕の日常は、自由と言えば自由である。

僕の自由度は、自分で決めてきた。休みがないとか、お金がないとか、そりゃ言い始めればきりがないだろうけれど、日々言いたいことをいい、やりたいことをやれる人生に感謝をしている。これでお金が・・・などと言うのは、バチが当たるというものである。

悩みがないと言えば嘘になる。煩悩の塊である。しかし、根っからの楽天家のせいか、逆境になればなるほど、その状況を楽しんでいる節が僕にはある。

きっと家族の愛が僕をそうさせてくれているのだと思う。女房や息子達は、決して僕がやることに反対をしない。喜んではいないだろうが、懐が深い。自慢の家族である。

彼らにも言い分があるのだろうけれど、どさくさ紛れに許してもらっている。

「いったい誰のお陰で飯が食えると思うんだ!」なんていう言葉を発するオヤジが世の中にはいるらしいが、僕は冗談にも言えない(‥苦笑い)。飯が食えないときは、家族に一杯支えられてきた。

息子たちには、人生を楽しんでいる親の姿を見せたかった。大人になることが素敵だぞと言いたかった。なんの教育方針もなく、二人の子どもを育ててきてしまったが、それだけは息子たちに伝えたかった。

僕は、言葉は人生を創っていくと思っている。楽しくなきゃいい言葉は生まれない。僕はそう思っている。

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2012年3月 9日 (金)

ちっちゃいはるまつり

白い雪が残っていますが、寒さもすこしづつ緩み始めましたね

みなさまいかがされていますか

春風に乗って

春分の日に

 「ちっちゃいはるまつり」を開きます

どうぞおいでくださいませ。

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3月20日(祝)11:00~3:00

九州産直!安心お野菜市 (葉物野菜、小麦粉、など)

ワタノオト (綿花の種を植えて紡ぎ、布にし、服、エプロンどを作りました。子どもスタイもあります。)

まりこさんの手作りヘルシーお菓子

ゆっくりカフェ (安心野菜のベジカレーなど)

カラーボトルセラピー 

 

場所:シュタイナーこども教室 風と虹

岩手県一関市花泉町金沢字東要害30(金田宅)

お問い合わせはTEL080-1827-2514までにお願いいたします。

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2012年3月 8日 (木)

変なセンセイである

本日を持って受験学年の教科指導が全て修了した。そして高校も、明日で本年度の授業を終える。

2011年度を振り返れば、語り尽くせぬ話が一杯あるわけだけれど、魂に多くの悲しみが刻まれた1年だった。

毎晩打ち込む僕の塾ブログが、いつしか被災地のシンボリックなブログになってしまい、押し寄せるアクセス数に正直戸惑いながらも、地域の声や、やるせない現実を書き続けてきた。

3.11以降僕のブログを読んだ方々の人数は、40万人を越えた。公開した記事に頂戴したコメントやメールもかなりの数にのぼる。

多くの方々と繋がりを持つことができたブログだったが、嬉しいことばかりではなかった。放射能の話を書き始めた頃、10通のコメントがくれば、その内の1通は、ご飯が喉を通らなくなるような内容の文面だった。

「放射能値が高いなんていうデマを書くな」そんなメールに、何度か心が挫けそうになったが、多くの応援メールに、僕は何度も救われた。

岩手の田舎町の小さな小さな塾の教師が、何を吠えても変わることはないだろうと思った。しかし、塾の保護者の皆さんや、このブログを読んでくれた一関市や近隣の多くの方々が、それぞれのスタンスで声をあげてくれた。とても嬉しかった。学校の先生や、市役所の職員の方、病院の方、多くの方々が見えない敵に立ち向かってくれた。

もう僕の書き手としてのお役目は終ったのかも知れない。多くの方が様々な活動を始めている。

本業の塾屋家業に、専念すべきだろうと思うのだが、しかし日々怒りの状況が目に飛び込んで来る。落胆と希望が錯綜する毎日である。

学生時代、多くの文学青年がそうであったように、雑文を書く習癖が、ブログという形で再燃しようとは夢にも思わなかった。

最初僕の読者は女房だけだった。それが多くの方に読んでもらっていることに、不思議な感覚に襲われる。

今年は先生と呼ばれるようになってちょうど30年目を迎える。全くもって変なセンセイである。今度の日曜日からは、申告書類や、年度末の雑用が怒涛のごとく押し寄せてくる。もうひと頑張りだ。

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だいじょうぶだから

中3生の皆さん、明日はいよいよ岩手県公立高校の入試ですね。

震災や放射能の問題があり大変な受験勉強だったと思います。よく頑張ってきたと思います。心よりエールを送りたいと思います。

受験は何も怖がることはありません。だいじょうぶです。受験を楽しんで来てください。

いつもなら何か気の利いたことを君たちに言うべきだったかも知れませんが、今年はなんだか気持ちが先走り、うまく伝えれれませんでした。ごめんなさい。

今日は僕の拙い歌ですが、エールを送りたいと思います。明日は、本当にだいじょうぶだからね。

夢は叶うためにある!

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2012年3月 7日 (水)

間違いなくそんな時代だ

東日本大震災の津波で南三陸町の防災対策庁舎にいた41人が犠牲になったのは、佐藤仁町長が高台に避難させなかったためだとして、町職員2人の遺族が6日、業務上過失致死容疑で南三陸署に告訴状を提出した。同署は「資料を精査して、受理するかどうか検討する」としている。

 告訴状によると、佐藤町長は震災後、庁舎2階に災害対策本部を設置。大津波警報が発令されても、町職員らを庁舎内にとどまらせたとしている。3月6日(産経新聞)

殉職という言葉が正しいかどうかは定かではないが、状況判断のミスによって尊い人命が失われたことは遺憾である。

しかしあのような状況で、トップダウンシステムによる行動規範の指示が集団にくだされることの是非は、判断が難しいかっただろうと思う。

生死を分けた要因は偶然や運などではない。そこには多くの様々な判断や、経験による直感、、身体能力による差異があってのことだ。

未曾有の災害だった。多くの犠牲を出してしまった小学校も、団体行動の指示ミスだった。

『危険を察知したら逃げろ』この行動規範を徹底して教える家庭は少ないだろう。日本はどうしても団体行動が規範となる。

みんなといれば安全、そんな神話は崩壊した。今後やってくるだろう災害に備えるべきことは、自分や家族を守る繰り返しのシュミレーションだろうと思う。

ここに居るときはあそこに逃げろ。あそこに居るときはあっちを目指せ。絶対あそこには留まるな。家族の集合場所やメモを残す場所などの確認を、やらなけれなならない。間違いなくそんな時代だ。

落ち着いて行動するという意味は、決して団体行動を順守せよという意味ではない。指示者のミスや誤解や無知は常に日常に介在する。自らの直感と、日頃の感覚を鍛えるためには、観察眼を持つことだろう。

そうじゃなければ、亡くなられた方々の多くの命が悲しすぎる。

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2012年3月 6日 (火)

春の訪れとともに

雪はまだまだ残っているものの、冬の寒さが遠のき、春の気配が感じられてきた。

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塾に向かう途中、遥か彼方にそびえる栗駒や焼け石そして夏油三山の雪景色も、だいぶ春めいてきた気がする。

今年の冬は本当に厳しかった。マイナス10度を下回る朝が幾度あっただろうか。震災の記憶共々、今年の冬の寒さは忘れることはないだろう。

震災後、心に沁みる歌があった。miwaさんの『つよくなりたい』という歌だ。冬山の風景を眺めながら軽トラックの中で何度も聞いた歌だ。震災や放射能で避難している方々の気持ちと、この歌の歌詞がダブり、幾度胸がつまっただろうか。

もうすぐ3・11がやって来る。

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今日は進級判定会議

今日は高校での進級判定会議。毎年自分の事のようにドキドキする会議だ。

僕の担当のクラスには、英語で問題ありの生徒はいないが、様々な理由で進級不可の生徒が毎年出る。やはり心が痛む。

どこの高校でもそうだが、以前より退学が増加している。学力不足と言うより、経済的理由によるものが多い。震災の影響はじわじわと、真綿で首を絞めるがごとく、家計を圧迫してきている。

公立高校の授業料無料化に加え、やもなく私学に通わざるを得ない生徒に対する緊急支援が、東北に於いて必要だ。

学ぶ機会の平等性を、僕はせつに望む。

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2012年3月 5日 (月)

最年長記録を塗り替える

日本馬術連盟は5日、ロンドン五輪の馬場馬術代表に70歳の法華津寛(アバロン・ヒルサイドファーム)を決めたと発表した。法華津は障害飛越で出場した64年の東京、67歳で日本選手として史上最年長で出場した北京に続き3度目の五輪。ロンドンでは71歳での出場となり、自身の最年長記録を塗り替える。(毎日新聞)

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70歳を超えて、選手としてオリンピック出場とは恐いってしまう。50を超えて、受験指導がシンドいなどとは言ってはいられない。

卓球でもそうだが、60歳、70歳を過ぎても、現役で戦い続けているアスリートは多い。彼らから見たら僕などはまだまだヒヨッ子だろう。あっちが痛い、こっちが痛いなどと言っては、ヤング老人に笑われてしまう。

高校でもそうだ。70歳を越えた僕の親父世代が、バリバリの現役で大学受験指導を頑張っている。先輩諸氏に追いつくには僕はあと20年教壇に立ち続けなければならない。気が遠くなる道のりだ。

知性もそうだが、体力は本当に気持ち次第だと思う。自分を老人と思った瞬間に、老人になってしまうということを誰かが本で書いていたが、まさにそうだと思う。

最後の日まで、現役で働き続けられたらそんな素晴らしいことはない。心と身体を鍛えると言うよりは、気持ちの持ち方を気をつけなければと思うこの頃である。

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無題

北の大地はいつまで冬を演じるのだろう

空のはかなさが雪となって舞っているようだ

まるで地軸が移動し 季節がずれてしまったように

3月に春はやって来ない

若者がいなくなってしまった家々では

老人が腰を屈め雪かきに余念がない

その汗とため息は 大地と鼓動する

白い景色の中で蠢いているもの

本来ならば希望という光を求める大地の芽生えなのだけれど

それを待ち望む者たちはいない

いつの日か希望の木漏れ日が

きっとこの大地に降り注ぎ

子どもたちの笑顔と

それを見守る親たちのぬくもりが戻ってくる

僕はその日の光景をじっと待っていたい

春の来ない冬はない

もうすぐ山神が降りてくる

山里に

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4%が原子炉を増やすべきと回答

AP通信と市場調査期間であるGfKの世論調査によると、55%の日本人が原子炉の数を減らしたいと答え、35%がこれまでの原子炉の数を維持すべきと答えた。また、わずか4%が原子炉を増やすべきと回答し、3%が廃絶を支持した。(転載)

僕はこの数に驚いた、39%の日本人が原子力発電の維持を支持していることに。そのうち4%が原子炉を増やすべきと回答している。きっと僕のブログに過激なメールをよこす人は、この4%に入っている人間なんだろうな。

たった3%が廃絶を支持とあるが、そうすると僕はこの3%に入っているわけで、ひょとすると僕はかなりマイナーな人間なのだろうか。360万人がマイナーな人種というのもおかしな話だが、そうゆうことなのだろうと思う。

原子力発電の恩恵を受けてきた人間も企業も、間違いなくいることは確かだ。ひょっとすると、この僕でさえその一人なのかも知れない。知らないうちに・・・・。

先日野呂美加さんの支援で、ベラルーシの方が一関市にやって来られて、市内の高校の放射能値を計った。僕の知人が通訳をやったのだが、彼は「DANGEROUS」と言っていた。

ベラルーシでは0.6マイクロシーベルト/hで立ち入り禁止区域。放射線管理区域になっている。そして『チェルノブイリ・ハート』のような悲劇が起こっている。

今沈黙している知識人たちは、なにか将来奇跡が起きて、解決策が生まれるとでも思っているのだろうか。それとも現実から単に逃れたくて、見て見ぬふりをしているのだろうか。

放射能も未来も目には見えない。だから今を無視していいなんて絶対許されない。絶対。

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2012年3月 4日 (日)

相性かな

昨夜はブログを打ち込むこともなく、頭痛に耐えかねて、10時に床に就いた。今朝起きたのは10時近くだった。半日寝たことになる。数年ぶりのことだ。

先週から歯が痛くて治療を始めたのだが、どうも続いている頭痛は、その歯痛や、疲労やストレスからのようだ。未だ鈍痛が続いているが、何とか仕事をこなし、帰宅した。ご心配をおかけし申し訳ない。

ところで酒をやめて1ヶ月になる。やめたと言っても、もともと8年前に痛風の発作を起こし、ビールや日本酒を飲まなくなったのだが、週に2回程飲んでいたいも焼酎を飲まなくなっただけなので、それほど意を決した禁酒ではない。それでも意志薄弱な僕にしては、なんとか頑張ってやめている感じがする。

その分と言ってはなんだが、夜はジャズやブルースを聞く時間が増えた。ブルーノートやいろんなレーベルのCDを聞いているのだが、僕はあることに気づいた。

僕の安物のCDプレーヤーと、リサイクルショップで1980円で買ってきたスピーカーの相性なのかも知れないが、ブルーノートなどのメジャーなレーベルのCDが全く響かない。一方ダイソーで買ってきた分けの分からないレーベルのジャズ盤がめちゃくちゃ良い音を出している。

安物には安物が合うのだろうか。そう言えば軽トラックに付けているケンウッドのプレーヤーとスピーカーに、このダイソーレーベルのCDをかけると、全く響かない。不思議なものだ。

そう言えば、学生時代ずっと英語教師と相性が悪かったな・・・・。あの退屈極まりない授業があったからこそ、今の自分があるような気がする。

え!どんな自分かって。無理やり生徒に相性を合わせる自分。これが無理矢理ではなく、もっと自然だったなら、毎年受験シーズンに体調を崩すこともないんだろうな。修行が足りないな・・・・。

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すいません

風邪かもしくは疲労か、昨夜より頭痛が激しく、ちょとブログを休みます。すいません。

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2012年3月 3日 (土)

ひな祭りだと言うのに

ひな祭りの今日は、一面雪景色だ。昨夜もどしゃ降りの雪だった。

岩手で半世紀以上を過ごしてきたが、こんな年は経験がない。3月に入って、岩手の県南にこれほどの雪があるのは初めてだ。毎晩塾から帰宅する国道の温度計は、マイナス6度、7度を示している。

花粉症がいつもなら辛い季節だが、この寒さと雪で、花粉も飛ばず楽な受験指導である。入試まで残り1週間を切った。風邪やインフルエンザだけはなんとか罹患せず受験を迎えて欲しい。神に祈る気持ちだ。

ところで、合格発表の前日である3月15日が、僕の塾の開校記念日なのだが、お陰様で22年目に突入する。実はこのブログの記事が、このペースで行くと3月15日に2222稿に達する。いつもなら77の数字の神様が現れる僕の身辺なのだが、今回は22が重なる。2月生まれの僕なので、それもありなのだろう。そう言えば今年の小6と中3を合わせた受験生の数が22名だった。不思議である。

今年の受験生は例年の半分の数だった。そのぶん退会する人数も少なく、来期のスター卜時の塾生は例年になく多い。新中3生はまだまだ余裕があるが、と言うよりほとんど塾生がいないが(笑い)、新中2年は、あと2名で定員を迎える。新高校3年生も、ここ10年間で一番多い。来年の大学受験指導は忙しい。頑張らなければならない。

私立高校の講師の方も、来年度も継続になった。震災の影響はまだまだ深刻だけれども、僕なりにできることをやっていきたいと思う。

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2012年3月 2日 (金)

暗記主義の日本の教育が生んだ、最高のサンプルだ

多くの方々より、今の官僚や政治家は全くひどすぎるというコメントを、3.11以来頂いてきた。

彼らはなぜあれほどまでに無能で、無策なのか、僕は彼らがエリートだからだと思っている。

いわゆる受験エリートだ。文科省の役人も、大蔵省の官僚も、一流大学の難関を乗り越え、上級公務員試験に受かった、受験エリートだからだ。

分かる問題から、素早く解答していく能力は一流だ。過去問を分析し、傾向と対策を講じることに長けている集団だ。だから未知数の問題には対応できないのだ。

暗記主義の日本の教育が生んだ、最高のサンプルだ。そんな彼らが導きだす決断は、過去のデターと与えられて情報に耽溺するもののみだ。

彼らの口癖を聞けば分かるだろう。

「事例がありません」これだ。

過去の対応をさんざん間違っておきながら、事例がありませんもクソもないものだ。

国民の血税がそんな彼らの給料に、どんどんつぎ込まれていく。

申告の季節だ。やりきれない。

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2012年3月 1日 (木)

高校卒業おめでとう

高校卒業おめでとう!

3年間いろんなことがあった。汗と涙、そして感動が跋扈し、みんな成長したね。

時代は決して楽勝じゃないけど、自分の直感を信じて、道を歩んで行って欲しい。

君たちと初めて会った3年前の春を思い出していた。

英語がみんな大嫌いと言っていたね。

それが一番楽しい教科になったて、何人かが言ってくれた。

嬉しいよ。

18歳の旅立ちにエールを送りたい。

多くの思い出と感動をありがとう!

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