教育にはお金がかかる
首都圏を中心に、私立中学に進学する子どもが増えるなか、私立に通う子どもの家庭のおよそ7割は、世帯収入が800万円以上になることが、文部科学省の調べで分かりました。
私立中学の学習費の平均は、年間128万円と、公立中学の3倍に上り、親の収入が進学先の選択に影響を与えている実態がうかがえます。
文部科学省は、家庭が子どもの学習費をどれくらい負担しているか、幼稚園から高校に通う子どもがいる全国の保護者およそ2万3000人を対象に調査しました。
この中で、公立中学に子どもが通う家庭の世帯収入を調べたところ、▽年収600万円未満が42%、▽600万円以上800万円未満が27.8%、▽800万円以上が30.2%でした。
一方、私立中学に通う家庭の世帯収入は▽年収600万円未満が13.5%、▽600万円以上800万円未満が17.5%、▽800万円以上が69%でした。 NHKニュース
教育にはお金がかかる。逃れられない事実だ。
だからと言って、お金がないから勉強がやれないと言うのは真実じゃない。親にお金が無くても、自分で稼げばいい。理屈はどうあれ、それも事実だ。
親の力量は経済力だと子供は思っちゃいない。親が大変なら、大変なりの選択肢を持っている。それが子供だ。
東北の被災地では、親の年収が300万円を超える方が稀だ。給料が25万を超える職種は少ない。この給料じゃ大学どころか、私立高校もやれない。
経済格差が子供の学歴格差を作る。しかし人間格差じゃないんだよ。
いじけないで、ハングリーをエネルギーにしなきゃね。僕はそう思うよ、心から。
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かねごん先生、こんばんは。
試験を間近に控えた中学生女子が近くで勉強中^^。
私の中学時代より、よっぽど頑張っている(ように見える)彼女ですが、成績が驚くほど悪く、見ていると可哀相になってきます。
英語など、どうしてそんなに理解できていないのか不思議なほど。
教科書を見てみると、自分たちの時代とは全く違う作りになっていて、これで文法の基礎が頭に入るのかが疑問です。
でも、出来る子は出来ているんですよね。きっと。
塾へ通わせようかと思って調べると、先生のこの話と同じく「経済的」な問題が・・・。
経済格差が成績格差になるのも頷けます。
あ、ちなみに、吉沢京子さん、憧れの素敵なお姉さまです。熟年です(笑)
(かねごん)
しろ様コメントを頂きありがとうございます。
そうですよね。今の中学生は間違いなく今の親御さん方より勉強していますよ(‥笑い)。
それが結果に現れないのは、問題が難しすぎるんですね。
簡単だと皆が点数を取ってしまうからという理由のようですが、おかしいいですよ。
投稿: しろ | 2012年2月12日 (日) 21時07分
どうして教育にこんなにお金がかかるようになってしまったのでしょうね。
塾に行かせないと勉強ができなくなるシステムの文科省の責任ではないのか?
と言う私も考えてみると、先生とは中学時代からの付き合い?になるんですね。
高校も大学(理系)も奨学金を貰い卒業し、大学院に行こうと思ったら親に反対され、バイトで稼ぎながら卒業しました。
(バイトは色々しましたが確かに、塾講と家庭教が一番時給が高かったです^^;)
院の時は、親に独立宣言?したので、仕送りなしでバイトし土日も長期休暇もありませんでした。でも部活しっかりしましたよ。
やろうと思えばなんとか回りが協力してくれるものです。
部活の後輩は新聞の奨学生(毎朝3時起きで新聞配達~)で大学・大学院と卒業してました。
そんな私は、「必ず道は拓ける!!(自分で+協力者が現れる)」と思って今も生きています。(奨学金はやっと返金終わりました)
私みたいなのーてんきに皆が生きれるとは思いませんが、
東北の後輩達が道を諦める事がありませんように!
(かねごん)
よっし~コメントありがとう。
君たちの世代までかな、苦学という言葉が日本語として日常語として使われていたのは。
今はお金が無いからあきらめる、というケースが多いな。時代の流れかも知れないけれど、正直根性が欲しいね。
投稿: かねごん2 | 2012年2月13日 (月) 17時27分