台所でジャズを聞く日々
酒を絶って2週間ほどが過ぎた。そのぶんジャズを聞く時間が増えた。
台所にCDプレーヤーとスピーカーを置き、ご飯を食べながらジャズを聞いている。毎日。
3.11以降ほとんど自宅でジャズを聞くことがなかった。久しぶりに音楽を浴びている。若い頃はサックスの音にしびれたが、この頃ではジャズピアノが心地いい。
ジャズとは関係ないが、田舎から喫茶店がすごい勢いで消えている。仙台もそうだ。フランチャイズのカフェバーや、コーヒーショップは増えたが、ぼ~と出来る店が減った。残念である。
文庫本を片手に、質のいい音源を聞きながら飲む一杯のコーヒー、なんと贅沢な時間だろう。その贅沢があまり出来なくなってしまった。
最近自宅の台所で聞いているお気に入りのジャズピアノは、Faraoのピアノだ。寒い北国の夜に、暖かいメロディーを堪能出来るジャズだ。
タバコも酒もやめた僕は、これからの晩年は、ひたすら音楽を聞きまくって行きたい。もちろん仕事もだけれど。
明日は一関高専の入試だ。頑張って欲しい。
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かねごん先生、こんばんは。いつもありがとうございます。
ジャズはあまり詳しくありませんが、それでもソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」やジョン・コルトレーンの「バラード」などは大好きで、今でも時々一人になってコーヒーを啜りながら聴きます。願望の混ざった山勘ですが、かねごん先生もロリンズのSt . Thomas やMoritat 、コルトレーンのSay It (Over And Over Again )などは大好きではないですか?はずれたらご免なさい。
このピアノ、曲と演奏、抜群にいいですね。ダ・ヴィンチが描いた、妖しく悩ましい女性的な魔性と美しさの中で、ごくごく微かに男性的雰囲気を漂わせるモナリザは、見れば見るほど、それこそ何十年に渡って見続けても深くのめり込まされてゆく絵です。でもだからこそ妙に、この静かな演奏は不思議なくらいタイトルとしっくりあっていると感じます(以前髭をつけたモナリザの模写を見て、大変感心した覚えがあります)。曲を聞き始めて直ぐに、無性にコーヒーが飲みたくなりました。余計なこと言います、私は昭和34年生まれですが、かねごん先生と近くありませんか(笑)?
またコメントさせて下さい。
(かねごん)
コムロ様コメントを頂きありがとうございます。
僕の方が一つ後輩だと思います。先輩には失礼ですが、同年代ですね(笑い)。
コルトレーンいいですね。難解なフレーズかと思いきや、聴き込んでいくと様々な風景がみえてきますね。
ジャズはいいですね。
投稿: コムロ | 2012年2月19日 (日) 22時58分