最近のトラックバック

« 東電は悪魔に憑依されている | トップページ | 栗駒山(須川岳) »

2012年1月20日 (金)

時間感覚がおかしい

最近地震がまた頻繁に起きている。

地震に自分の身体がリンクしていることを最近になって知った。宮城沖で地震が起きる日は必ず耳鳴りがする。そしてマグニチュードが4以上の地震が起こる日は、耳鳴りに加えてこめかみの辺りに軽い鈍痛を感じる。揺れが3回以上来る日は、歯まで痛くなる。

大地の歪が間違いなく、人間の身体にも影響を及ぼすようだ。

最近僕はだいぶ怪しげな記事を書いているのだが、どうもこっちの世界とあっちの世界の境界線がだいぶ近づいたような気がする。

時間感覚がおかしい。年を取ったという理由だけではなく、昨年から時間の進み具合がいきなり速くなった。1週間が4日ぐらいに感じる。そんな感覚に陥っているのは僕だけだろうか。

それと日常の生活で、デジャブを体験する頻度が猛烈に増えてきた。それからシンクロする出来事も頻繁になった。

今年の初夢は霊峰岩手山を登っている夢だった。夢判断の本などを読むと、悪くない夢のようだ。

相変わらず放射能による諸処の問題は棚上げされ、原発の放射能は出続けている。

僕の塾に通う中学生が言っていた。「もう原子力発電所、収束したんでしょ」

その塾生宅には、聞くとパソコンがない。もちろん僕のブログも読んでいない。ずっと地元の野菜や三陸の魚を食べているらしい。

僕は何処まで踏み込んでいったらいいのか、今だに迷うところはある。それぞれの家庭の事情がある。

「安全だというからだいじょうぶですよ」その言葉を完全否定する資格など僕にはないのだけれど、僕の住む町が、少なくとも決して低い線量ではないことだけは、間違いない事実だ。

体調を崩している方も多い。この非日常的な現実に決して慣れてはいけない。

数千人が亡くなった海岸の町に佇むと、鈍感な僕でも、非日常的な空気感を感じる。行くべき所にまだたどり着いていない多くの人たちがいる。

暮れから新年にかけて、10箇所以上の東北の神社仏閣を参拝した。東北の復興もさることながら、亡くなられた皆さんへの鎮魂の祈りを捧げさせて頂いた。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ  塾ブログランキングに参加しています。生意気な文章ですが、よろしかったらクリックをお願いいたします o(_ _)oペコッ

« 東電は悪魔に憑依されている | トップページ | 栗駒山(須川岳) »

コメント

テレビだけを見ていれば、それが事実だと思うでしょうね。
そう考えると、やはりインターネットの力は大きい。
昨夜の地震も、どこの報道よりもツイッターの方が早かった。
原発事故については、インターネットから情報を取り入れている子供たちが、大人の責任を追求し始めたということも聞いています。
やはり聞いたことよりも自分で目にしたことの方が納得できるのでしょうね。
子供たち同士でそういった話題が大きくなり、大人をも動かすくらいの力にならないかと期待したいところですが・・・・・

(かねごん)
noza様コメントを頂きありがとうございます。
そうですね。新時代を築いて行くのは間違いなく子どもたちのパワーですね。
僕ら大人は、その子どもたちの生命を守らなければなりません。

大丈夫ですよ。
体感時間は何かに反比例するときいたことがあります。
私は水沢に住んでいますがまだ大丈夫だそうです。
いずれは皆白血病かも知れませんが(爆)
かねごんさんもお体を大切に
鉄の板を用意しておけば大丈夫です。ガンマぐらいなら・・。
もっと強い放射線ってあるんですかね?

(かねごん)
鉛の家でも作りますか・・・・。
そうもいかないしね。

かねごん先生、こんばんは。

元々不自然なまでの「便利な生活」を享受することに違和感があり、バブルにも背を向けていた異端児でしたが、最近ますます「生き物」としての感覚を大切にしたいと思います。

人間も元々自然の一部だったのに、万物の長だなどと驕った考えで自然を組み伏せようとしたのが間違いなのではないでしょうか。
放射能など人間に扱える物ではないのに、しかも、私利私欲のために。
それを教えるための今回の災害だったように思えてなりません。
ならば、そこから何かを学ばなければ、突然人生を断ち切られた人たちに顔向けができません。

(かねごん)
しろ様の言う通りです。
学ばなければならないことがあります。
失われた尊い命のためにも。


はじめまして、最近になり読ませて頂くようになった者です。かねごん先生がおっしゃる通りで、私も最近になり特に時間の経過がとてつもなく速く感じられる一人です。幼い頃の、一年の移り変わりの永遠に続く夢のような長さに比べて、年齢を経るに従いどんどん時間の感覚が短くなっているのは間違いないことですが、それにしてもおっしゃるのと全く同様で、昨年来1週間がそれこそ2~3日にしか感じられなくなるときが多々あります。あっという間に過ぎてしまうのです。別に毎日を無為に過ごすようになったから、と言うのではないことは断言できますし、原発事故以来どちらかと言えば1日1日を今まで以上に大切に、懸命に生きようとする傾向にあることは間違いありません。とても変な言い方ですが、一日中考え続けている日もある程です。言われてみて、振り返り改めて全くその通りだなぁと気がついた次第です。原因はまだよく分かりませんが、これから考えてみます。
話は変わりますが、私は原発事故直後から大好きだった日本の魚類を一切食べることをやめた一人です。福島東北産の野菜も極力口にしないようにしています。とても残念ですが、死ぬまでその姿勢は貫くと思います。さまざまな困難が横たわっていることを承知の上で福島東北の、特に子供たちと妊娠可能な女性たちには一刻もはやくより安全な場所に避難して欲しい、そう望んでいます。今からでも手遅れでないと信じます。現在のこの国のやることなす事はすべてが異常であり、発狂国家と見なしています。本当に吐き気を催す程です。国と東電、それらに飼われたマスメディアの言うことは、露程も信じないことにしています。自分の頭で考え、自分の体で感じ、自分で判断して行動する、という人間として当たり前のことが大多数の今の日本人には出来なくなっていると思います。
初めて書き込みをさせて頂き、今思うまま、好き勝手なことを言わせてもらいました。

(かねごん)
コロム様はじめまして。コメントを頂きありがとうございます。
間違いなく時間軸の回転が変わったんだと思いますよ。
創造的な社会を生き抜いて行くためには、未来志向を強くしなければなりません。
時間の神様が、この時代の意図を早急に示したがっているのかも知れませんね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 時間感覚がおかしい:

« 東電は悪魔に憑依されている | トップページ | 栗駒山(須川岳) »