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2012年1月 3日 (火)

僕の夢

日本の失業率が上がってしまっている。アメリカやEUほどではないにしろ、深刻な失業率になっている。

優秀な人材を確保したい企業は、弱者に見向きもしなくなった。学校の成績が思わしくなく、欠席も多く、寡黙な生徒をシャ卜アウトだ。

当然だろうと言う声も多い。しかし若者を育成してきたのは企業であり職場だ。実践力を高校生や学生に求めるのは、僕は企業の怠慢だと思っている。

高校や大学では、仕事の実践力など教えていない。家庭での躾がしっかりされている生徒や、運動部で鍛えられた根性のある生徒や学生だけが、重宝がられる社会ではいけない。

チャンスは平等に与えられなければならない。企業や会社は神でもなんでもない。人間の能力を、資格や見た目の印象だけで判断などしてはいけない。

誰もが長所や短所を持っている。一億人いればすべてが違う。人が開花する時期も違う。

小学校の時に神童ともてはやされた児童が、大人になって全く普通の成人になることは多々あることだ。学生時代鳴かず飛ばずの人間が、40、50になって世の中で脚光を浴びる者もいる。

人間の未知数を判断するのは、教師ではないし、企業でもない。自分なのだ。

日本の製造会社は、安い人材、安い電気料、安い税金を求めて海外に脱出した。そして日本の若者は仕事が減った。

利益を求めることは悪いことではない。グローバル化も悪く無いだろう。しかし自分の所属する国家や民族のアイデンティティーを失ってはいけないのではないだろうかと思っている。

僕は日本が好きで、日本を愛している。だから日本人が幸福であればいいと思っている。日本人としてのプライドを忘れず世界で活躍している多くの日本人がいる。輝きは大切だ。どこに住もうが、物理的な制約は変らない。気持ちではないだろうか。

内乱が続く国がある。宗教の争いが絶えない国がある。貧困が犯罪を生み出してしまっている国家や地域がある。

それを見て、「しょうがないよ」と思っている人が、実は、自分の住む世界をも軽視しているのではないだろうか。

政治家の財力を支えてきたのは、企業だ。政治献金という名の賄賂がまかり通ってきた。それでも日本の企業が発展してきたのは、それ以上の社会貢献を間違いなくやってきたからだ。そのひとつに若者の育成があり、弱者への経済支援があった。

国家も企業も、出来の悪い、やんちゃな悪童達を見捨てたら、彼らは何処に彷徨い込むだろう。薄暗い闇が彼らの憩いの場所になってしまう。もうそろそろ日本の若者たちは飛翔する時期ではないのだろうか。故郷はいつも心にあればいい。土地のしがらみも、呪縛ももういらない。

競争社会の敗者は、仕事が無いことではなくて、希望が無いことが問題だ。希望を持つためには、自分の欠点でさえも長所にしてしまう図太さが必要だ。日本の国土に仕事が希望がなければ、外国に希望を見出したらどうだろう。日本人の感性は間違いなく世界に通用する。

日本を見回して見ると、いいところがいっぱいある。同じように世界にもいいところがいっぱいある。日本人であることに誇りをもって、自分がいきたいところに行けばいんじゃないだろうか。日本人だから見えることがある。日本人だからやれることがある。

小さな街に自分を同化しなくてもいい。小さな国に同化しなくてもいい。ましてや企業や会社のために、自分を過小化する必要も無いんじゃないだろうか。

僕には夢がある。高校や大学の就職課に世界の企業の求人がやって来る時代を待ち望んでいる。日本を起点にして、世界で活動できる若者の育成が急務だ。

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コメント

かねごん先生、こんにちは。

企業目標が「経営第一」になってしまっている現在、
企業に労働力として自分を売る生き方を見直す時代になっているように感じます。
いかに高く自分を売るかに第一義をおいていた時代は終わるのだと思います。いや、終わりにしてほしい。

そして、人が人として尊重され、それぞれの生き方が成立するような世界になってほしい。

金儲けが巧い人がもてはやされて、その人を目標にするような、そんな国に将来はないでしょう。

子どもたちの将来の目標を小学校の授業参観で聞きましたが、「公務員」(理由、安定しているから)が結構あったのには驚かされました。
親が教えなければ小学生では知らないであろう公務員という仕事。もちろん公務員というのは立派な仕事ではありますが、「食いっぱぐれないから」と教えられているのでは?と勘ぐってしまいました。

子どもの夢が公務員というのは、悲しさをおぼえました。

(かねごん)
しろ様本年もよろしくお願い致します。
全くその通りだと思います。人間は会社勤めをするために生まれてきたのでも、食いっぱぐれのない職を求めるために生まれてきたのでもないと思います。
命が尊重され、命の尊厳を人のため他者のために輝かせるために存在しているのだと思います。労働があって人生があるのではなく、人生があって労働があるのだと思いますね。

二度目のコメントです。
新年がスタートしましたね。
今年も貴殿のブログを拝見させて頂きます。
東京では、内部被ばくを警戒して西日本・九州の食品や、海外の食品が売れています。
また、元旦早々に鳥島沖でM7の地震があり、関東直下型、茨城・千葉沖地震、東南海地震、活断層地震の前震ではないかと噂されています。
これから30年間は地殻変動が活発な時代だと専門学者も警戒しているようです。
http://goo.gl/sKm3L
何かと生き難い世の中ですが、今年も身を引き締めて油断しないよう地に足をつけてまいります。
貴殿も、お体を労わりながら子供達の未来を手伝ってあげてください。
応援してます。

(かねごん)
コー・ジー様本年もよろしくお願い致します。
今年も何やら激動の年になりそうです。気を引き締め、アンテナを鈍らせないように生きて行こうと思います。
応援感謝申し上げます。

度々コメントさせて頂いていますshimaです。そうですね・・・人間にはたくさんの選択肢があっていいと思います。例えば日本で「生きにくい」と感じたら海外で働くことを考えたり。想像力をどんどん広げていって、自分の性格や目標を冷静に分析し、徹底的に考えそして調べ・・・いつか行動する。私が現在生活している、ここスイスにもたくさんの移民や難民がいます。お金を稼ぐためにスイスで生活しているドイツ人やイギリス人。それと東ヨーロッパ(紛争の多い地域)やアフリカからの難民移民(治安悪化、犯罪目的、スイス人の雇用の減少など問題も多い)。もちろんEUと日本を比べることは出来ません。でも、一つの国で生きることに拘らなくてもいいんだなぁ、と感じたのです。

2012年、世界的に見ても苦境の時代だと思います。人間界も自然界も。海外に住む私が震災後の日本について、あれこれコメントすることに正直非常に悩みました。でも実は私の家族は群馬の汚染度のかなり高い地域に住んでいます。もう安心して帰れる故郷ではなくなりました。家族の健康被害もとても心配です。「食べ物の心配だけで疲れ果てた。」と母がこぼしていました。先生、皆さん、疲れを溜めないように、せめて睡眠は十分にとって日々の戦いに備えて下さい。ブログ、今年も愛読させて頂きます!では長文失礼致しました。

(かねごん)
shima様、本年もよろしくお願いいたします。
岩手は暖かい正月でした。
昨日から寒波が訪れ、また厳しい寒さがぶり返しています。
心から春が待ち遠しいですね。
福島第一原発は4号機も危険な状況のようです。テレビは新春の番組でざわめき、東北の汚染度の話題など、2の次3の次です。
復興という文字だけが独り歩きしています・・・・。

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