報道の信憑性さえもはや疑わしい
一ノ関市内の歯医者さんに勤める方から、昨日こんなお話を伺った。
「歯の治療に来る方で、舌がピリピリすると訴える方が多いんですよ。何かアドバイスしてあげたほうがいいんでしょうか」
僕や家内が、3月のメルトダウン後に、身体に感じた最初の異常が、舌のピリピリ感だった。見えないモノが確実に近寄っている。
僕の塾には、市内4つの小学校、8つの中学校の生徒たちが来ているが、今年は震災後、保健室にいく生徒が多いと話す。
下痢や、微熱、、そしてだるくて保健室を訪れる分けだが、震災の影響によるストレス性の症状だという専門家も多い。放射能という単語をあえて避けている感がしないでもない。
昨日福島原発の2号機が、臨界か?というニュースが飛び込んできた。核分裂だったという表記に変わったが、報道の信憑性さえ、もはや疑わしい。
九州電力玄海原発4号機の運転再開が始まった。完全に世論を無視した、見切り発車だ。残念がら何も変わっていない。
安全です。この言葉がどれだけの悲劇を生じさせてしまったのかを考える想像力が、全く欠如している電力会社に、僕は未来を感じられない。
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かねごんさんのお仕事柄子ども達の状態や情報が集まってくるんですね。お人柄にも人々が集まってくるんだと思います。ありがとうございます。
福島原発2号機の報道も難しい専門用語ばかりで、もう少し分かりやすく情報も多めに報道してほしいです。
うちの子どもは、不調があるので甲状腺機能低下を含め血液検査をしましたが、異常なしでした。
脚や関節の痛み、目の痛み、大量の鼻血、痰、微熱、食欲不振、目の下のクマ、夏の疲れが抜けないなど、一見よくありそうな不調ですが、親の目から見て、いつもの疲れとは違うと感じまして。
放射能問題や原発の報道に、思いやりを持った情報公開を望みます。これからのためにも。
(かねごん)
たんた様コメントを頂きありがとうございます。
『思いやりを持った情報公開』
まさに日本に必要なのは、それだと思います。
投稿: たんた | 2011年11月 4日 (金) 14時47分