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2011年11月13日 (日)

福島市で東日本女子駅伝?

東日本女子駅伝が福島市で開催されるとは、さすがの僕も唖然!

文科省が発表した汚染マップを見ると、彼女たちが走っているコースの線量は、1マイクロシーベルトを超えている所が随所にある。そこを高校生や中学生に肺の負担のかかる駅伝をやらせることに、誰も異論を唱えなかったのだろうか。

福島の復興のためとかいう文字がテレビ画面に踊っていたが、おかしいだろう。

これは一種のプロパガンダだ。スポーサーはドリフターズを起用して宣伝している某電器販売店。

秋田でも山形でも良かったのではないだろうか。選手たちは、走れと言われれば走らざるを得ないだろう。

まさかどんな環境でも走れる根性と体力をなどと考えている、脳天気な日本陸連でもないだろうに。

福島が安全であるという宣伝をしていいのは、福島第一原発の放射能が収束し、空気線量が0.2マイクロシーベルトを完全に下まわってからのことじゃないのか。

このままこんな暴挙を許していったなら、かつて日本が戦争に突入していった時代と全く変らない。国家高揚作戦にスポーツが利用され、そして多くの若者が犠牲になっていく。

テレビよそして企業よ、良心はないのだろうか。

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コメント

私も駅伝、昨日知ってびっくりしました。福島県でも、会津や浜通りなど0.2を下回る地域はあります。なのに何故福島市?しかも、線量の高い渡地区の近くもコースになっていました。復興…風評被害…がんばろう福島…この言葉の陰に苦しんで暮らしている県民がいることを、主催者の福島のテレビ局は報じてくれません。県内ニュースはいつも農家や酪農家、売上低迷に悩む県内企業ばかり。人の健康、命は?国も東電も県知事も…誰も信用出来ません。

(かねごん)
TH様コメントを頂きありがとうございます。
僕はこの話を聞いたときは、悪い冗談だろうと思いました。
テレビをつけたらやっているではないですか。
ネジが緩んだどころか、とんでもない勘違いが起こっていますね。絶句です。

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