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2011年11月30日 (水)

100年後原発で日本国は無くなると思います

東京の電気を柏崎や福島浜通に建設して延々、送電線で送っていたこと自体が奇妙な風景だったことが判ります。でも東京郊外や大阪の近くに原発を建設するということになると、反対が多いでしょう。でもこれを克服しないと日本は真の意味で原発を受け入れることができないと思います。

原発の運転が本格的になって20年。その間に震度6の地震で7つの原発が破壊し、3つの原発が全電源を失い、1つの原発(発電所)が爆発しました。また日本には震度6の地震が1年に1回以上あります。そうすると、20年間で一度ぐらい今度の福島原発事故のような事故が起こることを意味しています。

100年後、日本は5回の福島級の事故を起こし、原発で日本国は無くなると思います。技術的には間違いありません。それをどのぐらい日本人が受容するか、それともこれまでのように塗布していくか、そこに私たちの子孫の運命がかかっていると思います。 by武田邦彦

今回の福島第一原発の事故を最悪の事故と考える人達が多いと思うが、僕はそうじゃない。かろうじてこの惨事で済んでいると考えた方がよいのだ。

石巻に隣接する女川原発も甚大な被害を受けた。福島との違いは、津波の僅かな高さの違いだ。もう3メートル高かったなら、東北は完全に壊滅していた。もちろん僕もこんなブログなど打っていることは出来なかっただろう。

【下の写真は震災後の女川原子力防災対策センター】

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耐久年数が過ぎた原子力発電所が、今だにフル稼働している日本の状況は、どう見ても自殺行為だ。

ホピの人達は、ウランの鉱石を地球の内臓と呼ぶ。外にさらけ出されたウランは土に戻りたがっているのかも知れない。僕らは地球ガイアに耳を澄ませ、大地の声を聞かなければならない。

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コメント

いつも拝見しています、神奈川県川崎市に住む、もうすぐ二歳の息子をもつアラフォーママです。わたしが住むところも、ホットスポットが見つかり始め、毎日子供の食事、水、遊び場に神経を尖らせています。私は最初、テレビからしか情報を得ていなかったので、何も気にせずすごし、政府、マスコミの情報が嘘だと知ったのは6月頃からでした。ネットで、低放射線障害の症状が報告され始めたとき、思い出したのが、「風が吹くとき」というイギリスの作家の絵本です。核戦争後の放射能により体を蝕まれていく老夫婦の物語です。今、日本で報告されている症状がまさに描かれています。老夫婦は救助を待ちながら死んでいきます。必ず助かると信じながら。日本も、このままだと、同じ運命でしょう。早く気が付かなければ。かねごん先生、どうか、私達を正しい方向へ導いて下さい。

(かねごん)
ナツママ様コメントを頂きありがとうございます。
「風が吹くとき」を今読みました。
原爆のあと、政府の言う事を信じて、紙袋をかぶるところは、胸にこみ上げて来るものがあります。
放射能には味噌汁がいいですよと言われてることと、差異がありませんね。抜本の対策が急務なはずなのに・・・・。

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