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2011年11月 4日 (金)

ブローガーとしての命を蘇生させて頂いた

先週4日間で20万アクセスという嵐のような訪問者の波も、ようやく沈静化してきた。アクセスゆえに、ここ1週間、全国教育ブログランキングに、このわくわく日記が1位に座していたが、ようやく桁が元に戻り、日常がやってきた気がする。

twitterやフェイスブックなどの拡散の凄さに驚くとともに、書き手のスタンスというものを本当に考えさせられた1週間だった。

やって来るメールの嵐。この脅威に、2年前の僕だったなら、ブログを閉鎖し、記事を全て消滅させていたかも知れない。しかし、今は違う。多くの塾屋仲間が、僕の記事を援護射撃してくれた。涙がでるほど嬉しかった。

そして保護者の皆さんや、一関市民の方々の応援メールが、本当に心強かった。

僕の体調を心配してくれた方々より、多くのコメントやメールを頂いたことに、この場を借りて感謝申し上げたい。

僕の絶え絶えの精神状態を鼓舞してくれた1通のコメントを、群馬県の方より頂いた。

煽る煽らないということではなく
正しい正しくないとは別にして

この事に対する抗議はかねごんさんにではなく
放射能をばらまいた東電にするべきだと
思います。
あと10マイクロシーベルトを放置するどころか
指摘されて逆ギレしている市長にも責任有だと思う。

このコメントで、僕は全ての誹謗・暴言メール対して、背筋を伸ばすことが出来た。ブローガーとしての命を蘇生させて頂いた。

まだまだ長い道のりが続いていくと思う。多くの悲しみや、苦しみが、一日でも早く癒されることを僕は祈願して止まない。

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コメント

かねごんさん、はじめして。
最近、こちらのブログを知って拝見してます。

私はチェルノブイルの事故から、原子力発電は危険だと
漠然と思う程度でした。震災の後も日本国は国民の
命を守ってくれると思い、政府の発表を信じてましたが
間違いだったことに遅ればせながら気づきました。

いろんな方のブログを拝見したり、本を読んだりしてます。
自営業で、お客さんに原発関係の方がおられたり
親友のご主人が大間原発の担当者だったりと、原発には
反対と言いながらも、複雑な心境もあり、かねごんさんの
言われているように私もまだ振り子の状態です。

(かねごん)
コロッケさんコメントを頂きありがとうございます。
人それぞれの立場があって、人それぞれの思惑があると思います。
この国の子どもたちの未来が閉ざされれば、そういった思惑も利己心も全て崩壊するのではないでしょうか。僕はそう思います。子どもたちを守る義務が僕らにはあります。

かねごんさんのブログは、日常生活の中で感じられたことを
正直に純粋に書かれていて、報道などでは決して伝わって
こないものがあります。これからもずっと読ませて頂き
ます。お体ご自愛の上、頑張って下さい。長々となって
すいせんでした。


始めまして、10日前ぐらいかな?ブログ読ませていただいてます。私は栃木から事故三日後京都へと避難しました。メデイァなどでは40歳以上、時には50歳以上は心配ないと言っていましたが、私は命あるものすべてが関係あると思っています。
小さい子供がいるわけでもない私が避難して、初めは周りになるべく知られたくないと思っていました。そして野の花を綴ってきたブログもこちらにきてからも、当たり障りのないことを書いていました。でも状況が進むにつれ
こんな声を上げない日本人気質がいけないのだと気づき
自分が正しいと思う心に忠実に行動し声をあげることにしました。結果避難しているとかなり遠くまで知れ渡り、ブログは反原発日記になりました。
地元の声は大切だと思います。これからも発信お願いいたします

(かねごん)
yaeko様コメントを頂きありがとうございます。
避難をすることは悪いことでも何でもないと思います。
個人の尊厳や、個人の安全が損なわれつつある日本社会がおかしいのです。東電の好き勝手にさせてきた、政治やメディアが非難されるべきことです。

このブログは大きな力を持ってしまいましたね。あなたの嫌う権力に、あなた自身が成りつつあるのでは?それから、子供が心配ならスコップ持って除染に行かれたら良いのでは?ここで論じていても、染量下がりませんよ。

(かねごん)
シミン様、失礼ですが『権力』という言葉の使い方が間違っていると思いますが・・・。
朝早くから夜おそくまで働いても、全くの貧乏暮らし。僕は百姓ですからスコップは得意ですが、あなた様がいうように僕がスコップを持ったところで、線量は下がりませんね。

中部大学の武田教授の指摘に対して、市長や市議会の逆ギレには本当に驚かされました。
市民の命以上に大切なものとは何なのでしょうか?

私は自宅で子供相手の仕事をしていますが、学校での放射能のことを聞くと『他よりは数値が高いけど、そこに1日いるわけじゃないから大丈夫だって』とか『今までと変わらなく生活してるよ』と言っています。本当に大丈夫なのでしょうか?
正直、避難をしたいと思ってしまいます。
いろいろなことを考えるとムリなのですが…

(かねごん)
もぁ様コメントを頂きありがとうございます。
昨日も塾の保護者の方とお話をさせていただいたのですが、放射能の直接の影響よりも、放射能を心配し暗い想念に支配されてしまうことの方が、ずっと体調には悪い気がします。
正しい情報のもとに、立ち入ってはいけないところには、子どもたちを近づけない、食べてはいけないものを食べさせない。そのことが大切だと思います。
一関市はようやく重い腰を上げ、線量のモニタリングの強化を始めるようです。
これからは情報のキャッチングが本当に大切だと思います。

かねごんさま

中国から拝見しています。
まさに身を削りながらの状況、
お察しのみですが、お察し致します。
深く優しいからこそ、悩みは深まる一方かと。。。

でも逃げるべき時は、逃げる時ですよ。
どうぞ本能に従ってくださいね。

かねごん先生には頭を垂れても、
説教できる人などいません。

むしろ「私なんかが発言して」と心配されるほうが、
暗に相互監視を強め、滅私奉公の美化を内在化させる言説のような気もしています。

日本の市民も覚醒中です。
希望を唱える人の周りには希望が生まれますよ。

一人じゃ、ないですよ!
 
(かねごん)
中国からのコメントありがとうございます。
こんな田舎おやじの個人的な塾日記が、外国にお住まいになっている方々にまで読んでもらっていることに、心から驚いています。
それどころか励ましのお言葉まで頂き、本当に感謝申しあげます。本当にありがとうございます。

こんばんは。

上の嫌味なコメント読んで、元短気な私の血が・・・。
少しよそへ行って頭を冷やしてきました。

こういうコメントがたくさん入るんですね。
先日、先生が書かれた記事の訳が少し解りました。
まあ、なんとも悪意のある内容。
例えそう思ったとしても自分の心に収めておいて、もう見に来なければ良いことなのに・・・。

いかんいかん、こういう人に怒る時点で同じ次元に立ってしまっている・・・、反省。

先生、私は先生に「権力」持って欲しいです。
正しい道を探そうとする権力者が今の日本には必要です。

(かねごん)
しろ様コメントを頂きありがとうございます。
権力なんてとんでもないですよ(苦笑い)。
僕が書き続けてきた記事は、多くの批判にさらされてきました。いろんな考えや、個人的な感情というのはあるんでしょうね。
沈黙をして未来に後悔するよりも、しゃしゃり出て後悔する方が楽な気がします。それだけのことです。

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