シンフォニーのような偶然がよく起こる
自他共に認める山好きである。特に霊峰と崇拝されている山や、山神が祭られている山を見上げれば、登りたくなる習癖が疼いてくる。
生まれて初めて登った山は、駒形山であるが、自動車という手段を使っての話ならば、室根山が初めて訪れた山である。一関から気仙沼に行く途中、千厩の町に入ると雄大な室根山が現れる。春はツツジが見事で、八合目の室根神社から眺める三陸の海は荘厳だ。
室根山山頂近くにはきらら室根山天文台がある。展望休憩所の屋上に設置された天体ドームで、口径50センチメートルの反射式望遠鏡と、15センチメートルの屈折式サブ望遠鏡による壮大な天体の世界が楽しめる。
岩手の山々はもう登山の季節は終った。強い北風が吹き荒れ、厳冬の寒さが支配する山頂が峻立する。
今年もあと1ヶ月で終わるが、今年も登山はお預けの1年だった。山神を祀る神社には、この室根山神社・早池峰神社をはじめ、幾つか参らせていただいた。東北の復興と、放射能の収束を祈願してきた。
山神のパワーが僕に宿ったのだろうか、近頃シンフォニーのような偶然の出来事が僕の身辺でよく起こる。デジャヴも増えてきた。
誰かが来年地球文明が滅亡すると話していた。しょうがないな、僕が救うか。
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