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2011年11月12日 (土)

魂の原風景

気づいた方もおられると思うが、ブログのプロフィールの写真が変わった。田んぼで働くかねごんの姿である。

これからは真っ向勝負でいくので、自分の姿を曝け出すことにする。我が家は江戸時代から延々と続いてきた百姓家だ。僕で18代目。

大地を汚した東電に対して、僕のご先祖の怒りが乗り移ったごとく、書き続けてきたが、めげずに頑張ることにする。

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宮城県北から岩手県南にかけて、仙台平野から仰ぎ見る陸奥の山々は実に荘厳で神々しい。まさに我々百姓の心の支えであり、北国に住む者たちの厳しさとそして豊かさを象徴する光景だ。

多くの涙を、多くの怒りを、そして多くの絶望を希望に変えてきた魂の原風景と言ってもいいだろう。

その山々が今人間の傲慢と、油断がもたらした過失によって、毒に汚染されてしまった。山の恵みである木の実や果実が、動物たちを被曝させて行く。

山の神は、怒っているだろうか。それとも、我々人間を哀れんでいるだろうか。僕はただ、日々山の神に手を合わせることでしか、祈ることでしか、許しを乞うこができない。

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コメント

「こやしまき」を思い出しました!
県北の農村である実家の田んぼの「こやしまき」
の主担当時代。

付け加えますが、ぴちぴち美人の?独身時代です!

田をおこし、種をまき、育て、収穫し感謝する経験は
私の魂に刻まれた一生の宝です。

先週、一関の我が家に訪れた両親が「俺たちは放射能もよくわからない。でも、なおみ、わが子をしっかり育てろよ。」と言い、私が怖くて触れなかった庭の草や枯れ木を美しく刈り取ってくれていました。

両親の愛に追いつくように、生きていきたい。

そう思いました。

けんの母

(かねごん)
奈織美様先日は多大なご協力感謝申し上げます。
悲惨な未来だけを語る方が多くなってきました。しかし、これは現代文明の灰汁だしであり、地球に住まわせていただいている僕らが、今後新しい一歩を踏み出すための大きな峠道だと考えています。
足元がぐらつき大変な坂道ではありますが、頑張りましょう!

かねごん先生

最近は携帯でブログを拝見していましたので
本日プロフィール画像を確認しました。
カッコいいじゃないですか!

かねごん先生曰く
『これからは真っ向勝負でいくので、
 自分の姿を曝け出すことにする』

どんどん行きましょう。
とことん行きましょう。
ぎんぎん行きましょう。

今の我々の年代は
その責務がありますから。

(かねごん)
上野先生応援メッセージありがとうございます。
何度言ってきましたが、僕には失うものなどありません。
がんがん行きますよ!

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