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2011年11月

2011年11月30日 (水)

100年後原発で日本国は無くなると思います

東京の電気を柏崎や福島浜通に建設して延々、送電線で送っていたこと自体が奇妙な風景だったことが判ります。でも東京郊外や大阪の近くに原発を建設するということになると、反対が多いでしょう。でもこれを克服しないと日本は真の意味で原発を受け入れることができないと思います。

原発の運転が本格的になって20年。その間に震度6の地震で7つの原発が破壊し、3つの原発が全電源を失い、1つの原発(発電所)が爆発しました。また日本には震度6の地震が1年に1回以上あります。そうすると、20年間で一度ぐらい今度の福島原発事故のような事故が起こることを意味しています。

100年後、日本は5回の福島級の事故を起こし、原発で日本国は無くなると思います。技術的には間違いありません。それをどのぐらい日本人が受容するか、それともこれまでのように塗布していくか、そこに私たちの子孫の運命がかかっていると思います。 by武田邦彦

今回の福島第一原発の事故を最悪の事故と考える人達が多いと思うが、僕はそうじゃない。かろうじてこの惨事で済んでいると考えた方がよいのだ。

石巻に隣接する女川原発も甚大な被害を受けた。福島との違いは、津波の僅かな高さの違いだ。もう3メートル高かったなら、東北は完全に壊滅していた。もちろん僕もこんなブログなど打っていることは出来なかっただろう。

【下の写真は震災後の女川原子力防災対策センター】

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耐久年数が過ぎた原子力発電所が、今だにフル稼働している日本の状況は、どう見ても自殺行為だ。

ホピの人達は、ウランの鉱石を地球の内臓と呼ぶ。外にさらけ出されたウランは土に戻りたがっているのかも知れない。僕らは地球ガイアに耳を澄ませ、大地の声を聞かなければならない。

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ポートレイト・どんぐりと山猫

宮沢賢治のポートレイトの影響ではないけれど、若い頃猫背気味に歩くことがカッコイイというのか、アンニュイ気取りというのか、そんな頃があった。

東北の冬は長い。ゆえに背中を丸めて春を待つという感覚がどうしてもある。今のように部屋ごとにヒーターがあるわけじゃなく、炬燵や囲炉裏で丸まって寒さをしのぐ子ども時代の冬は寒く厳しかった。背中を丸め、僕はいろんなことを思い、そして夢想した。

岩手から東京に出た時に一番違和感を覚えたのは、背筋を伸ばし、猛烈な速さで歩く都会人の姿だった。ポケットに両手を突っ込み、背中を丸めて歩くことがカッコイイと思っていた僕の価値観が猛烈に揺さぶられた(笑い)。

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この賢治の写真は、一体誰がどんな意図で写した写真かは分からないが、もし背筋を伸ばし、空を見上げるような写真が世間に出ていたら、彼に対する作品の評価も変わっていたのではないかと、そんなことを考えてしまう。

もし宮沢賢治がこの時代に生きていたとしたならば、今回の震災や放射能の問題に対して、どのようなスタンスで、どんな作品を書いただろうか。故郷を愛する賢治は、猛烈な社会風刺的寓話を書いただろうか、それとも激情的強行手段をとっただろうか。

かねた一郎さま 九月十九日 あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。 あした、東電とのめんどなさいばんしますから、おいで んなさい。とびどぐもたないでくなさい。 山ねこ 拝

こんな手紙が来るかも知れない・・・・。

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2011年11月29日 (火)

お金のありがたさと怖さ

塾生がたまに僕の出身高校を聞いてくる。◯◯高校だよ言うと、目をパチクリしている。きっと超有名進学校の名前でも出てくるのかと思ったに違いない(爆笑)。

期待を裏切るようで申し訳ないが、当時、名前さえ書いてくれば受かるなどと揶揄された私立高校を僕は出ている。

勉強はしなかったけれど、大切なことを僕はそこで学んだ。それは勉強とは自分でやるものだということ、お金は自分で稼ぐものだということだ。至極当然のことではあるが、青二才の僕にとっては大きな学びだった。

高校の教科書をやらない授業が多かった。正確に言うと、高校の教科書に入れなかったのだろうと思う。先生方には失礼だったが、授業中はほとんど小説を読んでいた。

決して僕が優秀で授業を無視したわけではない。中学校の内容はとりあえず理解していたので、聞く必要がなかったと思っただけである。

高校の授業料を自分で払わなければならなかった僕は、読書をするために高校に来ているんじゃないと思い、前にも書いたが、退学届を持っていった。2度却下された。その却下してくれた担任の先生とは今だに交流がある。

小説を読んでてもいいから学校を続けなさい。そんな説得だった。お陰で随分と本は読めた。

高校生のバイトの有無については、賛否両論があるだろうが、自分の経験を言わせてもらえば、高校生には是非とも労働体験をさせるべきだと思う。バイトをやって生活が乱れるという意見もあるだろうが、そういう生徒はバイトをやらなくても乱れるものだ。

1000円というお金を稼ぐことがどれだけ大変なことかを体験で知ることは大切なことだと思う。何度も頭を下げ、何度も嫌な思いをし、そしてお金のありがたさと怖さを覚えていく。

勉強は高校生の本分である。しかし教科書の内容を理解しないまま社会に出ていく生徒がいかに多いことか。そのことを逆にエネルーギーにして、人生を切り開いていく若者はいいとして、挫折感だけを味わってしまう若者にとっては、辛い場所ではないだろうか。

部活もしない、勉強もしない、せめて労働の尊さを味わってもらいたいものだ。

大卒の初任給の平均が20万円を超えているという。一方田舎での高卒の給料は12万円ほどだ。学歴格差を乗り越えるには、やはり人より努力する日々の姿勢が大事だと思う。机上の学問で勝負出来なければ、違う世界で頑張れば良い。当たり前のことだけれども、そのことを忘れている若者が多い。

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2011年11月28日 (月)

野呂美加さんありがとうございました

今日は野呂美加さんのお話し会が一関文化センターで行われた。

100人の会場設定だったが、130名ほどの市民の皆さんにおいで頂き、熱心に野呂さんのお話に耳を傾けて頂いた。ありがたい。

実は僕は、彼女の講演はYouTubeでは見ているが、生の講演は聞いていない。我が家内が車で野呂さんを講演会場までお連れしたのだが、挨拶を交わした時に、なぜか初めてという感覚がしなかった。不思議な感覚だった。

家内が言っていたがまさに愛情で動いている人である。

「かねごんさんのブログを勝手にリンクしてしまいました」なんて野呂さんに言われたが、こちらこそである。

実は今日も僕は講演を聞くことが出来なかった。明日明後日と、市内の中学、高校が定期テストでどうしても無理だった。今回も録音した声で聞くことをお許し願いたい。

それにしても強行軍で来てくれた野呂さんに感謝である。

午前中は盛岡で講演をやり、NHKの取材を受けながら車で一関入り、その後家内と市内の線量を測り、そして講演。講演が終わるとすぐに新幹線で東京に向かって行った。

会場では野呂さんの話に涙する方も多かったという。チェルノブイリの教訓を是非会場にいらしゃった議員さんや学校の先生方に拡散して頂ければ、新たな展開が開けるのではないだろうか。

(おまけ)

野呂美加さんの名刺を今夜家内に見せてもらった。ビックリ。黄金の龍がシンボライズされていた。ここにもまたシンフォニーのような偶然が輝きを放っていた。

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2011年11月27日 (日)

魂の習癖

僕は運命論者ではないが、人間にはそれぞれの指向性があると思っている。魂の習癖と言ってもいいだろう。

恋愛などを見ていると分かるが、何度も何度も同じタイプの馬鹿男に騙される女性がいる。懲りずに、思わず惹きつけられてしまうのだ。何故だろう。

例えば放射能値が高いですよと言われているのに、平気で椎茸やキノコ類を調理してしまうお母さん。空気線量が1マイクロシーベルトを超えているのに、避難しない家族。何故だろう。

広島や長崎で被曝した方が、100歳まで生きる人だっているんだから大丈夫だとテレビで言っていた方がいたが、今回の福島第一から出された放射能は広島の30倍とも言われている。そのような発言を平気で出来る人がいるのは何故だろう。

きっと、悪気はないだろうし、痴呆でもないし、感覚が麻痺しているわけではないだろうと思う。自分の人生のシナリオに耽溺してしまっているのだ。

勉強ができない子は、勉強をするふりはするが、勉強はしない。優しくない人は、優しいふりはするが、他人を助けることはしない。放射能なんてどうでもいいと思っている人に、どんな現実を突きつけても気にしない。そのような人生を選んでしまっているのだ。

政府に洗脳されているわけでも、あやしい宗教に染まっているわけでもなのに、破滅の選択をする人がいる。彼ら彼女らは、負のスパイラルを演じている。そのことによって正しい道を選択する人もいるわけだ。つまりは反面教師ということになるのだが、厳しい人生だ。

今年の夏、僕の住んでいる山里では、カッコーの鳴き声を一度も聞かなかった。ウシガエルも鳴かなかった。危険を察知して何処かへ行ったのか、それとも放射能の影響をもろに受けたのか、真相は分からない。

ヨウ素は甲状腺を被曝させやすい。甲状腺というのは声帯機能にも異常をきたす。するとあれだけの声を出す生きもの達に、何らかの影響を与えたのではないだろうか。例えばそんなことを想像するのは、僕の感性というか魂の習癖だ。

楽観主義とポジティブ思考は違う。楽観主義というのは問題を棚上げしている状態だ。利己主義者が正義を装い、他人の思考を常に借りて、世論に便乗する偽善者だ。そして政治家や自称知識人に非常に多いタイプだ。

一応僕は世間から先生と呼ばれているが、この先生と呼ばれる人種ほど鼻持ちならない人種はいない。専門教科を教えられるぐらいで、人生を語れる哲学者だと自分を勘違いしている輩が多い。魂の成長という観点から見れば、喜ばしい職業とは言いがたい気がする。

だから僕は子ども達の前では人生は語らない。僕の指導を受けている高校生に聞いてもらえば分かるが、脱線する話題はシモネタと笑いの渦だ。腹筋が痛くなる授業ーそれが僕の授業だ。

人間は威張っているけれど、一人じゃなんにもできない動物だ。とっても未熟な存在だ。その未熟さを分かっていればこそ、謙虚にならざるを得ないはずなのだが、まるで滅亡を待ち望んでいるかのように暴走する。

原子力も戦争も、そして支配も、やめることが出来ないとしたならば、それは今地球に生まれている魂達の習癖なのかも知れない。でもそのことに気づきさえすれば、きっと僕らは変わることが出来る。

だから僕らの存在理由を考えようじゃないか。・・あれ、ひょっとして人生を語っちゃたかな。だから僕ら塾教師というものはバッシングにあうんだな~。これも魂の習癖だろうな。

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シンフォニーのような偶然がよく起こる

自他共に認める山好きである。特に霊峰と崇拝されている山や、山神が祭られている山を見上げれば、登りたくなる習癖が疼いてくる。

生まれて初めて登った山は、駒形山であるが、自動車という手段を使っての話ならば、室根山が初めて訪れた山である。一関から気仙沼に行く途中、千厩の町に入ると雄大な室根山が現れる。春はツツジが見事で、八合目の室根神社から眺める三陸の海は荘厳だ。

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室根山山頂近くにはきらら室根山天文台がある。展望休憩所の屋上に設置された天体ドームで、口径50センチメートルの反射式望遠鏡と、15センチメートルの屈折式サブ望遠鏡による壮大な天体の世界が楽しめる。

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岩手の山々はもう登山の季節は終った。強い北風が吹き荒れ、厳冬の寒さが支配する山頂が峻立する。

今年もあと1ヶ月で終わるが、今年も登山はお預けの1年だった。山神を祀る神社には、この室根山神社・早池峰神社をはじめ、幾つか参らせていただいた。東北の復興と、放射能の収束を祈願してきた。

山神のパワーが僕に宿ったのだろうか、近頃シンフォニーのような偶然の出来事が僕の身辺でよく起こる。デジャヴも増えてきた。

誰かが来年地球文明が滅亡すると話していた。しょうがないな、僕が救うか。

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あぶない、あぶない・・・

このところ1日12時間労働の日々が続いている。昨日も朝9時から夜9時までノンストップの教科指導に明け暮れた。

僕の塾は寺子屋式の塾なので、ずっと立ちっぱなしの指導ではないのだが、小学生から中学生まで全教科、そして大学受験英語と論文指導を高校生に教え諭す日々は、やりがいはあるが、疲労困憊に落ちいる日々があることも否定できない。

昨日はそんな一日だった。ゆえに昨夜はブログを書かず寝てしまった。久しぶりのことである。

昨日、昼飯をかっこみ、15分ほど横になったが、逆にそれが良くなかった。午後、ずっと頭痛が続き、夕方まで鈍痛がとれなかった。

気管支喘息の方は完全に収束し、先月しんどかった胃の調子も復調したが、頭痛はきっと寝不足のせいだと思う。ブログ依存症の僕は、なかなか布団に横になっても、書き終えた頭は冴え渡り、睡魔がやって来ない。昔は酒を流しこんで酔っ払って眠りに就いていたのだが、今はそれもままならず、困ったものである。

芭蕉の句に、夢は枯野を駆け巡るというのがあるが、僕のブログは一体どこを駆け巡っているのだろうか。

每日ブログを書き続けてきて、間違いなく僕の中で変わったことがある。それは、実生活でブチギレなくなったことだ。ブログで書きたいことをずっと書いてきたので、精神的ストレスが軽減させてきたのだろうと思う。謂わばブログの巧妙である。

每日ネチネチとした記事を書き、曲作りなどやっている僕を、青白い顔をした文系おじさんだと思っている方も多いと思うのだが(・・苦笑い)、はっきり言って僕は体育系人間である。

塾でも、高校でも、部活の指導でも、ぶち切れる時はとことんぶち切れる。いや、過去形で書こう。ぶち切れた。

僕がブログを書いていなかったなら、今回の放射能の対応問題に関しては、間違いなく教育委員会や市当局に、軽トラックで駆けつけて、殴り込んでいただろうと思う。あぶない、あぶない・・・・。

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2011年11月26日 (土)

所沢市に出来ることがなぜ一関市で出来ないのか

一ヶ月あまりで、200件近いコメントを頂いた。その殆どが放射能に関するコメントだった。幾つか公開しないコメントもあった。この場を借りて陳謝したい。

学校関連に対する批判が多かった。なぜ雨の日に校庭で体育をさせるのか、線量の高いグランドを走らせるのか、そして給食を強制させるのか等、不安にいたたまれないお母さんがたのコメントが多かった。

所沢市では、いち早く学校給食の食材の産地と、放射線量の食料被曝を測定し、公開した。一方一関では多くの保護者が声を上げているにも関わらず、全く給食に関しては、数値も食材の産地の公表もない。

そのことが多くの保護者の方々を疑心暗鬼に落としれている。

下記の発表は所沢市のものである。

このたび、学校給食で使用する食材の一部をサンプルとして用い、放射性物質の測定(第2回目)を実施しましたので結果をお知らせいたします。

結果表
測定日 平成23年8月26日(金曜)
検査品目生産地放射性ヨウ素放射性セシウム
ヨウ素131セシウム134セシウム137
牛乳 埼玉 検出せず 検出せず 検出せず
キャベツ 群馬 検出せず 検出せず 検出せず
にがうり(ゴーヤ) 茨城 検出せず 検出せず 検出せず
にら 千葉 検出せず 検出せず 検出せず

測定方法

 「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(平成14年3月厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)第2章2ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析方法
※上記食材の核種全て「検出限界値」は3Bq/kgでした。「検出せず」は「検出限界値」未満を意味します。
検査機関
 社団法人 日本海事検定協会 食品衛生分析センター

なぜ所沢市がすぐに出来たことを一関市はやらないのだろうか。やらない理由を勘ぐりたくなる。

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2011年11月25日 (金)

運動馬鹿としか思えない

中学校の部活を指導している人間の立場で、なかなか言いづらいことだけれども、小学校や中学校で外の部活を指導している方々は、子どもたちの健康管理をどう考えているのだろうか。

線量が高い校庭で、雨やみぞれが降る中、平気で練習をさせているコーチ陣を見ていると、表現は悪いが、運動馬鹿としか思えない。

僕の塾に来ている野球部やテニス部の子どもたちの手をみて驚くことがある。指の爪が異常なほど紫になっている生徒が多い。もっとひどい生徒は割れている。長年塾で子ども達と接してきたが、これは異常である。それだけではない、目が腫れぼったくなっている子どもたちが増えている。そんな子に限ってマスクはしていない。

大会で勝ちたいという気持ちは分からないわけではない。新聞でも復興とスポーツの勝利をリンクさせて、鼓舞する記事も多いが、いかがなものだろう。

どこそこで音楽の祭典がありました。プロのアスリートがやって来て、被災地の子どもたちを励ました等の記事が每日新聞に掲載されている。放射能に対する防御の記事など皆無だ。

多くの方が井戸水や湧き水を飲んでいる岩手に於いて、その危険を警告する記事も、市の会報もない。多くの方々が舌のしびれを訴えているというのに。

巷ではクリスマスの音楽が流れはじめている。子どもたちにクリスマスプレゼントもいいが、子どもたちのを被曝から守る対策が、本当に大切な大切なプレゼントのはずだ。

僕は中学校の卓球のコーチをしているが、その中学校では、一部線量が10マイクロシーベルトを越えた場所があった。新聞でも報道された。ゆえに僕は部員には、学校周辺でのランニングはやるなと言っている(学校の先生の指示で走らせられている生徒がいるかも知れないが)。雨の降りそうな日は、自転車で練習に来るなとも言っている。

根性や忍耐では、放射能に太刀打ちなどできないのだ。必要なのは愛情だ。

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平等ということの本質

昨日とよ爺先生が、ブログ記事で年金の話を書いた時に、つばめひこうきさんが、コメントした文章を読んで、僕はいろんなことを考えさせられた。

【とよ爺先生の記事】

若い頃は余り興味がなかった年金。
やはり秒読み段階となると他人事ではなくなってくる。
政府が勝手に68歳にするのはよいが、企業側の定年は変わらない。
そういうことを考えると、何とも言うことが一方的だ。

私の感覚で言えば、年金は貯金のようなものだ。
それを敢えて払わなかった人は年金を諦めるべきではないだろうか?
そういうことを含めて、日本の年金を含めた公的な支援は本当に不公平だ。
最近、生活保護の実態をテレビの報道で見かけたのだが、何も調べもせず、
働く意志の全くないネット喫茶に住んでいるような者に多額の支給をするのはやめていただきたい。
血税で賄われているのだから、もっと支給には責任を持ってもらいたい。

年金も本当にいい加減だ。
社会保険事務所も本当に今までいい加減なことをやっていた。
年金宅急便の郵送費はどれほどのものなのか?
日本の社会保険は企業と本人が半分ずつ負担するので、比較的高負担だとも聞く。
そういう状況にありながら、これはどういうことなのだろうか?

まずは日本年金機構の職員のリストラなどもしっかりして欲しいものだ。
私はよく行くのだが、結構、暇そうな人も多い。

何でも困ったら、値上げでは国民の生活はどんどん悪くなる。
ここに書いてあるように税収も足らないのだから、公務員の年金も一般企業並みにするのが
当然だと思う。
民主党は年齢引き上げなどを考えていないで、そういうところから手を付けるべきだと思う。

【つばめひこうきさんのコメント】

おっしゃっている事は非常に良くわかるし、ごく当たり前と思えるのですが、
でも、一言言わせて頂きたい。

年金を払わなかった人は、年金も生活保護も支給しない。

という理論で行くと、

貧乏人は、勉学をする資格が無い。

と、言う人を否定できなくなるような気がします。
また、

馬鹿は勉強しないで、肉体労働者になれ。

という事も、否定できなくなるような気がします。

確かに不公平なんです。世の中は。
暇な役所でのうのうと新聞を読んでいても、年収1000万円もらえる人もいれば、朝から晩まで真剣に働いても、年収200万円にもならない人がいます。
同じように、がんばろうと思える人もいれば、そうではない人もいる。
公共心がある人もいれば、そうではない人もいる。
それも含めてどうすればいいのか?
世の中の公平性というのは、どこを基準にすればいいのか?
そういう事をもっと議論すべきだと思います。

そして、年金が積立方式から賦課方式に移行したのは、団塊の世代が現役だった時代、あまりにも膨らんだ年金財政を好き勝手に使った結果に他ならないわけです。つまり、団塊の世代の責任だよな(笑)
田中角栄さんの時代だよね。
そのあたりで社会人だった人の責任。
つまり、おいらの親の世代の責任。
だから、おいら達子供は親の不始末をしなくちゃならない。
せめて孫にそれを残さないように、皆で知恵を絞らなくちゃいけないとつくづく感じます。
【かねごん】
了承を得ないで勝手に文章を公開してしまったが、温厚なお二方なので許してくれるだろう・・。
年金は本当に考えなければならない問題だと思っている。僕は自営業なので、夫婦で20年以上700万円ほど支払ってきた。田舎ではちょっとした中古住宅を買える金額だ。
年によっては、払うことが本当に大変な年もあった。いったいいつまで働き続ければいいのだろうという不安もある。
老体に鞭打って頑張れるうちはいいが、病気が一番怖い。東北は今回の福島第一原発の放射能汚染で、重大な健康危機が懸念される。富める者が、貧しきものを援助するシステムが必要な気がするが、それを良い事に、弱者を装う愚者も出ることは事実である。
二人のブロガーの記事から、平等ということの本質を考えさせられた。

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2011年11月24日 (木)

エアロ・スミス10度目の日本ツアー

7年ぶりに来日した米の人気ロックバンド「エアロスミス」の10度目の日本ツアーが
22日、石川・金沢のいしかわ総合スポーツセンターで始まった。
 ボーカルのスティーヴン・タイラー(63)、ギターのジョー・ペリー(60)をはじめ、
トム・ハミルトン(59=ベース、キーボード)、ブラッド・ウィットフォード(59=ギター)、
ジョーイ・クレイマー(61=ドラムス)というバンド結成時のオリジナル・メンバーで
行われる今回の公演では、7都市で計8公演、15万人を動員する予定だ。
 バンドは10月22日からワールド・ツアーを開始。今月12日まで8か国、10公演を
こなして来日した。この日も会場は満員の5000人の熱気であふれ、開演と同時に
場内が暗転すると観客は総立ちとなった。オープニング曲の「ドロー・ザ・ライン」から、
大ヒットナンバーの「ウォーク・ディス・ウェイ」「スイート・エモーション」「ミス・ア・シング」
「ジェイディッド」などを次々に披露。アンコールを含め、約2時間、全19曲を演奏して、
ファンの大声援を浴びた。

ボーカルのスティーブ・タイラーは相変わらずの、妖艶なボイスを披露してくれている。もう63歳の大御所だが、今だにすごいボーカルである。

学生時代から僕はエアロスミスを聞いてきたが、一言で言えばバケモノだ。人間は年齢なんか関係ないねと、彼らが教えてくれている。

エアロスミスのメンバーを見ていると、僕も60過ぎまで現役で頑張れそうな気がしてくるから不思議だ。実際孫の子守をしていてもいいおじいちゃんたちが、長髪を揺さぶって演奏する光景はナイスだ。

震災や放射能の問題で大変な日本に、カツが入った感じだ。おいらも負けてはいられない!

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壁に耳あり障子に目あり

高校での授業が終わった後、僕は某喫茶店でコーヒーを飲みながらブログの下原稿を書いていた。

お店に元気印バリバリのオバチャンたちが3人入ってきた。そのオバチャンたち、こっちのテーブルがいいだの、こっちが寒いだの言って、2度も先客である僕を移動させた。

図々しいババー達(笑い)と思いつつ、50を過ぎたヤングおじさんは、お年寄りにたてつくことも出来ず、ストーブに近い席を譲ってあげた。

しばらくすると、そのオバチャン達のうちの一人のケータイが鳴った。僕がいるにも関わらず声が大きい。

「その件は文科省に直接私が言うわ」

「ダメダメ時間がかかりすぎるわ。◯◯政務次官に言ってみるけど、念をおして◯◯に直接私が話しを通しておくわ」

政治音痴の僕でさえ知っている政治家のビックネームがおばちゃんから発せられた。

僕は、なんだこいつはとしげしげとババーいや失礼、おばちゃんの顔を見ると、テレビで時々見かける某女性代議士であった。このおばちゃん代議士は、すぐさま文科省に電話を入れ、何やら下っ端の役人を脅かしている(笑い)。

ちょうどブログ記事の下書き原稿を書いていた僕は、その時その会話をメモすることも出来たが、どうでもいいような裏工作の話だったものだから、全く興味もなくなり、コーヒーをすすり、晩秋の風景を眺めていた。

そのおばちゃんにしてみれば、まさか席を譲ってもらったしょぼくれたハゲ親父が、自他ともに認める政治批判に燃えるブログ依存症の塾オヤジだとは知る由もない。

岩手のど田舎に来て、きっとセンサーが緩んでしまったと思うのだけれど、おばちゃん!壁に耳あり障子に目ありですぞ、お気をつけあそばせ・・・・

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2011年11月23日 (水)

時代は動く

先日公開した、中尊寺の月見坂でとよ爺先生が撮った写真が波紋を広げている。

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僕の周りには霊感の強い方が何人かおられるのだが、あんな素晴らしい紫の高貴な光は、初めて見るという方が多かった。そして写し手の感性やエネルギーが、写真の光となって現れたのじゃないかと話す方が多かった。

後日とよ爺先生から写真の原版を送って頂いたが、猛烈なエネルギーが放射されていた。

かつてブログでも書いたが、僕は震災の後、東北の古代の神である荒覇吐(アラハバキ)の神様が祭られている磐座を幾つか訪れた。いや正確に言うと、導かれて行った。一関の烏兎ヶ森(うどがもり)に鎮座する磐座と、衣川の月山に鎮座する磐座は、静謐な空間に、心が揺さぶられる独特のエネルギーを感じた。

そこは間違いなく古代みちのく人達の祈りの場であり、祭りの場であったに違いない。そして中尊寺の関山も間違いなくそうであったろうと思う。

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衣川・月山の中腹からの眺望である。向こうに見える山が束稲山(たばしねやま)、そして写真の右側が中尊寺がある関山になるのだが、田園風景の中に、幻のごとく古代平泉の仏教都市が見えてくるような、そんな錯覚にとらわれる。

今日は久しぶりの休日だった。午前中は高校の定期テストの採点をし、午後は野呂美加さんの講演会の資料作りを、保護者や知人のお母さんがたに手伝って頂き終えることが出来た。(多忙なところ足を運び頂き、また貴重なお話を伺うことが出ましたことに、感謝申し上げます。)

僕は今時代を動かすのは、お母さん方のパワーだと思っている。残念ながらお父さんたちは、時代の空気感を読んでいない。自分もそうだが、しがらみで疲労困憊している。

古代荒覇吐の神様は、ひょっとすると女神ではなっかただろうか。そんな気がする。

*野呂美加さんの講演会はまだ若干座席に余裕がございます。希望する方はメールにてご連絡下さい。

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熱意に負けた

高校での定期テストの監督を終え、職員室に戻ろうとした僕の所へ、卓球部の男子生徒が走ってきた。僕の前に立ち止まると深々と頭を下げ「かねごん先生、僕達に卓球を教えて頂きけませんか」と言ってきた。

高校の部活動は夕方の4時に始まる。僕が塾での指導を始める時間と重なる時間なので、平日の指導は無理なのだが、彼の真剣な眼差しが僕の胸にドキンドキンと突き刺さる。

僕は日曜日は地元の中学の男子卓球部のコーチをしている。分身の術でも使わなかぎり高校の指導は厳しい。

「午前授業などで午後の早い部活の時間なら顔を出してあげるよ」

彼の熱意に負けて返事をしていた僕がいた。

そして昨日はその午前授業で、初の指導日となった。顧問の先生に紹介をして頂き、1時間半ほどの指導を行った。

大会に出て、思うようにプレーが出来なかったもどかしさがあったのだろう。僕の英語の授業以上に真剣に耳を傾けてくれた(笑い)。

僕の指導方法は、生徒と一緒にプレーをして、僕流の卓球の流れやリズムを体得してもらい、体で覚えてもらうことだ。卓球理論などというものは持ちあわせていない。

50歳を越えた老体には、その指導方法も年々厳しくなってきた。自分自身が思うように動けなくなったなら、卓球指導の引退の潮時だと思っている。

3月11日、そして4月7日の地震で、一関市内のほとんどの体育館が夏まで使用出来なかった。大会も少なかった。今年は岩手県内、プレハブの練習場で卓球を練習している高校生も多い。僕が行っている高校もそうだ。

昨日指導した生徒には、祖母を津波でなくした生徒もいる。ボールを一生懸命打ち込む若者たちの姿に、いつにない感動を覚えたかねごんであった。

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2011年11月22日 (火)

おかげで世論が動いた

僕の周りの空気感が変わった。僕と接する多くの方々が良い意味でも悪い意味でも、張り詰めた空気感を漂わせるようになった。ある意味しょうがないかなとは思うのだけれど、子どもたちとは相変わらずやんちゃなバトルを繰り返しているかねごんである。

僕の塾は相変わらずの田舎の閑古鳥が鳴く、地味な塾でしかないが、ブログの方はだいぶ暴走し(苦笑い)、有名になってしまった。今度かねごんは何を書くつもりだろう、そんな警戒心を公という字の付く人から、ビシビシと感じられるようになった。

いくら公と字の付く方がダンマリを決めようが、各高校や中学校、小学校に通う塾生が、日々情報を持ってくるし、卒塾して行った700人あまりの教え子達の、その何十分かの1の方々が、様々な状況をしらせてくれる。そしてなによりも塾の保護者の皆様には、本当に多大な協力を頂いている。心から感謝申し上げたい。

最近は外国にお住まいの方々からも多くのメールを頂くようになった。田舎塾のオヤジには恐れ多い著名な方々が、僕の拙いブログをリンクして頂いている。本当に恐縮である。

思えば今年の8月、僕の尊敬する教育界の論客ブローガーのとよ爺先生が、岩手の山里の我が家にお越しいただいてから、僕の身辺の流れが変わっていった。

とよ爺先生の友人である今村先生を紹介頂き、図々しくも一緒にカレーライスまでごちそうになった。その今村先生が某関西のテレビ番組で、一関の放射能に関して強烈な発言をした中部大学の武田先生に噛み付いた。その発言に一関市長までが噛み付き、逆に返り討ちになってしまった。おかげで世論が動いた。

それぞれの立場で、それぞれの考えがあろうかと思うが、一関市の危機管理が間違いなく前進したことは、武田発言にしても、市長の反論にしても良かったのではないかと思っている。

とよ爺先生が僕の記事の援護射撃をしてくれて、その記事をつばめひこうきさんが、俳優の山本太郎さんツイートし、僕の記事が拡散した。

ブログを每日書き始めて4年と3ヶ月が過ぎた。僕のブログのアクセスは、3年目で20万アクセスをようやく超える、どこにでもある普通のブログだった。それが現在はPCを打ち込む指が震えるようなアクセスを日々頂いている。ゆえにボツ原稿が最近増えている・・・。

多くの方が地域の生の声を欲しがっている証拠だろうと思う。一関は学校をはじめとする400箇所近くの公共施設で、1マイクロシーベルトを超える線量を一部測定した。ようやく今月の末から除染が始まる。

何度も言ってきたが、この対応を5月、6月にやって欲しかった。この後れが、重大な健康被害をもたらさないことを祈りたい。

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2011年11月21日 (月)

学生に催涙スプレー

プレスTVが20日日曜、伝えたところによりますと、カリフォルニア州デービス市の同大学の関係者は、19日土曜、「デモに参加した学生に対する催涙スプレーの使用を示す­映像について、この大学の学生や職員が調査を行っている」と発表しました。アメリカの警察は、18日金曜、カリフォルニア大学でのデモに参加した学生を退散させるため、暴力を行使し、学生の顔に向けて催涙スプレーを発射しましたが、学生たちは退­去を拒否したということです。アメリカでの資本主義体制に抗議するデモは、アメリカの憲法制定記念日にあたる9月17日、ニューヨークで始まり、アメリカの多くの都市から、世界中に急速に拡大していま­す。(yu-chubu記事からの引用)

『いちご白書』という映画をご存知だろうか。僕らの世代は、全共闘の時代が終わった直後の世代だ。僕が大学時代、成田闘争にヘルメットをかぶり、出かけていた同級生はいたが、時代はすでに学生運動の時代ではなかった。

原宿の竹下通りには竹の子族が闊歩し、ラジカセを持った踊り手達が青春を謳歌していた。あの時から若者たちは政治に背を向けてしまった。

ボブ・ディランが風のように現れて、サイモンとガーファンクルが歌ったはアメリカは、もはや僕の心から消えてしまった。

権力と独裁が地球の弱者を貧困に追い込む大国、それがアメリカだ。今回の警察権力の横暴はその象徴だろう。

そんなアメリカに尻尾を振って近づいて行く、どこかの国の首相の醜態は、悲しすぎる・・・。

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TPPが日本の農業を終焉させる

野田首相が環太平洋連携協定(TPP)に交渉参加を表明した。日本は貿易自由化へと歩み始めたわけだが、交渉の内容によっては、日本の第一次産業は消滅するだろう。

現在、日本は輸入される米に対して、778%の関税をかけ外国米の市場解放を防いできた。もし関税撤廃が実行されれば、お米10キロが千円以下という時代が到来する。

現在のお米の価格が、農業生産者の限界だと言われている。これ以上下がれば、機械も土地も維持できなくなるのは明らかだ。

ちなみに今年、我が家では放射能が心配で、天日干しを断念し、稲刈りを委託した。JAに販売したお米の販売額が15万円に対して、コンバイン等の作業委託代金が14万円かかった。一年間労働をしてきて、わずか1万円の収入である。

TPPが実行されれば、僕は農業を断念せざるを得ない。やればやるほど赤字を抱える仕事など誰が好き好んでやるだろうか。

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一関市の山間部には、このような美しい棚田が点在する。若者が農業を継がなくなれば、このような風景は消えていく。

日本政府は、この日本の遺産を守るのだろうか、それとも仕分け作業のごとく、捨て去るのだろうか。

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2011年11月20日 (日)

文科省に言いたい

文部科学省は東日本大震災の経験を未来に生かす「復興教育」に取り組む方針を固めた。非常時にも自ら判断し行動できる「生き抜く力」を育むこと、地域の絆を強めることが柱で、復興に貢献できる人材を育てるキャリア教育も行う。近く省内にタスクフォースを設置。再来年度から実施する教育振興基本計画のメーンテーマとする方針だ。 朝日新聞

文科省に言いたい!

復興教育を受けなければならないのは、文科省の役人あなた方だろう。福島の学校の放射線量の安全基準値をあんなに上げた、文科省の復興教育提言など、誰が真剣に聞き入れるだろうか。

文科省が言えば、たとえどんなことでも回れ右する、教育委員会は別として、良識ある学校の先生は、独自の危機管理を構築しなければならない。

巷での学校評価は、今回の震災や放射能の対応で完全に両極に別れた。埼玉県の学校の対応は敏速であり、いち早く子どもたちを守る対策が実行された。一方岩手や宮城の対応は、隠蔽とごまかしの連続で、最後は哀しいかなとぼける校長がほとんどで、全く話にならない状況が続いていた。

除染が行われ始めるまで8ヶ月。雨の日の課外活動を自粛することもなく、親御さん方からプールの危険を指摘されても、平気で子どもたちにメルトダウン後プール掃除をさせる小中学校。

しつこく言うものならば、お決まりのモンスターペアレンツ扱い。『国が安全だと言っているので、大丈夫です』。国と言うのは、あの放射能値の安全基準を、限界を超えて上げた文科省のことを言っているとするならば、全くの極楽トンボか、我が身可愛さゆえの、利己主義の魑魅魍魎だ。

4月以降、どれだけ多くの保護者のかたが、涙ながらに僕に訴えてきたことか。学校は何も対策を講じてはくれないと!

そのたびに僕のブログはヒートアップし、日によっては炎上もしかねない恐怖に苛まれた。それでも書き続けたのは、子どもたちが心配だからだ。

岩手はパソコンの普及率が極端に低い。一関の放射能値が高いことを、最近知ったご父兄も多い。新聞やテレビ報道だけを鵜呑みにしてきた方々が殆どだ。情報格差が命の格差になってはいけない。

自称知識人を気取っている、官僚や政治家に、真の叡智など微塵も感じられない現状を目の当たりにした多くの国民がいる。原子力発電はクリーンで安全ですと表記した教科書を平気で小学生に頒布する文科省のどこに、「行き抜く力」など語る資格があるのだろうか。

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2012年 冬期特訓のお知らせ

 

合格することはもちろん大事なことだけれど、もっと大切なことは、その後の日々を有意義に生きて行くことだ。とことんそのお手伝いを当セミナーはやって行きたい。壁は存在しない。あるとしたらそれは自分を疑っているからだ。

 

                             日時

 

12月25日より1月8日までの全8日間

 

12/25.26.27.28 1/3.4.7.8

 

 時間

 

【中学3年生】    9:00~12:00   

 

【小6、他学年】  13:00~15:30

 

 費用

 

午前コース30000円、午後コース27000円

 

   *両コーステキスト代等含む

 

 定員

 

午前コース・午後コース 定員各7名

 

 指導

 

個別指導ゼミです(中3は一斉授業があります)

 

 お申し込   大験セミナー 一関市磐井町7-4-16     (一関一高すぐ前)

 

   ☎ 0191(23)0824 *定員になり次第締め切らせて頂きます。          

 

  daiken@flute.ocn.ne.jp

 

《正月勉強会》12月29・30・31 1月2日午前9時~夕方5時まで

 

学校の宿題・塾ワーク・ひとべん、各自が自由に一生懸命演習する勉強会です。

 

費用・・冬期特訓受講者は4000円、正月勉強会のみの参加者は18000円

 

定員・・14名(教室の出入りは自由ですので、都合にあわせて参加してください)  

                                               

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おやじのつぶやき

今年はクリスマスも正月もいいかなという感じである。僕の心の中では、メリー・クリスマスでもないし、明けましておめでとうという感じでもない。

津波で亡くなった多くの方がたと、遺された皆さんの気持ちを考えると、粛々と年末年始を過ごすべきかと自分では思っている。ゆえに忘年会も新年会もやらないつもりだ。

冬休みは冬期講習をやり、元日は駒形神社に詣で、クリスマスケーキもおせち料理ないシンプルな日々を過ごそうかなと思っている。

放射能ためにアウトドアーの活動が自粛せざるを得ない今、酒やカラオケに嵩じる若者が増えている。そういうことで憂さ晴らしをすることも大切かも知れないが、こんな年だからこそ、アクションを起こすべき時代だと思うのだが、いかがだろうか。

3.11以降僕の食生活は一変した。酒を酔うまで飲んだのは4回。家で焼肉をやったのは一回。僕の体は、コーヒーとそばで形成されていると言っても過言ではない。何かに取り憑かれたように、每日日本そばばかり食べている。

そう言えば、15年ぶりに体重が70キロを割った。90センチあったウエストが85センチを下回った。動物性たんぱく質を摂らない日々が続いている。

例年今頃は、友人や親戚に新米を送るのだが、国の基準を下回っているとは言え、やはり全くセシウムが検出されないわけではないお米を送ることは躊躇してしまう。結果、今年は送っていない。

どこかのテレビ局が岩手米をセシウム米と揶揄したが、もはや洒落にならない深刻な汚染が農作物に於いては生じている。

放射能汚染が染み込んだ雨のために、一関市内の学校の軒下は軒並み5マイクロシーベルトを超える高濃度汚染になっている。除染が始まっている。

とんでもない量のセシウムが東北に降り注いだ。枯れ草や枯葉、籾殻の野焼きがまたそのセシウムを空に舞い上がらせ、悪循環を繰り返している。そして24時間体制で映像が送られてくる福島第一原発の風景には、相変わらず舞い上がる白い煙が出続けている。

止まらない放射能に、多くの方が怒りをあらわにしている。北関東から東北にかけての、除染を必要とする地域に住んでいる県民の数は、2千万人を超える。全員が移住というのも現実問題として困難だろう。

2千万人。ほとんどのヨーロッパの国々を上回る人口だ。オランダとギリシャを合わせた人口に匹敵する。

日本という国家が、今舵取りを誤れば、世界地図から消滅する恐れさえある。そのことを真剣に考える時が来ている。若者たちよ、心眼を開いて進んで欲しい。

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所詮限界はすぐに来てしまう

人生で一番幸運のエネルギーを奪ってしまうのは、執着心と嫉妬心だと思う。

どんなに財を築いても、どんなに地位を駆け上っても、執着心を持った人間は、人生の流れが変わってしまうものだ。

子どもに財を残そう、お金を残そうとすればするほど、反比例するかのように家庭の幸せが逃げていく。何故だろうか。それは執着心も持つことで、他人を考えなくなるからだ。

利己主義の延長線上に執着心は現れる。そして執着することで、欲望はエスカレートし、足ることを忘れ、常に嫉妬心を抱き始める。そんな所に、残念ながら真の幸福などやって来ない。

勉強もそうだ。人に負けないために、人の上にたつためになどと頑張ったところで、所詮限界はすぐにやって来る。誰かの為に役だとうとする発想が根底になければ、努力は必ず枯渇してしまう。

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僕のそばでいつも戯れている、愛猫。2度飼い主に捨てられ、我が家に3年前から住み着き、今は家族の中で一番存在感を醸し出している。

この元野良猫を見ていると、フラットに生きるとはどういうことかを日々教えられる。

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2011年11月19日 (土)

ただならぬ気配

先月、神奈川のとよ爺先生が、僕ら塾仲間と世界遺産に登録された中尊寺の月見坂を登っていく途中、撮影した写真がとよ爺先生のブログにて公開されたが、なんとも不思議な光が映っていた。

これだ!

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単なる光のいたずらとは思えない。まるで蓮の花のような光が写っている。すごいパワーが感じられるのだが、これは何だろうか。

我ら塾屋軍団は、前日被災地陸前高田を訪問、そして東山菅原道真公夫人のお墓を参り、水沢正法寺を参拝し、この月見坂にやって来た。

小林先生の陸奥話記に感銘を受けて、曲を作っていた時も、不思議なことが随分起きたが、どうもみちのくの古代人が、今回の震災や放射能問題に対して、神々を動かしているような気がしてならない。

絶望や不安にさいなまれている人達が多いが、僕は陸奥はかならず復活すると信じている。何度も何度も震災や、戦で荒廃してきたこの地は、幾多の奇跡の復興を遂げてきた。ここで挫けては、この地を命をはって守ってきた古代人に申し訳ない。

そんなことを僕はこの写真を見て考えていた。

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2011年11月18日 (金)

人との出逢いは奇跡の連続です

 僕の命のサポーターであり、音楽友達であり、尚且つソウルメイトのしゅうちゃん先生がブログで、すご~くいいことを書いていたので下に記事を紹介します。

私たち一人一人がそれぞれの”道”を歩んでいるよね、その道のりは決して平坦で楽ちんな道ではないけど苦しいだけの道でもない、そこには人それぞれのお役目があって、それに目覚めるためのほんの数十年の道、誰もが通らなければならない道がある。大きな悩み、小さな悩み、取り越し苦労もたくさん、情熱に燃え、落胆し、試練をくぐりぬけ、悟って、でまた情熱に、落胆に・・・なんてそんな繰り返しの毎日でしょうね、でもそれもこれも大切なものに気付き内在する神性に目覚める大きなきっかけなんだと思います。

 

 空を観れば星々が一分一厘のくるいもなく運行されてることを考えれば私たちの道のなかに偶然の一致もめぐり合わせも無いような気がしませんか?

 

 今一度そばにいる人が、愛する人がどれだけ自分にとって大切なのか、なぜ数億人の中からのこの人なのか考えてみませんか、私たちがこの”道”を通って気づかなければいけないことって愛すること愛されることの大切さをこの肉体をもって体験することだと思います。

心にじ~んと来る言葉ですね。本当に人と人との出逢いは奇跡の連続です。縁というものの不思議な力を感じます。

一人では出来ないことも、二人三人と集まれば、不可能を可能にしていきます。すごいですね。

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2011年11月17日 (木)

内申点を上げる最後の天王山だ

ふと気づいたことだけれど、塾ブログなのに塾教育のことをさっぱり書いていないことに気づいた

ドンマイである。

春から被災地の状況と、放射能と原発の話題が80%を占め、そんなペースで書き続けてきた。

ガイガーカウンターを購入してからというもの、一関市の線量のあまりの高さに、警告を発し続けてきた僕だったが、ようやくそのお役目が終わりそうだ。

学校も市も、徹底した線量の測定をはじめ、除染も行われ始めてきた。メルトダウン後8ヶ月が経った。遅かった対応ではあるが、まずは放射能対応の歩みが始まった。

放射能に関する勉強会も市内各地で開催されるようになった。アクセスと批判メールの嵐が吹き荒れた僕のブログも、ようやく沈静化し、日々2000アクセスという通常の日々が戻ってきた。

塾のブログランキングもいつもの7位に落ち着き、このところまた777が続いている。77の神様も、僕のブログに戻って来てくれたようだ。

岩手は初雪が各地で観測された。一気に冬がやって来た。本当に寒い。

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栗駒山もだいぶ白い雪が目立ってきた。もうすぐ白銀の世界がやって来るだろう。タイヤの交換もしなければならいようだ。

中学校の期末テストも近づいてきた。3年生にとっては、内申点を上げる最後の天王山だ。私立高校の入試も、2ヶ月ちょっとでやって来る。放射能問題で、冬期講習の準備もままならなかったが、ぼちぼち取り掛かろうと思う。

さあ塾屋の多忙な日々がやって来る。

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セシウムを検出したコメは収穫後に天日干をしていた

福島県は16日、福島市大波地区産のコシヒカリから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウム630ベクレルを検出したと発表した。農家が自宅に保有していたコメで市場には出回っていないといい、県はこの農家を含む大波地区の稲作農家154戸に出荷自粛を要請した。コメの暫定規制値超過は全国で初めて。

 福島米をめぐっては、国の放射性セシウム検査がすでに終了し、今年10月に「安全宣言」が出されたばかり。

 同地区は東京電力福島第1原発から約60キロ離れた福島市東部に位置する中山間地。福島市によると、この農家の水田はくぼ地にあり、山からの沢水を使っていた。周囲の放射性物質が蓄積された可能性があるとみている。また、セシウムを検出したコメは収穫後に天日干ししていたという。 每日新聞

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我が家でもお米は無農薬の天日干して作っていたが(上の写真)、今年は雨の放射能値が高いがゆえに天日干し(ほんにょ干し)をあきらめ、稲刈りはコンバイでやってもらった。

農協や国が一切、放射線量のことを農家に伝えないゆえにこのようなことが起こってしまうのである。

東北では井戸の湧き水や、沢の水を飲料にしている地域が多い。我が家もそうだ。県や市から危険だとの話が全く出ていないが、出来れば飲料は避けるべきだ。我が家ではずっと飲水を買っていたが、セシウムなどの放射性物質を取り除く浄水器を取り付けた。

健康はお金に替えられない。10万円前後するものだが、井戸水や湧き水を利用している家庭に於いては必需品かも知れない。行政は何もしてくれない。自分で防衛するしかない。哀しいかなそれが現実だ。

本当に先日も書いたが、東京電力に放射能関係でかかったお金を請求したいかねごんである。

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2011年11月16日 (水)

野呂美加さんのお話し会・IN 一関

震災から8ヶ月、長期化する放射能の拡散は、空気だけでなく、食品にも汚染を広げています。
こうした低線量の内部被曝が長期化した時に、こどもたちが将来どんなリスクを負う可能性があるのでしょう。

「安全です」と言う言葉だけでなく、「不安」なだけでもない、事実を知り、目を背けず、乗り越える知恵を

19年間もチェリノブイリの子どもたちを支援していらした、NPO法人「チェルノブイリのへのかけはし」代表  野呂美加さんにお話をお聞きし、今、私たちにできることを共に考えてゆきましょう。

愛する子供たちを守りぬくために

11月28日(月)

一関文化センター 小ホール(定員100名)

      18:00~20:00 (開場5:30)

                  参加費 500円

参加ご希望の方は、ご予約をして下さい。

予約の際は、お名前とお電話番号をお知らせ下さい。

受付番号をお伝え致しますので、番号をひかえておいて下さい。

お話し会お申し込み先:

金野   090-8782-7933(9:00~20:00)

      0197-63-8581

佐々木  080-5578-3179(17:00~20:00)

千葉   090-6251-4932(17:00~20:00)

風と虹のメールへ

         件名「お話し会申し込み」

         ①お名前と②お電話番号を記載してメールを下さい。

         kazetoniji@flute.ocn.ne.jp

放射能被曝から子どもを守る会・いわて一関支部

              「お話し会」実行委員会

    後援 子どもたちのいのちと未来を守る会

*定員になり次第予約は締め切ります。

*28日午前に盛岡でも野呂さんのお話会はございます。

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修学旅行がやって来る

定期テストが終わると高校は修学旅行の季節だ。岩手の高校は関西方面、沖縄が定番だ。このご時世、さすがに外国への修学旅行はなくなってきたが、やはり高校生にとっては、高校時代の最大のイベントであり、多くの生徒達が心待ちにしている。

かつては、修学旅行の行き先で、高校を選ぶ中学生がいたりもしたが、リーマンショック以来の、不景気の波が襲ってはからは、そのような選択肢も少なくなった。それどころか、県内の私立高校では、家庭の経済理由で修学旅行を辞退する生徒も多いと聞く。生徒たちの心情を思うと心が痛い。

僕も高校時代は修学旅行は行かなかった。学費を自分で工面していた僕は、はじめから行く気はなかったが、学校から渡された紙に、『お金がないので行きません』と書いて出したら、担当の先生に、学校の行事なので本当は参加しなければならないのですが、むにゃむにゃ・・・・となんか分けの分からないことを言われた記憶だけは残っている。

バイトと音楽に明け暮れた僕の高校時代、思い出作りはそれで十分だった気がする。今でもそうだが、団体行動が苦手な僕は、旗を持った添乗員のあとをぞろぞろと歩くことが苦痛な人間である。自由に歩きたいところを歩かせてくれという感じがしてしまう。

まあ単なる僕の我がままなんだろうけれど、そんな僕だからずっと一人で私塾をやって来たんだろうと思う。

そう言えば、僕が每日コーヒーを飲んでいるカップは、我が女房が高校の修学旅行で九州から買ってきてくれた有田焼のコーヒーカップである。30年以上愛用している。

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修学旅行で、彼氏にコーヒーカップを買ってきてくれる女子高生なんて今はいるのだろうか。今度高校で、女子高生達に聞いてみよ・・・。

来年結婚25周年を迎える。夫婦でどこか旅行にでもと考えていたが、今回の震災と放射能のために、どんどんお金が散在していく。また今回も旅行はおあずけだな・・・・。

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生蒸気機関車を見た!

高校での授業中、東北本線を走る蒸気機関車の姿を見た。何十年ぶりのことだろう。今までも何度か走っていたのだが、汽笛の音だけで、なかなか姿を見る機会がなかった。嬉しかった。

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一関~北上間を今回走っているのだが、今月19日、20日は、記念乗車会があるらしい。興味のある方はぜひ乗ってみてはいかがだろうか。

小さい頃、母親の実家に行く時に乗った蒸気機関車を思い出していた。トンネルに入ると、しめ忘れた窓から黒煙が入り込み、大変だった記憶がある。僕の記憶がどうもあやしいが、東京オリンピック前までは走っていたのだろうか。

このところいろんな事があって、もやもやしていた気持ちが、今日のSLを見てなんか吹っ切れた気がする。実に力強かった。豪快だった。

子供の頃のわくわく感を思い出していた。また頑張るか!

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2011年11月15日 (火)

北海道・中国・四国地方にもセシウムが拡散

東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質のうち、半減期が約30年と長いセシウム137が、3月20日からの1カ月間に中部や中国、四国地方の山岳地帯や北海道の土壌に沈着した可能性があることが分かった。米大学宇宙研究協会(USRA)や名古屋大、東京大などの国際チームが14日までに行ったシミュレーションの結果で、米科学アカデミー紀要電子版に発表される。
 これらの地域の大半は人体に影響を及ぼしたり、除染が必要だったりする汚染濃度ではないと推定される。ただ、局所的に濃度が高いホットスポットが存在する可能性があり、詳細な調査が必要という。
 USRAの安成哲平客員研究員や名大の安成哲三教授、東大の早野龍五教授らは、ノルウェーで開発された地球全体の大気輸送モデル(20キロ四方単位)とヨーロッパ中期予報センターの気象データ、文部科学省の降下物観測データを組み合わせシミュレーションした。
 その結果、日本列島へのセシウム137沈着量は1カ月間で1000ペタ(ペタは1兆)ベクレル以上と推定された。福島県を中心に東北、関東の太平洋側の沈着量が多いのは文科省の航空機モニタリング結果などと一致したが、中部、中国、四国の山岳地帯や北海道でも、低気圧が通過した際に同原発からセシウム137の微粒子を含む風が流入し、雨で沈着した可能性が示された。 時事通信

福島第一原発は、既存する原子力発電所の50分の1だ。その50分の1の崩壊がもたらした放射能は日本どころか、太平洋をわたり一部はハワイ諸島まで流れ込んでいる。

日本近海の大陸プレートが、今回の大地震でかなり揺さぶられた。いつ巨大地震が来てもおかしくない状況の中、各電力会社は、全く原発を止める気配はない。なんとか静岡の浜岡原発が止まっただけだ。

万が一どこかの原発が事故を起こせば、日本は万事休すだ。このことは誰の目にも明らかであるはずだ。極力電力を消費するものは控えなければならない。

原発が止まれば経済が止まると言われているが、人間の命が優先されない世の中であってはいけない。僕はかつてのブログにも書いたが、高校1年から大学を終えるまでテレビを一切見なかった。しかし不自由など感じなかった。本があれば十分だった。

オール電化政策の影には、様々な利権が蠢いているのだろうが、震災で一番困難を被ったのはオール電化の家だった。

電力会社のお墨付きを貰わなければ稼働しない太陽光発電など要らない。民間企業の導入を促し、電力の自由化をすべきである。かつて電話線を独占していた電電公社の電話料金を見ても分かるだろう。あの時代の料金はなんだったんだろうという感じを誰もが持っているはずだ。

世界でも日本の電力料金はとても高い。税金の高さも含め、そのことが日本企業の海外移転の原因にもなっている。そして国内の雇用が激減した。

我々の国は、既存のシステムを脱却しなければならない。未来のために。

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2011年11月14日 (月)

女子児童たちが吠えた

僕の塾に通ってきている小学生の女子児童たちが吠えた。

「夏にさんざん雨の日に堤防を走らせておいて、放射能値が高いから近寄るはないだろう!」

その言葉を聞いた僕の家内は、激怒しつつ頷き、子どもたちに援護射撃をしていた。

あんなに必死に訴えかけたのに、声を出した保護者の方々の声は、市当局や学校サイドにしてみれば、『狼が来るぞ~!』の嘘つき少年にしか思えなかったのかも知れない。

非常に残念であり、腹ただしい。

市当局は必死に公共施設の線量を測り始めたが、学校給食の食材の放射能値の測定を早急にやって頂きたい。そしてその出された数値の判断は、県や市がやるのではなく、保護者の判断を優先させて頂きたい。

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子どもに弁当をもたせるご家庭を、変人・奇人扱いなど決してすること無く、食の安全の確保を最優先して頂きたい。

何度でも繰り返す。今までの常識はもはや常識ではないのだ。隠蔽は絶対良くない!

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2011年11月13日 (日)

鎮魂

どこまでも、どこまでも続いている一本道がある。

Syouzi

過去から現在へと人類は歩みを続けてきた。生きる利便さと、時に幸福の追求という哲学を構築しながら。

煌々と輝く電灯の光の元、快楽と享楽を与えてくれる文明の恩恵は、退廃的ではあるが、間違いなく人々の生きる欲求を後押ししてくれた。

お金という究極の導火線が、人間の文明を動かしてきたと言っても過言ではないだろう。そして僕という人間も、疑うこと無くその一員に違いない。

每日世界を飛び交うメールの数はいったいどれほどだろう。その天文学的数字の中に、人生をかけたメールがあり、命を救うメールがあり、愛を育むメールがある。カタカタと打ち込まれるPCの音は、紛れもなく現代文明を象徴する音質だ。

3.11以降、僕は何度も何度も死というものについて考えた。いや、考えなければならなかった。僕の従兄弟はあの日、石巻の仕事場にいた。車で逃れたのだが、間一髪だった。彼の車のバックミラーに、津波で流されていく後続の車が映ったという。

修羅場だ。それ以外に表現する言葉があるとすれば、それはすべて脚色になってしまう。

死があまりにも哀しいのは、遺された人達の喪失感だろう。しかし僕は勇気を持って言いたい。死はすべての終わりではない。転生を続ける魂は、既存の哲学や宗教を超越した時空に、物理的に上昇して行く。大洋から立ち上る雲海のように。

僕らは光であり、風であり、そして思考を持ったエネルギーだ。何度も何度もこの地上に降り立つ魂は、勇気の塊だ。肉体という不自由なしがらみに、一見僕らはがんじがらめになっているように見えるが、心の思考は自由であり、猛烈なエネルギーを放っている。

僕らはそのことを忘れている。

僕らに優劣はない。不平等もない。なぜなら思考は自由だからだ。

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福島市で東日本女子駅伝?

東日本女子駅伝が福島市で開催されるとは、さすがの僕も唖然!

文科省が発表した汚染マップを見ると、彼女たちが走っているコースの線量は、1マイクロシーベルトを超えている所が随所にある。そこを高校生や中学生に肺の負担のかかる駅伝をやらせることに、誰も異論を唱えなかったのだろうか。

福島の復興のためとかいう文字がテレビ画面に踊っていたが、おかしいだろう。

これは一種のプロパガンダだ。スポーサーはドリフターズを起用して宣伝している某電器販売店。

秋田でも山形でも良かったのではないだろうか。選手たちは、走れと言われれば走らざるを得ないだろう。

まさかどんな環境でも走れる根性と体力をなどと考えている、脳天気な日本陸連でもないだろうに。

福島が安全であるという宣伝をしていいのは、福島第一原発の放射能が収束し、空気線量が0.2マイクロシーベルトを完全に下まわってからのことじゃないのか。

このままこんな暴挙を許していったなら、かつて日本が戦争に突入していった時代と全く変らない。国家高揚作戦にスポーツが利用され、そして多くの若者が犠牲になっていく。

テレビよそして企業よ、良心はないのだろうか。

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2011年11月12日 (土)

魂の原風景

気づいた方もおられると思うが、ブログのプロフィールの写真が変わった。田んぼで働くかねごんの姿である。

これからは真っ向勝負でいくので、自分の姿を曝け出すことにする。我が家は江戸時代から延々と続いてきた百姓家だ。僕で18代目。

大地を汚した東電に対して、僕のご先祖の怒りが乗り移ったごとく、書き続けてきたが、めげずに頑張ることにする。

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宮城県北から岩手県南にかけて、仙台平野から仰ぎ見る陸奥の山々は実に荘厳で神々しい。まさに我々百姓の心の支えであり、北国に住む者たちの厳しさとそして豊かさを象徴する光景だ。

多くの涙を、多くの怒りを、そして多くの絶望を希望に変えてきた魂の原風景と言ってもいいだろう。

その山々が今人間の傲慢と、油断がもたらした過失によって、毒に汚染されてしまった。山の恵みである木の実や果実が、動物たちを被曝させて行く。

山の神は、怒っているだろうか。それとも、我々人間を哀れんでいるだろうか。僕はただ、日々山の神に手を合わせることでしか、祈ることでしか、許しを乞うこができない。

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2011年11月11日 (金)

ブログ最後の日

月に吠えると言う言葉があるが、今日は満月だ。僕の頭に血が登っている。

あまりの馬鹿さ加減に怒り心頭だ。

その理由を書けば、また数百人の知識人から自重しなさいというメールをもらいそうなので、決して内容は書かないが、公という字には僕はもう飽き飽きした。

人間は欲望の奴隷だ。自分が一番可愛い。究極のナルシストの動物、それが人間だ。自分に災いが来なければそれでいいのだろう。

誰が苦しもうが、誰が悲しもうが、誰が涙しようが、結局は自分の家族が安全であればそれでいいのだ。他人なんかどうだっていい。

そんな日本人が一人また一人と増えていけば、間違いなく多くの人が望むようなカタストロフィーがやって来て、日本は、そして世界は終わってしまうだろう。

塾生に言われた。「先生がブログで公開すれば、ぎゃあーと叫びたくなる人達がいっぱいいるでしょう」

僕「いるよ」

僕はブログのメールだけではない。多くのバッシングを受けてきた。本当は実名で批判したい組織や人物がわんさかいる。でも大人だから沈黙する。

どこのどなたか知らないけれど、僕がブログと言う権力を持ったいうコメントをくれた方がいたが、ある意味当たっているのかも知れない。でもそんなモノは意味が無い。

僕のブログのアクセスが50万アクセスになろうと、100万アクセスになろうと、僕が書く記事は霞のようなものだ。書いた先からその記憶は過去に押しやられ忘れられていく。

僕はほとんどの記事を下書きしてから打ち込んできた。大学受験の論文指導を20年ほどやって来た。どう書けば試験官に受け入れられるのか、合格点を得られるのか、そのへんのところは一応知っている。それで飯を食べてきたので当然と言えば当然なんだが、こと自分の事となると、感情が先走って文字が蛇行する。

ゆえに下書きをしないと、クッションが生まれない。思考が困惑してしまう。

4年間で原稿用紙にすると、5000枚近くの原稿用紙分の記事を書いてきた。そのうち1000枚ほどがボツ原稿だ。感情の入り過ぎ。個人情報の書き過ぎ。そんなところだ。お陰でどうにか炎上だけは免れてきた。

人生最後の日というのがあるが、ブログ最後の日というのももちろんあるだろう。書きたいことを書いて炎上させて終わりというのも、最後の花火みたいでいいかななどと妄想したりするのだが、小心者の僕はやっぱりできないだろうな・・・・

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子どもたちを被曝から守るために

   子どもたちを放射能被曝から守るために

その1、枯れ草や枯葉の野焼きをしない。

その2、放射能値の高い地域の食材を与えない。

その3,牛乳、肉や魚の摂取は控えさせる。

その4、水路や雨の通り道には近づけない。

その5、雨の日の外での活動はさせない。

その6,上質の味噌、醤油、塩を使った発酵食材を食べさせること。

その7,外出時はマスクをさせること。

その8、睡眠をよくとらせ、ストレスを溜めさせないこと。

その9、酒・タバコはセシウムを吸収しやすいので、

     こどもに限らず大人も控えること。

その10、最終的には危険だと思ったら逃げること。

関東地区の線量があがりだしたとの情報が入ってきている。先日の福島原発の2号機が臨界に達したのではという報告があり、訂正されたが怪しいところだ。折しも11月に入り風は南風から北風に変わり始めている。このままただ、福島原発を暴走させておくわけにはいかない。

政府はTPPに忙殺されている場合ではないだろう。日本人の健康、命が最優先だ。

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2011年11月10日 (木)

放射能の拡散

東日本大震災:平塚市の公園内で規制超す放射線量 /神奈川
毎日新聞 11月9日(水)11時0分配信

 平塚市は8日、同市大神の大神北公園の入り口で、毎時0・8マイクロシーベルト(地上5センチ)の放射線量を測定したと発表した。国は毎時0・23マイクロシーベルト以上の場合は除染対象としており、公園でも周辺の土砂を取り除き、毎時0・06マイクロシーベルトに下がった。
 市環境保全課によると、地上から50センチでは0・27マイクロシーベルト、地上1メートルでは0・16マイクロシーベルトで、公園は立ち入り禁止にした。取り除いた土は9日にも、敷地内で50センチ以上の深さに埋め戻す。同市は放射線量が局所的に蓄積している「ホットスポット」を調べるため、7日から市内29カ所で詳細な測定を始めていた。
 近くに住む男性会社員(35)は「他にも高い場所があるんじゃないかと不安だ。子供には近くに行かないように注意させる」と話した。【渡辺明博】

上の記事は神奈川のとよ爺先生のブログ記事から拝借した。平塚市の対応は実に迅速であったと思う。一関市の対応の遅さに今更ながらため息が出る。

しかしこの神奈川平塚市の値は、岩手一関市の僕の自宅周辺より高い。考えたくはないが、静岡から東の日本は全て汚染されてしまっているのだろうか。

家内の実家がある相模原市でも、乾燥椎茸から730ベクレルの放射線セシウムが検出されたようだ。

一ノ関が危なくなったら家内の実家にでも避難しようと思っていたが、どこもセシウムの汚染がじわじわと進行しているようだ。

意識をしっかりもち子どもたちを守らなければならない。

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使命感でも正義でもない

僕の塾に来ている生徒のお母さんが言っていた。

「東北は政府から見捨てられたんでしょうか」

残念ながらNOとは言えなかった。

震災に対する対応はあれが限界だったとは言いがたい。

自衛隊の方々の頑張りようは本当にすばらしかった。

しかし

東電サイドにべったりひっついて、真実を言わなかった政府を、僕は許せない。

直ちに健康を害する値ではない。この言葉を信じた人達がどれほどいただろうか。

いや、信じたかった人達と言った方がいいかも知れない。

汚染地域だと言われれば、客商売は成り立たない、煽らないでくれと言いたい気持ちはよくわかる。

でも真実を覆い隠して、知りませんでした。気づきませんでしたはやめようぜ。

証拠も根拠もないのに、放射能や健康被害をでっち上げるな。売名行為はやめろと、僕の反原発・放射能警告記事にメールをくれた方々に言いたい。

もしそういったメールをよこす方々が、東電サイドや政府関係者よりの方なら、どこかで許せるスペースはまだある。個人的に僕を嫌っている方でもしかりだ。しかし岩手や宮城や福島に住んでいて、本気で反原発者や放射能警告者を批判しているなら、撒いた種を刈り取ることになると思うよ。

僕は無宗教者だが、神様を信じている。

僕がこの塾ブログで放射能問題を書くようになって、多くの奇跡が起こっている。4年間每日このブログを書き続けてきたのは、何者かに書かされてきたんだなという思いは強い。

4年前、1ヶ月間で200人ほどの読者しかいなかったこのブログも、今年の春からは多くの方に読んでもらっている。本当に感謝である。

岩手の山里から、50をとうに過ぎた塾オヤジが吠えたところで、何も変らないのかも知れない。きっと変わらないだろう。

しかし何度も言ってきたように、書かないで後悔だけはしたくない。だから書き続ける。使命感でも正義でもない。僕自身がとてもとても不安だからだ。

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2011年11月 9日 (水)

大地への祈り

愛する太陽 愛する大地

恵みに感謝申し上げます。

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人間の傲慢と欺瞞は

いつの時代も 悲しみであった。

しかし成長をするための楔でもあったのかも知れない。

心配する心は希望の心でもある。

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世界が平和であるためには

子どもたちが笑える世界でなければならない。

僕は祈り続ける。

僕は歌い続ける。

命 その放射する輝きが

幾千万光年の星々の輝きだ。

その輝きは誰にも止められない。

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緊急放射能学習会

今日は昨年死んだ愛犬の命日だ。14年間共に過ごしてきた日々、去年の今日は家族が皆悲しみにくれた。

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家族で自宅近くの野辺に、愛犬を埋葬した。次男は泣きながら学校に行った。ペットロスのショックからだろうか、愛犬の死後、僕はひどい喘息の発作に襲われ、1ヶ月ほど咳が止まらなかった。

この1年間本当に大変な1年だった。過去形で書いてしまったが、今後も続いて行く。

僕の知人で、反原発、放射能の警告をしているイラスト作家のさっちゃんがいる。

Syouzi

いろんな所で目にした方も多いと思うが、こんなほのぼのとした、優しさあふれる子どもたちを描くお母さんである。昨日も二人で市の対応の遅さに愚痴をこぼし合っていたのだけれど、バッシングされようが、脅迫メールをもらおうが、無視されようが、やはり子どもたちのために、大人は声をあげなければならないと僕は思う。

   緊急放射能学習会

一関でも「内部被曝」が始まっている!

日時: 11月10日午後6時30分

場所: 一関市総合防災センター3階大会議室

講師: 河内山 耕さん(奥州市江刺区)

主催: 子どもたちのいのちと未来を守る会

      代表 佐藤良規 090-6220-0220

 *参加無料ですお気軽に参加を!

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2011年11月 8日 (火)

東電に請求したい!

昨日は塾のストーブが壊れ、僕の軽トラックのドアが壊れた。

ストーブは10年経ったので今日新しく買い替えた。軽トラックは修理中である。完全復活が楽しみだ(笑い)。

最近セシウムが怖いので、飲水をずっと買っていた。僕の家は井戸水なので、油断ができない。家内に説得されて、放射能を除去する浄化装置を購入した。

これで僕の新しい中古車を買う予定は、遙か彼方に消えた。

遠くから買っている野菜代も、そしてガイガーカウンターを買ったお金も、浄水器のお金も、東電に請求したい!

なんで百姓をやっているのに、野菜を買わなきゃいけねんだよ~

この上電気代を値上げ!?ふざけるなと、僕は心で叫んでいた・・・・。

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時代を超えて

30年前のヒットナンバーである。学生時代東京の4畳半のアパートで、僕はよくこの歌を爪弾いていた。

30年経って、僕は最近またこの歌を歌うことが多くなった。僕の気持を永井龍雲の歌詞がストレートに代弁してくれている。

さすがに若いころにように酒を浴びることはなくなったが、この歌の切なさは、時代を超えて僕の心を揺さぶる。

今年も北風が吹き始めた。コートが欲しい季節だ。

向かい風に逆らい続けてきた僕の人生は、まだまだ続くようだ。言い訳をしながら・・・。

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2011年11月 7日 (月)

神奈川からの贈り物

3ヶ月ぶりに卓球同好会に参加し汗を流してきた。

50代から70代まで、熟女熟男が所属する卓球同好会である。元国鉄マン、元校長先生、元エンジニア、元女子高生(笑い)、人生の甘さ辛さを味わい尽くしてきた、とことん気の許せる仲間である。

2時間とことん暴れまわり、その後僕は市内の温泉に行き身体を休め、行きつけの蕎麦屋さんでちょっと遅い昼食をとった。

蕎麦屋さんの駐車場に車を停めると、おやおやおや・・・周りには4台もの77の車が停まっている。蕎麦屋さんに入って天ぷらそばを注文したら、なんと注文番号が77番。

僕がそばを待っていると、風聞園のご主人である斎藤さんと奥様が入って来られた。

「先日は多くの方々でお越し頂きありがとうございました」と、わざわざ僕の所へ足を運んで頂き、丁重な挨拶を頂いた。10月の塾サミットで、神奈川のとよ爺先生や、岐阜の上野先生、美川先生等をお連れした時の、斎藤さんからの御礼の言葉だったが、お世話になったのはこちらの方だった。本当に感謝である。

蕎麦屋さんから塾に戻る途中、信号機でやたらと77のプレートナンバーの車とすれ違った。それに今日は11月7日。何だろうこの77の嵐は、いいことの前触れを感じる僕は、ある種の緊張状態を楽しんでいた。

塾に着くと荷物が届いた。神奈川県学心塾のとよ爺先生・GO先生の塾にお子さんが通われている保護者の方から送られた荷物だった。

丁寧な美しい文字で書かれた手紙と、貴重な贈り物が入っていた。ブログでは公表しないで下さいとのことだったので、内容については控えさせて頂くが、送り主のいたわりと、優しさに僕はただただ感動をしていた。

頂いたものを早速塾の神棚に一つ祭らさせて頂いた。

とよ爺先生の紹介記事が縁で、僕のブログを読んで頂いているとのこと。見ず知らずの僕の所に、放射能を心配しての心優しい贈り物、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

今日の77の嵐は、神様からのこの事への知らせだったと、僕は確信した。

学心塾保護者様、遠慮なく使わせて頂きます。本当にありがとうございました。

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僕らは生きなければならない

震災後、墓石屋さん瓦屋さんが大忙しで、仕事が年内いっぱいうまっている所が殆どだ。

今月に入って、ようやく道路工事が本格化し、3月以降片側通行だった自宅周辺の道路が、整備されてきた。

津波で町が消えてしまった三陸。仮設住宅がほぼ完成した。しかしこの仮設を利用できるのも2年だけ。3.11で仕事がなくなり、失業保険を支給されていた方々が、今月でその支給が終わる。

仙台市の周辺では、ホームレス予備軍が増加していると言われている。これから東北は厳しい季節がやって来る。行政の支援が急務だ。

Syouzi

先月陸前高田で目にした言葉だ。『海よ俺たちの心は折れていない』

東北の大地が悲しみに包まれた。この大きな災害で挫けそうにならない者などいないだろう。しかし、僕らは生きなければいけない。

避難した人も、ここで生きることを決意した人も、生きなければならない。海も大地も必ず再生する。それは20年後かも知れない、半世紀かかるかも知れない。諦めたら何も希望は生まれない。

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2011年11月 6日 (日)

中年談義

僕が20代のなかば頃、バブルが始まった。東京はジュリアナが象徴的な場所だったが、真昼のようなネオンがまたたき、喧騒が渦巻いていた。

土地の値段と株価が天井知らずのごとく高値を更新し、企業は大学生をまるで王子様やお姫様のごとく扱い、求人に必死だった。

今はその面影すらない。バブル当時以降乱立した大学は、今や火の車。入試があってないような状況の中、因数分解どころか、分数の計算がままならない大学生がわんさか修士過程を終えていく。

僕の塾にやって来る営業マンの方が嘆いていた。「電卓を持っても消費税の計算がままならない社員が、大卒で入ってくるんだから困ったもんです」と。

私立大学はAO入試で定員の半分をとる。AO入試などと言うと格好はいいが、早い話が、作文と面接だ。極端に言ってしまえば、親に経済力さえあれば、どこかの大学には100%近くの確率で入ることができる。

30年近く高校生を指導してきた僕でさえ、最近は大学名を聞いて、分からない時がある。僕らが高校時代、日本の大学は300ぐらいだったと記憶しているが、現在はその倍をはるかに超えている。

放射能や原発に一番関心を寄せているのが、小さいお子さんを持っているお母さん方だが、最近行われている反原発のデモの様子などを見ると、大学生や若者の姿が少ない。

関心がないのか、諦観を装っているのか、言っちゃ悪いがどうでもいいのか、僕の世代から見るとつかみ所がない。

先日僕の身体をいつもケアーしてもらっている千厩・伊庄整体院のしゅうちゃん先生とも話していたのだが、中学や高校から、ケータイやPCで、丸見えの絡みのシーンなどを見ていたら、絶対感性がおかしくなるよな~という中年談義をしていた。

僕らの世代は、エロ小説で十分盛り上がっていた(笑い)純朴な少年だった。もし僕が中学や高校時代に現在のようなエロ環境があったなら、絶対本などは読まず、社会に目を向けず、ひたすら快楽を求めていたに違いない。そして間違いなくその延長線に大学時代が暴走する。

しゅうちゃん先生と二人で出した結論。

法律を作って、中学生や高校生にメールと電話しか使えないケータイを持たせるべし。中、高生にとって、インターネットが見えるケータイは百害あって一利無しである。

あの発情期悶々の中高時代を過ごした大人なら分かりそうなものだが・・・・。

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2011年11月 5日 (土)

疑心暗鬼のスパイラル

安全ですと言って、フィルタリングし浄化した福島原発の汚染水を飲んだ某政治家。

まるで福島の問題が収束したこのように、スタッフやタレントが乗り込んでいって、生中継を敢行する某国営テレビ。

一方で岩手の瓦礫を受け入れますと言いながら、埋立地に持って行くまで20回近くも同じ瓦礫の線量を測る東京都。

そう言えば、テレビで「この放射能の値は、直ちに人体に影響を及ぼすものではありません」と繰り返していた某政治家は、その頃とっくに自分の家族は国外に避難させていた。

福島第一原発から漏れる放射能は、東日本どころか偏西風に乗ってハワイ諸島まで達している。日本に原子力導入を持ちかけたアメリカにしてみれば、おいそれと文句も言えない。ダンマリを決め込んでいる。

矛盾と乖離が日常化したこの国は、疑心暗鬼のスパイラルに猛烈な勢いで飲み込まれてしまった。

笑い話のような話だが、放射能値開示の署名運動やら、こんなブログを書き続ける僕に、何人かの知人が「かねごんさんは、選挙にでもたつの」と夏前に言われた。

震災の影響で6月まで閑古鳥が鳴いていた僕の塾は、選挙どころか食費にも窮する事態で、笑うしかない世間のうわさ話である。

買って以来22年間愛用してきた軽トラックがいぶし銀の輝きを増してきた。この軽トラックと共に、もっと経営がひどい年もなんとか乗り越えてきた。

自給自足の我が家では、野菜等が安心して食べられないのが悩みの種だが、22年目に突入する塾屋おやじの戦いはまだまだ続く・・・・。いや、続けなければならない。

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昼寝さまさまである

今日の夕日は美しかった。

塾から眺める夕日は栗駒山に沈んでいく。磐井川の一関一高側の土手の桜が全て伐採され、堤防工事が行われている。

夕日がダイレクトに教室に降り注ぐ。

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11月にしては異常なほど暖かい日が続いた。この暖かさのお陰で持病の喘息もだいぶ楽になった。

持病と言えば、例年猛烈な花粉症に悩まされている。いつもなら5月の連休が過ぎると収まる杉花粉症も、今年は6月まで大変だった。

秋はブタクサの花粉症がこれまたシンドいのだが、こちらはどうにか治まってきた。これからようやくマスクが外せる季節なはずなのだが、今年はそうはいかないようだ。

マスクをしないと咳き込む日が多い。アレルギー体質の僕には、厳しい日々が続く。

夕方、生徒との会話で嫌いなモノの話になった。

僕は基本的に食べ物で、食べれないモノはないのだが、パイナップルの缶詰だけは口に出来ない。話せば長くなるので今日は書かないが、ちょっとしたトラウマがある。

それと牛乳も飲めない。正確に言うと飲みたいのだが、飲むとトイレに急行する。昔からの体質のようだ。近頃はビールもダメである。痛風値がマックスになっている。

こうやって書いてくると、満身創痍の身体のようだが、30年近くの塾教師生活で、風邪で仕事を休んだことが2日しかない。それだけが自慢だ。

ここ4年間は、睡眠時間がブログの打ち込みでだいぶ少なくなっているが、20分ほどの昼寝でなんとか体調を維持してきた。

昼寝さまさまである。

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2011年11月 4日 (金)

ブローガーとしての命を蘇生させて頂いた

先週4日間で20万アクセスという嵐のような訪問者の波も、ようやく沈静化してきた。アクセスゆえに、ここ1週間、全国教育ブログランキングに、このわくわく日記が1位に座していたが、ようやく桁が元に戻り、日常がやってきた気がする。

twitterやフェイスブックなどの拡散の凄さに驚くとともに、書き手のスタンスというものを本当に考えさせられた1週間だった。

やって来るメールの嵐。この脅威に、2年前の僕だったなら、ブログを閉鎖し、記事を全て消滅させていたかも知れない。しかし、今は違う。多くの塾屋仲間が、僕の記事を援護射撃してくれた。涙がでるほど嬉しかった。

そして保護者の皆さんや、一関市民の方々の応援メールが、本当に心強かった。

僕の体調を心配してくれた方々より、多くのコメントやメールを頂いたことに、この場を借りて感謝申し上げたい。

僕の絶え絶えの精神状態を鼓舞してくれた1通のコメントを、群馬県の方より頂いた。

煽る煽らないということではなく
正しい正しくないとは別にして

この事に対する抗議はかねごんさんにではなく
放射能をばらまいた東電にするべきだと
思います。
あと10マイクロシーベルトを放置するどころか
指摘されて逆ギレしている市長にも責任有だと思う。

このコメントで、僕は全ての誹謗・暴言メール対して、背筋を伸ばすことが出来た。ブローガーとしての命を蘇生させて頂いた。

まだまだ長い道のりが続いていくと思う。多くの悲しみや、苦しみが、一日でも早く癒されることを僕は祈願して止まない。

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2011年11月 3日 (木)

報道の信憑性さえもはや疑わしい

一ノ関市内の歯医者さんに勤める方から、昨日こんなお話を伺った。

「歯の治療に来る方で、舌がピリピリすると訴える方が多いんですよ。何かアドバイスしてあげたほうがいいんでしょうか」

僕や家内が、3月のメルトダウン後に、身体に感じた最初の異常が、舌のピリピリ感だった。見えないモノが確実に近寄っている。

僕の塾には、市内4つの小学校、8つの中学校の生徒たちが来ているが、今年は震災後、保健室にいく生徒が多いと話す。

下痢や、微熱、、そしてだるくて保健室を訪れる分けだが、震災の影響によるストレス性の症状だという専門家も多い。放射能という単語をあえて避けている感がしないでもない。

昨日福島原発の2号機が、臨界か?というニュースが飛び込んできた。核分裂だったという表記に変わったが、報道の信憑性さえ、もはや疑わしい。

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九州電力玄海原発4号機の運転再開が始まった。完全に世論を無視した、見切り発車だ。残念がら何も変わっていない。

安全です。この言葉がどれだけの悲劇を生じさせてしまったのかを考える想像力が、全く欠如している電力会社に、僕は未来を感じられない。

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2011年11月 2日 (水)

西暦に追いついた

今日の記事はブログを書き始めて2011稿目。西暦に追いついた。

昨日は家内と水沢の駒形神社に行ってきた。朔日参りである。

引いたおみくじの神の教

死ぬる思いも祈れば神の強い力で生き返る

七転び八起きという。

倒れても起き上がり、転んでも立ち上がり、

力を落とさず、希望を捨てず、

神様の御照覧の下に、

正しい道を、ぐんぐんと進んで行く。

ただこの世限りの命ではない。

幾千万年の末までつづく、魂の世界がある。

いつも77が現れる交差点に差し掛かったが、77の対向車は来なかった。『僕の進む道に翳りが出たか』と、僕の気持ちは沈みかかった。

ふと見ると、交差点横のアパートの路地に工事用のトラックが横付けされていた。プレーと番号は777だった。そしてそのあと、神社で引いたおみくじの中身が、上記のものだった。

しっかり七の文字が記されてあった。

教室に戻ると、白ゆりテストの問題が届いた。僕の塾の会場ナンバーが記されていた。

557。GO GO 7 だ。さていざ出陣だ!

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2011年11月 1日 (火)

平穏な塾ブログに戻ることはないかも知れない

3.11以降、僕のブログは反原発、放射能警告ブログとなってしまったが、僕のブログは本来は塾ブログだ。

今度の日曜日11月6日は白ゆりテストです。9時から始まります。昼食を持ってきてくださいね。本当はこのような記事を書かなければならない。

中2の◯◯ちゃんが東京のお土産を持ってきてくれました。美味しかったです。食べちゃいましたがお菓子の袋だけアップしておきますね。なんてノリの記事を書けたら楽だろうなと思う。

僕は毎晩このブログを自宅で打ち込んでいる。僕なりの考えがあって塾や学校にはPCを持ち込まない。ケータイすら持っていない。

昨年の今頃は、1日にせいぜい150人前後の方が訪問し、1ヶ月に8000~9000アクセス程度の地味な塾ブログだった。それが3.11以降、僕の政府批判や原発批判にアクセスが増え始め、今回の記事が導火線に火を付けてしまい、先月のアクセス数だけで、4年間分の総アクセス数を超えてしまった。

入ってくるアクセスの検索ワードを見ると、そのほとんどが放射能関連のフレーズだ。

かつてのハゲチョンおやじの塾珍道記的な記事を、誰も期待していないのかと思うと正直心が重い。

今やテレビや新聞を当てにせず、twitterやブログ記事で情報を収集する人達が増えている。決して僕の記事などその範疇に入るものではないだろうけれど、地元の生の声を聞きたい、もしくは発信して欲しいという要望は多い。

ひょっとしたらもう僕のブログが、1日に100人ちょとが訪れる平穏な塾ブログに戻ることはないかも知れない。

最近市内の中学校では『マイコプラズマ肺炎と』(ウイルス性肺炎)と診断された、子どもたちが増えている。実はこのような情報が每日、每日、塾生や、保護者の皆さんから寄せられる。

やはり僕は書き続けなければならないんだろうな。

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