被曝とは関係ない?
東京電力は6日、福島第一原発で働いていた50代の男性作業員が、同日朝に死亡したと発表した。事故の復旧にあたる作業員の死亡者は3人目。東電は、被曝(ひばく)や過重労働が直接の死因ではないと見ている。遺族の意向なども踏まえて死因は公表しなかった。
東電によると、男性は5日午前7時10分ごろ、作業開始前に体調不良を訴え、福島県内の病院に搬送された。8月8日から計46日間、原発内でタンクの設置作業に従事していた。
復旧作業にあたる作業員のうち、5月に心筋梗塞(こうそく)で男性1人が亡くなり、8月にも急性白血病で男性1人が亡くなっている。東電はいずれも作業被曝との関連はないとしている。
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今後亡くなられる方を、全て被曝とは関係ないと言い続けるつもりだろうか。東北に於いて、今年は津波で亡くなった人を除いても、死亡率が高まっている。被災のストレスや、精神的な不安が疾病や突然死の原因になっているのだろうが、あの高濃度の福島原発で働く人の死亡原因が、被曝と関係ないはないだろうと思う。
どこまで白を切るつもりなのか、どこまで責任逃れをするつもりなのか、開いた口がふさがらない。
一関市内の公立高校では、ようやく放射線の高濃度汚染を認め、生徒たちに公表し、危険を知らせ始めた。高校のほとんどの校庭で0.4マイクロシーベルを超え、雨の通り道は1マイクロシーベルトを超えている。幼児とは違って被曝の危険性はないとはいえ、十分注意をしなければならない値だ。雨のたびに放射能濃度が上がっている。福島原発はいったいどうなっているのだろう。不気味である。
報道管制がひかれたテレビやマスコミは、雨の日の危険をいっさい報道しない。雨の中をずぶ濡れになって歩いている子どもたちを市内で見かける。心ある大人は、どうか注意を促して頂きたい。
塾生に「雨に当らないようにしろよ」と言ったところ、「学校の先生はだいじょうぶだよって言ってたよ」という驚くべき回答をもらった。
だいじょうぶと言うのならその根拠を伺いたい。
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明日、お邪魔させて頂きます。楽しみです。
塾のこともいろいろ聞きたいです。
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ゆっくり皆さんと話がしたいですね。
では。宜しくお願い致します。
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永田先生待っています!♡
投稿: 永田久 | 2011年10月 7日 (金) 23時32分