放射能汚染マップ
中部大学の武田邦彦先生のブログ記事から転載させて頂きました。一関市民はまだこの地が放射能汚染されていることを知らない人がいっぱいいます。
一関市が全部危険な分けではありません。一関市は合併後東京都とほぼ同じくらいの面積になりました。線量が高いところもありますがそうじゃないところもあります。一関市の放射能汚染マップの作成が急務だと思います。お金がなくて遠くに行って暮らせないと言う声を多く聞きます。子どもたちが暮らすのになんとか大丈夫な場所も多くあるような気がします。絶望などしないで下さい。どこが安全でどこが住んでいけないのか、我々市民が逃げないで考えなければならないと思います。
【転載記事】
岩手の汚染状態について、斉藤さんが様々な視点からグラフを作っておられる。
このマップもその一つだが、早川先生と岩手大学の測定値をもとに福島原発からの放射性物質が岩手の中でどのように拡散しているかについてのものである。
これを見ると、福島から岩手へは2つのルートが考えられること、北上川にそって北上して盛岡まで達したことが判る。女川が独立に汚染されていることから、女川原発からの放射性物質の漏洩についても注意が必要だろう。
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人間が他の動物より断然、強いのは「知は力である」という原則があるからだ。情報が正しく、細かいほど危険から逃れることができる。そのために私たちは公共放送、民法、そして新聞や雑誌という社会システムを持っているのだが、今回の事故ではそれが逆方向に働いたとも感じられる。また、私たちが多くの税金を払って仕事をして貰っている役所はどうやら「特定利益団体の出先」になってしまったからだ。
そこで、ネットなどを活かして、今後も多くの人が情報を交換することが大切だろう。
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