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2011年9月 7日 (水)

進学校じゃないからここは教わってない

昨日書いたブログ記事が波紋を呼んでいる。と言っても家族からなのだが、息子が僕の記事を読んで絶句していた。一方女房は珍しく僕の文章を褒めてくれた。

あるがままの自分をさらけ出した記事に対する読者の皆様からの激励だろうか、ブログ村のポイント数も過去最高だった。

「中学校で勉強できないかっらてあきらめるな!」という僕の言葉は、進学校でない高校に入ろうとしている中学生の希望になってもらえればと思っている。

出来ないのも個性だという僕の信念は、僕自身が培って来たものだ。

よく高校生に英語を教えていると、「僕の高校は進学校じゃないからここは教わってない」なんていう意見をもらう。教えてもらうことだけに頼っていては道は開けない。

明治時代になって、初めて英語を学んだ人達のことを考えてみる。辞書も参考書もない。一体どんな学びの日々だったのだろうか。その苦労を考えれば、現代の勉強はやる気の問題だけだろうと思う。

今の私立高校は頑張っている。進学希望者には進学校と変わらない内容の授業だ。僕らの頃のように、風雪吹きすさぶ荒野に放たれることはない。深い雪をかき分け、暖房に使える薪を探すような受験勉強をやらなくて済むだけでも、春の雪解けを待つのは厳しくはないだろう。

教えてもわからない連中だと知ると、先生はとことん手を抜く。世間話のオンパレードで授業が進まない。そんな授業でも彼らは給料やボーナスはしっかりもらう。生徒が集まらなくても公立の先生は痛くも痒くもない。

出来ない生徒を馬鹿扱いする教師は、今度は生徒に馬鹿扱いを受ける。これぞ底辺校に於ける負のスパイラルだ。そこから抜け出す方法は一つ。馬鹿であることをやめることだ。

每日ケータイのメールを生き甲斐とし、くだらないテレビ番組を見続ける日常から脱却することだ。

失礼を承知で言わせてもらえば、大人も子どもも、馬鹿さは顔に出る。自分の馬鹿顔に気づかないうちは、きっと自分達がかけがえのない存在であることには思いも及ばないだろうと思う。

優秀じゃないやつなんていない。優秀になれないのはただ甘えているだけだ。親のせいにしたり、学校のせいにしたりして。

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コメント

私も奥様と同意見。6日、そして7日と素晴らしい切れ味ですなあ。

私7日夜、某所で行われた某県議選候補者の個人演説会に出席。  
最後に要望があればという事で「線量の高い学校の除染活動を、速やかに始めて下さい」発言しました。 

すると何と「共産党が線量が高いという事をふれ回って、選挙活動に利用している」とこの候補者は話し始め、さらにそのデータは信頼性が低いと続けます。私は彼の発言中に「このデータは市発表の数字です」と二、三度繰り返して発言しましたが無視です。 

個人演説会の雰囲気はすっかり白けた感じになりました。 私の行動は他の市民の皆さんにはどう映ったのでしょうかねえ。 

(かねごん)
いつも心温まるコメントを頂きありがとうございます。
僕は選挙は、真剣に政治に取り組んでくれる人であればどの党でも、誰でもいいです。誠実であるとか、そんなことはどうでもいいです。住民の命と生活を一番優先してくれる政治家を望みます。それだけです。

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