寺子屋金さん東電に吠える!
寺子屋金さん東京電力弥次喜多道中
・大地震キター!原発がかなりヤバイみたいなので会長自ら陣頭指揮をとって、マスコミを中国旅行に招待しました。
・急遽代替の発動機を取り寄せたんですが、確認不足でプラグが合わず、使えませんでした。
・海水を入れろと首相に言われましたが、廃炉にするのがもったいないので拒否しました。
・米軍に交代しろと首相に言われましたが、なんかカッコ悪いので拒否しました。
・東電の株価に影響がでると思ったので、アメリカやIAEAには大丈夫と言ってしまいました。
・1号機が爆発したことで水素爆発が他の機にも起こりうることは分かっていましたが、なにかするのは面倒なので放っておいたら、3号機の爆発でポンプ機が4台逝っちゃいました。
・ポンプ機の見張り番を一人に任せていましたが、彼がパトロールに行ってる間にポンプ機の燃料が尽きてしまい、2号機の水位が0になって、最終的には爆発しました。
・面倒なので電車込みで停電実施してたけど、官僚に怒られたので仕方なく対処しました。
・面倒なので被災地諸共まとめて停電実施したら、千葉とか茨城とかの被災地の知事たちに怒られちゃいました。
・停電は嫌なので役員自宅と社宅は計画停電から除外しました。ついでに総理のお膝元も除外しておきました。
・記者会見はフランス語で行います。
・作業は下請け、現地消防に任せて東電社員は全員県外に避難しました。
・事故対応はてきとーですが、工作員を使った情報操作はマジ本気です。
・2号機内部圧力の桁を一桁読み間違えてたけど、しばらく誰も気付きませんでした。
・中性子が出てたけど、一桁計算ミスだからと、ばっくれました。
・本店-福島第1間の電話用専用回線を誤切断して8時間以上不通になっていました。
・6400本もの廃燃料の貯蔵プールの冷却装置が故障してることに6日後に気付きました。
・放水は暴徒鎮圧用1台で済むかと思ってましたけど全然駄目だったので、引き上げさせたハイパーレスキューを翌日にまた要請し直しました。
・もうダメポなので、現場社員を全員退去させ、後は警察と自衛隊に押し付けちゃおうと思ったら、首相に怒られちゃいました。
・記者会見時の副社長は、机に肘を付きながらダルダルに話しちゃいました。
・本心では悪いと思ってないので、首はかしげますが頭は下げません。
・見栄えのするコンクリートポンプ車は東電が手配したことにしようとしましたが、中国にこの非常時に何やってんだと怒られちゃいました。
3.11以後の東京電力のあまりの愚かさと、常識のなさには、怒りを通り越して哀れみと悲しみを感じます。こんな会社の安全神話を信じた政府も政府ですし、お金の傘下にはいって偽りの情報を流し続けたテレビや新聞報道にも怒りを感じます。
このブログが一人でも多くの皆様の心に届いていただければ幸いです。
応援のワンクリックをお願い致します。
« さようなら桜 | トップページ | 震災があっても放射能に汚染されても受験はやって来る »
「寺子屋金さん」カテゴリの記事
- プレアデスより愛をこめて(2019.06.20)
- 寺子屋金さん人類の誕生を語る(2012.01.15)
- 寺子屋金さん東電に吠える!(2011.09.08)
- ハゲの歌(2010.12.31)
- 寺子屋のシュールな会話(2009.08.20)
コメント