のどかな田園風景だけれど
世界遺産に登録された平泉も、僕の住んでいる一関市花泉町も、ガイガーカウンターの値が0.3マイクロシーベルトを超える場所が多く点在している。特に小学校の校庭が0.36マイクロシーベルトを超える所があるのに、何の対策もなされていない。
これは年間被曝量に加算すると、3.153ミリシーベルトになり、厚生省が定める一般人の被曝量規制値、年間1ミリシーベルトの3倍を完全に超える。
福島市いわき市、茨城県牛久市が独自で設定した、子どもの被曝放射線規制水準に匹敵する値で、除染対象レベルの値である。
恐怖を煽るわけではないが、今年いつも僕の家の周りを飛び交う蛍の姿がなかった。いつもなら真夏の夜に、灯りに集う蚊を求めて窓に駆け上ってくる多くのカエルがいるのだが、数匹見かけただけで、怖いくらい数が少なかった。
のどかな田園風景ではあるが、間違いなく放射能の恐怖は忍び寄っている。一関市がホットスポットだと言われて騒いでいるが、花巻市の石鳥谷小学校では0.94マイクロシーベル卜という非常に高い値が測定された。
盛岡市は安全だと言われていたが、渋民小学校では0.20マイクロシーベルトという一関市とほぼ変わらない値が報告されている。
他の地域が大丈夫なのではなく、単に放射線量を計っていないだけなのではないだろうか。疑心暗鬼に陷ってしまう。
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