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2011年8月24日 (水)

あの日を経験した学びを生かせないほど僕ら人間は愚かな生き物ではない

何が起きてもおかしくない時代。愛と感謝のエネルギーが渦巻く一方、偽善の力はどんどんその本性を表し消滅していく。

島田紳助が芸能界を引退、という記事が飛び込んできた。才能ある人間だが、芸能界に未練はないのかも知れない。彼を人寄せパンダに使ってきたテレビ局の崩壊も近い。

前回の記事でも書いたが、自然の淘汰は自らの中にある神聖な意識によるものだ。誤魔化しが効かない世界だ。僕はそう思っている。

島田紳助の話に戻ろう。彼はなぜこの時期に全ての番組を降板して引退をするのか。愛する家族のため、彼は全てを捨て避難をするためだ。僕は確信している。ヤクザ云々はカモフラージュに過ぎない。

每日垂れ流されているどうでもいいようなギャグ番組など僕は見る気もしないが、日本人を痴呆化してきたテレビの大罪は大きい。

夏休みが終わろうとしているのに全く宿題をやらず、24時間テレビの偽善番組をぼ~と眺めている子どもたち。塾や部活よりもテレビ番組を優先する子どもたちの精神は、今の日本を象徴している。

東北の次は東海が危ないと言われているが、どこに居ても逃げても、助かる人は助かる。命の本質(魂)は、実は全てを知っている。僕らは、お釈迦様の手のひらの上をただただ右往左往している愚民に過ぎないかも知れないが、偶然を装った神様や天使たちのパワーに早く気づかなければならない。

今朝も頭痛が続いている。我が家は僕の頭痛を察知して、発電機、水、ガソリン等を確保した。

僕の話をまともに聞こうとしない息子達が、僕の22年ものの軽トラックが2台も買えるくらいのお金をなげうって発電機を買った事実に、何かを察知したようで、気持ちの準備だけはしているようだ。

震度7弱、震度6強の地震をたてつづけに経験すれば、僕のような凡人でさえも、何かキャッチするものだ。隣町では、数千人が津波で亡くなった。あの日を経験した学びを生かせないほど僕ら人間は愚かな生き物ではない。

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