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2011年8月 3日 (水)

過去のトラウマ

僕は働く人たちの精神性や労働の価値観というのは平等でなければいけないと思っている。

その平等観を著しく阻害しているのは、公務員や学校の先生方の休業手当である。病気休養に対する休養保証が1年間ある先生方は、一般のサラリーマンや自営業者から見れば、羨望のシステムだ。

今回の福島原発では多くの方々が内部被爆をしている。今後、重大な疾病が生じた時の保証を国はしっかりやって頂きたい。公務員や先生方だけが優遇される保証ではいけない。僕ら国民は働いて皆税金を納めてきた。食費さえままならない時も、税金を支払ってきた。公務員や学校の先生だけが国の税金で休業補償される不平等はどう考えてもおかしい。

被災地では市役所職員の方々が、3,11以降休日もなく、そして毎晩9時、10時まで残業が続き大変だと言っている。しかしすべてがサービス残業ではないだろうと思う。

僕はここ数年朝から夜10時まで每日働いている。ボランティアの仕事を含めると、盆と正月以外休みのない数年間だ。それでも僕の年収は同世代の公務員や公立の先生方の1年間のボーナスの金額にも満たない。

それはきっと僕が馬鹿で、お人好しで、経済観念がないでくのぼうだからだ。働けど働けど我が暮らし楽にならざりき じっと手を見るの心境である。

僕のような個人塾など、僕が体調を崩し入院でもするならば、ほぼジ・エンドである。誰も保証などしてくれない。

僕の友人がかつて愛する息子を白血病で亡くした。その悲しみは想像を絶するものがある。しかし彼は、葬儀のあと休む暇もなく塾に復帰した。僕はその姿を思うと今でも涙が溢れる。同じ頃、僕の家内の知人のお子さんが交通事故で亡くなられた。悲しい事故だった。教諭である父親は、そのショックで1年間休業した。失礼だけれども学校の先生だから許された休業だった。

普通のサラリーマンであれば、半年や1年間休めば、即首である。公務員だけが優遇されるこの地方の現状に違和感を覚えるのは僕だけだろうか。

かつて僕の塾に通って来ていた塾生のお父さんが、急に学校を長期にわたって休んだ。塾生は「お父さん1年間学校を休むけど、給料が出るんだって」と言っていたが、休んだ理由を聞くと、学校で生徒に黒板消しをぶつけられたことが原因で、授業に出れなくなったらしい。

知人の中学校の教諭が1年間学校を休んだ理由も凄かった。アトピーが大変なので1年間休養しますというものだった。許されるのだろうか。

実は僕は過去のトラウマがあって、身内や知人の葬式があっても、塾を休むことが出来なくなった。10年前、祖母が93歳で天寿をまっとうした。僕が喪主を務めた。12月だった。受験生が気になったが、1週間休まざるを得なかった。

この間に3人が塾をやめた。人生に於いていろんなショックなことがあったが、これにはさすがのタフな僕も参った。「えっ!」というのが正直な感想だった。

そのうちの一人が、市内の学校で先生をしている。昨年僕の方から挨拶をしたが、気づかないふりをされた(この個性あふれる顔を忘れたはずがないだろうに・・・笑い)。失礼だけど先生として大成はしないな・・・・。

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コメント

こんばんは。

学校の先生方には一年間の休業手当が出るんですね。とてつもなく恵まれている環境にいるということですか。でも、おそらくそれが当たり前になっているでしょうから、あまりありがたみを感じていないのかもしれません。

私も六月の下旬から午前中4時間ほどパートタイマーで副収入を稼いでおります。五十代になってまったく経験のない業種で一から仕事を覚えていくというのは、なかなか面白い経験です。肉体的には少し大変ですが、お金をもらって人からものを教えてもらう側に回るというのは貴重な経験だと思っています。

そんなこんなで自分の使える時間が減っていますが、ブログの記事だけは時間を見つけて書こうと思っています。夏期講習途中だと思いますが、体に気をつけて乗り切りましょう。

(かねごん)
小林先生おはようございます。
今年は、何かとため息が出ることばかりですが、人生の、いや地球のターニングポイントかと思っています。
僕も相変わらず忙しい每日ですが、なかなか実績が伴いません。困ったものです。
小林先生、涼しい夏ではありますが、ご自愛下さいませ。

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