早池峰の神に祈願
東京電力は1日、福島第一原子力発電所の1、2号機原子炉建屋近くにある主排気筒の下部の配管表面で、これまでで最高の1時間当たり10シーベルト(1万ミリ・シーベルト)以上の放射線を検出したと発表した。
付近での作業予定はないが、東電は半径3メートル以内を立ち入り禁止にした。これまでは1号機原子炉建屋内部で検出した毎時4シーベルト(4000ミリ・シーベルト)が最高だった。
毎時10シーベルトの放射線を6分間浴びると、吐き気などの急性症状が出る1シーベルトの被曝(ひばく)線量に達する。
これまで主排気筒付近では復旧作業が行われてこなかったが、7月31日に離れた場所のガンマ線を検出するカメラを使って作業員が周辺を確認中、高い線量を出す場所を発見。1日に地面近くを通る配管の表面の放射線量を測定して判明した。測定した3人の被曝線量は最高4ミリ・シーベルトだった。
読売新聞
福島、宮城、岩手に続いて、栃木県の肉牛も出荷停止になった。福島原発の放射能は一向に収まる気配はない。
二日前のブログで稲作の放射能の話を書いたが、政府がようやく重い腰をあげた。東北の放射能値の高い地域の水稲のセシウムを測るらしい。それにしてもやることが遅すぎる。
昨日は静岡で震度5の地震が起こった。とても心配である。負のスパラルに日本が沈み込んでいるこの時期、もう震災だけはやって来ないでくれと祈る気持ちだ。
日曜の午後、僕は卓球の指導が終わった後、家内を連れて早池峰神社に向かった。早池峰の夏の例祭、神楽が山神に奉納される大祭だ。200人ほどの参拝者が来ていたが、作家の田口ランディさんの姿もあった。
僕は福島原発の修復を早池峰の神に祈願してきた。往復5時間を要する長旅だったが、気持ちがリセットされ、身体とともに魂が浄化された気分だ。
早池峰神社は6年ぶりだったが、6年前は三陸で泳いだ後に、遠野経由で早池峰神社に到着した。僕は感慨に耽っていた。
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