人生に欠かせないもの
1950年代から60年代のモダンジャズをブルーノートで聞いてきた僕は、ニューエイジのジャズをあまり聞くことがなかった。その原因は1970代後半から主流になったジャズヒュージョンのサウンドがどうも生理的に受け付けなかったからだ。
ところが2000年にはいって、モダンジャズのスピリットを継承しつつ新しい時代を感じさせるジャズメンが多く台頭してきた。その一人がRobert Glasperだろう。彼のアルバムIn my Element は、脳髄を覚醒させてくれ、ファンキーなリズムを堪能できるお気に入りの一枚だ。
そんな曲を聞きながら、昨日は僕の軽トラックの横に、大切なお客さんを僕は乗せていた。
昨日はかつての塾屋の上司であり、現在は魂の同胞であるジョン先生と25年ぶりに再会した。25年間の思い出話を一晩で語り合うことは到底出来なかったが、夕暮れの平泉を散策しながら、悠久の歴史の流れの中に生きている自分達の奇跡と、喜びをかみしめた。
僕がそれこそ25年間ジャズを浴びているジャズ喫茶モリソンにお連れし、ジャズを聞きながら、ひさしびりのジョン節を拝聴した。塾屋としてあらたな発見と確認をすることが出来たかねごんである。
僕にとって人生に欠かせないもの、それは人との絆であり、そして生きていく希望である。希望は、家族であり、友人であり、そして仕事であり、日々の出会いである。
それを演出してくれるのはやはり、心に沁みいいる音楽だ。
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