最近のトラックバック

« 日本女子サッカー栄光のゴール | トップページ | miwaのアルバム『guitarissim』 »

2011年7月18日 (月)

ミレーの『落穂ひろい』がなぜ多くの人達に感動を与えるのか

俗にいうスピリチュアル系の出版物が増えてきている。心理学者であるフロイトやユングを引き合いに出したり、聖書や仏教の仏典を引用したり、今進行している日本の国難が、まるで日本人の深層意識が創りだした悲劇であるかのような表現をする著作物が増えている。

良いことも悪いことも、人々が望んでいる深層心理の反映だというのが、精神世界のトレンドらしいのだが、僕は決してそうは思わない。

家族がいて、家があって、仕事があるという当たり前の暮らしが、突然なくなってしまう現実など誰も望んでなどいない。放射能に汚染された土地で暮らしたいなどと誰が思うだろうか。

今回の自然災害が、エネルギーの転換を促すための神の采配だなどと言い放つ人達がいるが、そんな神様など要らない。そんな話を捏造してはいけない。

日本の原子力を推進してきたのは、当時アメリカに媚を売り、甘い汁を吸おうとしていた自民党の政治家であり、破壊兵器である原爆を作ったアメリカが、ウランを持て余し、核の平和利用などというキャッチコピーを連呼して、拝金主義の日本の政治家に原発を押し売りしてきたのが偽りのない事実だ。

水力発電は自然破壊だ、お金がかかるなどと言って国民を洗脳し、原子力発電を推進してきたのは、お金のためなら人間の命などなんとも思わない、資本主義という名の仮面をかぶった悪の化身達だ。

自称スピリチュアル系の人達は「悪を思えば悪を惹きつけます。悲しい現実ばかり目をやれば、悲しみに染まります」などと綺麗事を言っているが、じゃ誰があの瓦礫と化した街を復興すると言うのだろう。誰が放射能にまみれた街を元に戻すと言うのだろう。神様に頼むのだろうか。天使に頼むのだろうか。もしくは宇宙人にでも頼むのだろうか。間違いなく僕ら人間がやらなければならないのだ。

多くの人達が被災し苦しんでいる時に、高価なブランド品を身にまとったおばさん方が、日本の浄化やら、世界の浄化やらを祈りの力で覚醒しようなどというセミナーを、エアコンのビシッと効いた会場で開いている暇があったなら、おにぎりの一個でもにぎって、被災地に届けてもらいたいものだ。

宗教だかセミナーだかスピリチュアルだか知らないが、勉強会をやって地球が救われるならば、とっくに地球は救われているはずだ。

聖書や聖典をいくら読んでも、祈りを捧げても、行動が伴わなければ、そんなものは自己陶酔に過ぎない。

090620_210630

ミレーの『落穂ひろい』がなぜ多くの人達に感動を与えるのか。それは労働そのものが祈りだからだ。

35度を超える暑さの中で、高濃度の放射能を浴びないよう、防護マスクをし、防護服を着て作業を続ける方々に、僕は祈りの姿を見る。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ  このブログが一人でも多くの皆様の心に届いていただければ幸いです。

応援のワンクリックをお願い致します。

大験セミナー夏期講習のご案内ここをクリックしてください

« 日本女子サッカー栄光のゴール | トップページ | miwaのアルバム『guitarissim』 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ミレーの『落穂ひろい』がなぜ多くの人達に感動を与えるのか:

« 日本女子サッカー栄光のゴール | トップページ | miwaのアルバム『guitarissim』 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ