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2011年7月 1日 (金)

耐え忍ぶことは美徳なんかじゃない

岩手県人は忍耐力があり、頑張る県民性だという評価があるが、それは全くの誤解であり、中央の人間の抱く幻想に過ぎない。

稲作栽培に於いては、長年の冷害との戦いがあり、貧困との戦いがあった歴史を持つが、そのことが岩手県人の忍耐力を培う土壌になったとは言いがたい。

人口比に於ける自殺率の高さが、毎年ワース卜3に入る高さを見ても分かるように、一番打たれ弱い県民性かも知れない。

子どもの指導もそうであるが、あいつは忍耐強い子どもだと傍観していると、一番危険な状況に落ちいたりする。我慢強い忍耐強いと思われる生徒は、実はそのような環境にいるからそうせざるを得ないだけで、本質は違う。

よくハングリー精神が大切だと言われる。しかし経済的ゆとりのある家庭に育つ若者と、貧困家庭に育つ若者を見たら、あきらかに前者の者の感性や感情は豊かである。ハングリー精神は大切かも知れないが、本当にハングリーでは、生きるエネルギーは生まれてこない。それが現実だ。

生きるエネルギーは愛によって培われる、忍耐力でも貧困などではない。津波で被災された方々や、放射能汚染で避難されている方々も、気丈にふるまっているように見えるが、不自由さや、孤独感や、将来に対する不安は、計り知れないものがある。

頑張っている人を見て、すごいな~ではなく、無理をしないように、あまり忍耐しないように、声を掛けてあげることが愛情であることを忘れてはいけない。

困っている人は、もっと我がままでいんじゃないだろうか。もっと権利を主張していんじゃないだろうか。耐え忍ぶことは美徳なんかじゃない。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

毎日拝見させていただいております。おっしゃっている事に全く同感ですが、実は私、震災直後に日本人の冷静さや困難な中でもお互いを気遣う事に対する海外からのコメントに対して、それは日本の中でもとりわけ東北での震災だからこそ、顕著に現れている現象ではないかと伝えたのでです。都市化がそれほど進んでなく、未だに近所付き合いを大切にしている東北人に襲ってしまった震災だったからと。この事は故郷を離れて35年になる東北人である私の私見ではありましたが、こうも長く辛い状況が続く今、おっしゃるようにもっと我がままで、少しでも環境が改善するべく多くの要望、要求がスムーズに改善される事を切に望んでいます。とりわけここ数日の猛暑は特に心配しております。

(かねごん)
小巖静雄様コメントを頂きありがとうございます。
僕の拙い記事を読んでいただいていることに感謝申し上げます。
あの仮設のプレハブの中で、日々を過ごす辛さに、慣れてはいけないと思います。
生きるということは、幸せに過ごすことだと思います。僕ら東北人は声を発していかなければならないと思っています。
今後とも宜しくお願い致します。

突然ですが、私は、伊藤功啓といいます。
昭和54年に東北工業大学の建築科を卒業したものですが、現在、小巖静雄さんを探しています。
我々の恩師の谷津先生が来年退官されます。
そこで、来年(平成27年)3月に最終講義と送別会を企画していますが、現在音信不通で連絡が取れません。
もし、私が探している小巖静雄さんであれば、連絡をお待ちしています。

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