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2011年7月 5日 (火)

太陽の色は何色ですか

今日は不思議な感覚を味わった。高校2年生の英語の授業で、アボりジニーの国旗の黄色いボールは太陽だと説明したら、女子高生達がきょとんとしている。反応がおかしい。

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「かねごん先生太陽は赤ですよ」

僕は脳天に膝蹴りを食らったショックを覚えた。「子どもの頃太陽を黄色く塗った人は?」誰も挙手しない。

これはただごとではないと、塾でも同じ質問を今度は中学生にした。全員赤だった・・・。

僕は小さい頃から太陽は黄色に塗ってきた。友人のアメリカ人も太陽は黄色だと言っていた。ちなみに中国でも黄色だ。50年以上日本に住んでいて気付かなかった。太陽が赤だなんて・・・・。

家に帰って女房に尋ねた。「うちのシュタイナー教育では太陽は何色と教えているんだ」

「黄色ですよ」女房の答えにほっとした。

女房の説明によると、日本の幼稚園では、太陽の色は赤と教えているらしい。納得である。がしかし、違和感は拭えない。どう見たって太陽は黄色である。

いくら日の丸が赤だからだと言って、赤はおかしい。これって洗脳教育ではないだろうか。

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コメント

こんばんは、学び舎です。

この問題って面白いですね。虹の色は何色かという問題とともに、よく取り上げられることの多いものではないでしょうか。

「洗脳教育」というよりも文化的な違いで、伝統的に太陽を赤で表してきたことの反映のようです。

これに関連して面白いサイトを見つけましたので、一度ご覧下さい。
「異なる文化を楽しみながら学ぶ事典」
http://www.netlaputa.ne.jp/~tokyo3/iro.html

(かねごん)
小林先生こんばんは。
なるほどそのような歴史的民族的背景があったのですね。
勉強になりました。
しかし、それにしてもやっぱり太陽は黄色ですよね(‥笑い)。

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