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2011年7月 2日 (土)

大地の声を聞け



水素の放射性の同位体である三重水素(トリチウム)が米国内65ヶ所の原発のうち少なくとも48ヶ所で漏れ出ていることがわかった。APが老朽化する原子力発電所の安全性の問題を追う年間取材の一環でアメリカ合衆国原子力委員会(U.S. Nuclear Regulatory Commission)の記録を調べて判明したもの。 うち少なくとも37ヶ所では連邦政府の定める飲料水安全基準値を超える濃度が検出され、中には制限の数百倍のケースもあった。 AP 通信

日本で起きている原発の問題は、日本だけの問題ではなく、世界に拡散している。トリチウムにしても福島原発のセシウムにしても、自然界に本来存在しない物質を人類が作ってしまったことに問題があるのであって、原発の問題の根底にあるものは、我々人間の奢りと、地球に生かされていることの謙虚さえの欠如にある。

人間の進化は、何か大切なものを置き去りにしてしまった。利便さと悦楽のみを求めてきたわけではないだろうけれど、ここち良い住空間を追い求めてきた代償として、一番大切な命を危機に晒してしまう結果になってしまったことは、残念でならない。

地球は人間の存在のためにある、という慢心が、人間の進化を歪めてしまったと僕は考えている。

携帯電話で毎日1時間以上通話をしている人の脳は、確実に電磁波の影響を受けている。毎日防腐剤入りの菓子類を食べている人は、肝臓をおかされている。放射能1マイクロシーベルト以上の場所に住む人達は、DNAを傷つけられている。

そういったことを人間の進化と呼ぶならば、進化の先にあるのは人類の滅亡でしかない。僕らは生きる哲学を変えなければならない。僕ら人間の意識が自然との調和を失っては、真の進化はない。

風の歌に耳を傾け、大地の声を聞き、僕らは地球の息吹を感じなければならない。

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