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2011年7月31日 (日)

4年間で一番長いブログ記事

多くの人達が知らない事実というのがたくさんある。自分達に関係があることにはひょっとしてセンサーを張り巡らしているかも知れないが、知ったら頭がクラクラするようなことが一杯ある。

噂や又聞きの話ではなく、僕が体験したことを今日は話題にしてみたい。僕は高校時代から大学の4年間、そして塾を営むようになってからも多くのバイトをしてきた。

ゴルフのキャディー、測量助手、新聞配達、バーテン、家庭教師、論文の代筆、スーパーの店員、路上でのみかんやバナナ売り(笑い)、クーラーの取付、旅館の住み込み、高校での非常勤講師、農薬の散布、シクラメンの栽培、教育講演会、などなど思い出して並べるだけでもかなりの種類になる。単発のもの、数年間やったもの色々である。

今でもそうだ、本業はもちろん塾教師だけれども、週の半分は高校で英語の授業を担当し、授業のない日は百姓仕事に精を出している。毎週日曜日は中学校の卓球のコーチをやり、月末には納税組合長の仕事があり、秋の収穫が終われば地元の神社の祭りがあり、僕はその神社の総代をやっている。

小学校や地元のイベントで、歌を歌ってくれませんかと頼まれれば、愛用のギブソンのギターを抱え、おちゃらけソングをがなり立ててくる。そして每日夜中にこのグログを打ち込む日々である。

塾生達は、僕の話が学校の先生より面白いと言ってくれる。これだけの紆余曲折の人生を歩んできて、僕の話が学校の先生より面白くなかったら、僕はとっくに塾を廃業している(爆笑)。

僕のトークの引き出しの中には、膨大な裏話がストックされている(そのほとんどがシモネタであるが・・・笑い)。お陰でこのわくわく日記も、なんとか4年間每日更新を続けてこれたわけだが、健康を害することなく、このパソコンとブログシステムが存在する限り、書き続けていきたいと思っている。特に放射能汚染に対する警告と、政治不信に対する真っ向勝負は、検閲に引っかかろうが、嫌がらせのメールをもらおうが、やめるわけにはいかない。

今回の福島第一原発のメルトダウンに伴う放射能汚染の問題もそうであるが、日本人は安全基準だとか、OOの推奨だとか、公認などという活字に無防備というのか、洗脳されてしまっている。

かつて僕は、生鮮食品を扱うバイトの仕事を東京の大手スーパーでやっていたことがあるが、肉や魚は腐れていなければラップごと賞味期限のステッカーを平気で取り替えていたし、売り場に掲げる生産地などというものも、例えば、愛媛みかんの箱が置いてさえいれば愛媛みかんになってしまうし、静岡みかんのダンボールを積み重ねておけば、静岡産になってしまうわけで、全くいい加減なものだった。

塾だってそうだ。〇〇塾協会員などという看板を掲げる塾があるかと思えば、〇〇公認なんていう塾もある。ズバリ言おう。塾をやるのに何の制約も届けでも必要がない。儲かっている塾ならば、税金を払いさえすれば何の問題もない。

学校の教諭ならばもちろん教員免許が必要だろうが、塾教師には免許も学歴も必要がない。大学に入らずとも立派に何十年も塾をやっている先生がいるし、僕がこの業界に入った頃は、先輩諸氏に全共闘世代の先生方が多くいて、大学の中退者などは珍しくなかった。

生徒を大学や高校に受からせる力量と運を兼ね備えていれば、誰でも出来る商売である。塾のチラシに、やたらと免許の種類や資格を書き連ねている先生がいるが、僕らの業界では、本当に実力がある先生方はそんな物は書かない。逆に実力を疑った方がいいかも知れない。

寄り道をしてしまった。食品の話に戻ろう。そういうことで食品の真実を知ることは難しい。福島原発のメルトダウンを知って以来、僕は肉も魚も買わない。オーストラリア産と明記されていても、それを証明する手段はないのである。

売り場に食料品の放射線量を測る特殊な機械を設置し、安全を確認する以外になすすべがないのが実情だ。こんな状況を作ってしまったのも政府の無策故である。

放射線量の高いところは除染しましょうということで、庭や公園、そして道路のアスファルトをジェット噴射気で流すのはいいのだけれど、その泥水の多くはどこに流れていくのかというと、東北地区ではほとんどが田んぼの水路である。そしてそのほとんどが田んぼに入っていく。

お米が汚染されないはずがない。政府も農協もだんまりを決め込んでいるが、その理由はなんだろうか。僕が思うに、もし早い時期に、今年の水稲は汚染される可能性があり、出荷が難しいなどと言えば、だれも肥料を追肥しないだろうし、農薬など散布しない。農協のドル箱である農薬や肥料が売れなくなるのは目に見えている。発表が出るのは、おそらく出荷直前だろう。

書きたいことが山ほどあるが、書き始めてだいぶ時間も過ぎた。明日も朝から夏期講習の指導だ。今夜はこのへんで。

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コメント

はじめまして。 金田さんのブログを興味深く読ませていただきました。
私は一関に住んでおり、1歳3ヶ月の子どもがいます。 地震以降、外遊びは控え(本当は散歩等したいです)、肉・魚は外国産を選んでました。野菜は目を瞑り地産を我慢して食べています。
離乳食には採れた野菜を使い、母乳を出す私自身も食べているのですが、毎日不安です(;_;)
私も、できることなら魚、肉、野菜は不安だからとりたくない。でも、麺類やパンが続くと栄養面で心配になったりで…(泣) 野菜を湯がいたりはしているのですが…(>_<)
金田さんのお子様が幼児だったらどのようになさるか、御意見を是非お聞きしたいです。


(かねごん)
伊藤様コメントを頂きありがとうございます。
自宅教室の『風と虹』には幼児を抱えたお母さん方がいらっしゃっていて、同じような質問を家内が受けているようですが、とにかく疑わしきものは与えないことだと思います。
油揚げや豆腐などで十分タンパク質は賄えます。肉や魚を
食卓にのせなくても大丈夫ではないでしょうか。
お金に余裕があれば、インターネットで九州や北海道産の野菜を購入するのも一つの安全策かと思います。
参考になさって下さい。

お返事どうもありがとうございます(>_<)本日、花泉の教室のほうでもお世話になり、沢山勉強になりました(^^)
やはり、知識のある方に御指導いただくと安心します。
当分、肉・魚類を控えます。豆腐類は安値ですし、頑張れそうです!
本当にありがとうございました(^^)

(かねごん)
こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。

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夏野菜はカリウムが豊富で、そのカリウムを摂取していれば 植物と同様にカリウムを十分摂取しているとセシウムの侵入をブロックできます。 [続きを読む]

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