僕の町も牛の放牧が出来なくなった
県は10日、一関市の牧草から1キロ当たり1010ベクレル、藤沢町の牧草から同308ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国が定めた暫定基準値(1キロ当たり300ベクレル)を超えていることから、両市町の乳牛と肥育牛の飼育農家に対して、放牧や福島第1原発事故後に収穫した牧草の利用自粛を要請。県南各市町の牧草や原乳でも、14日までに検査を行う。毎日新聞 6月11日
各核種の半減期
ヨウ素131 は 8.04日
ヨウ素133 は 20.8時間
セシウム134 は 2.06年
セシウム136 は 13.1日
セシウム137 は 30.0年
プルトニウム238 は 87.7年
プルトニウム239 は 2.41万年
プルトニウム240 は 6564年
ストロンチウム89 は 50.5日
ストロンチウム90 は 29.1年
セシウム137の半減期は30年、福島で検出されたプルトニウムの半減期は2万年を有する。人が住めない場所を作り出す放射能汚染。とうとう僕の町も牛の放牧が出来なくなった。
隣町の前沢は日本一の和牛の産地である。このニュースの衝撃は計り知れない。
僕のブログは塾ブログだ。本来ならば夏期講習のことや、受験生の日々の問題などを書かなければならないだろうけれど、脱原発ブログになっている。
友人の小林先生も書いていたが、この重い話を書き続けることはかなりのエネルギーと勇気を必要とする。僕が書き続けることで何かが変わるわけではない。ひょっとすると独りよがりの自己満足ブログなのかも知れない。
「もうそんな暗い話はいいよ」という方も多いかも知れない。でも僕は事実を書き続けたい。僕は子どもたちを愛している。彼らのかけがいのない命を守る義務がある。それだけだ。
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