僕ら日本人は、巨大企業に飼いならされてきた愚民である
電力会社の原子力発電所内部で、定期検査の作業や燃料のウランの運搬作業をやっている方々が、原子力発電所の下請け会社のまたその下請けで働く日雇い労働者の方々であることをご存知だろうか。
彼らには厚生年金や社会保険の適応がなく、放射能測定器の警報がなる中で、紙切れ同然の白い服をまとい働かされている事実をご存知だろうか。そしてそういった労働者の方々の多くが、放射能に被爆し、癌になり短い人生を終えている事実を、マスコミやテレビは報道してこなかった。
東京電力は、毎年2000億を超えるお金をテレビ会社に宣伝費としてばらまいてきた。しかし電力会社は独占企業で、コマシャールなど実際はいらないのだ。所謂宣伝費というなの裏金である。
原発反対のげの字でも言うものなら、テレビ人はテレビ界から抹消されてきた。放射能汚染の危機を訴える学者や大学の先生は、2度とテレビに登場できないどころか、彼らの生活さえも奪われてきた。一体誰に。企業にである。
僕ら日本人は、巨大企業に飼いならされてきた愚民である。
もし僕が、今回の福島原発の事故がなくて、平和ボケした日常の中で、ここ数ヶ月の間のような記事を書き続けていたら、おそらく何らかの圧力や弾圧を受けていたに違いない。原子力発電を取り巻く状況は、北朝鮮の独裁政治と何ら変わりがない。
東電とテレビ局の関係や、政府との関係が、まれな愚かなケースではなく、氷山の一角であることを我々国民は知るべきである。
東大や一流大学を終わった悪知恵の働く官僚や役人そして企業のトップの中には、学歴もなくそして自分の意見を発しない寡黙な労働者達の命を、なんとも思っていない輩がいる。彼らの心は非情であり、道徳心のかけらもない。
今の日本には、頭の悪い人間を騙して、楽をして金を稼ぐことがエリートだと思っている哀れな人間が多くいる。
こんなことでいいのだろうか。国会に巣食う議員たちの顔をじっくり眺めていただきたい。この国難の最中に、何を思い出しているのか、もしくは何を妄想しているのか、ずっとにやけている国会議員がいっぱいいる。
学歴がないことや、お金が無いことは決して愚かなことなどではない。一番愚かなのは、そういった人達を弄ぶ上品ぶっている人間たちだ。
今大切な事に気づかなければ、きっと現代社会は終焉を迎えるだろう。僕はそう思う。
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