僕らは自然とリンクしている
僕の塾のそばを磐井川が流れていて、桜並木が続いている。
20年以上毎年桜の美しさに癒されてきた。その桜が今年はおかしい。6月も半ばになると多くの可愛らしいさくらんぼが実り、多くの鳥たちがついばみに来るのだが、今年は全く実がついていない。5月の寒さのせいだろうか、放射能の影響だろうかと、思案していた。
日曜日に一関一高の体育館で中総体の卓球大会があった。前回の記事でも書いたが、涙の敗退だった。僕はその桜並木の木陰のしたをトボトボありきながら塾に向かっていた。
上の写真は、今年の春の桜並木の風景である。僕は満開の頃の桜を思い出していた。まさか・・・・・と、ある考えが降りてきた。急いで軽トラックに乗り、近くの釣り山公園に向かった。
思ったとおり桜は多くの小さなさくらんぼをつけ、地面に鳥がついばんた多くの実が落ちていた。
実は磐井川の桜並木は、土手の工事のため全てが今年伐採されてしまう。満開の頃、多くの市民たちが桜を眺めながら思ったに違いない。「この桜も今年が最後か」と。
今年切られる桜が、どれも実をつけなかった。ところが伐採予定がない釣山公園の入口の桜は実をつけていた。
僕ら人間の感情や思考は、自然とリンクしている。僕らが自然物であることを忘れてはならない。そんなことを桜に教えられた。
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