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2011年6月26日 (日)

こどもが変わるためには、親が変わらなければならない

子どもの後天的精神疾患や慢性の疾患の原因の多くが、両親の問題に起因する。愛情の問題と言ってもいいかも知れない。

夫の浮気、家庭内暴力、アルコール依存、金銭トラブル、別居、そして離婚。家庭内で錯綜する負の波動が子どもに放射されて行く。学生時代から足掛け20年間、塾教師の仕事と並行して家庭教師の仕事をしてきた僕は、ダイレクトに家庭と生徒の問題に向き合う機会が多かった。

プライドや世間体だけでは、子どもの教育の積極的な動機付けにはなるはずもない。お金を費やしたからといって、必ずしも良い教育を施されるわけではない。

こどもが愛おしくない親などいない。しかし残念ながら愛情の注ぎ方を知らない親は多い気がする。自分が親に愛されなかったという思いを持っている親御さんは、自分の子どもの愛し方に戸惑うことが多い。

疲れて寝てしまった自分の子どもに対して、「今日も宿題をしないで寝てしまった」という思いではなく、「今日もご苦労さま。疲れたんだね。ゆっくりおやすみ」という声を眠っている子どもにかけてあげてはどうだろうか。子どもの魂は安らぎ、エネルギーを回復する。

父親のフラストレーションや家庭内での抑圧は、息子に放射され、母親の心的ヒステリーの感情は娘に伝播して行く。

こどもが変わるためには、親が変わらなければならないという信念が僕にはある。

僕は専門の心理カウンセラーではないし、まして宗教家などではないが、聞く耳を持って頂ける親御さんには、僕は全身全霊でカウンセリングをしている。終わって親御さんが帰った後は、1時間ほど身体が動けないくらい疲労感におそわれることがある。大げさではなく、命がけの時もある。

そして親の意識が覚醒すれば、間違いなく子どもが好転して行く。

ぶちまけて言えば、僕は神様も守護霊も天使もみんな信じている。信じているから、目にみえない何かが僕を応援してくれている気がする。

昨年の夏、某神社に20年ぶりに参拝に行った。神様に長らくご無沙汰してしまったことを平に謝ってきた。その後、めったに僕の塾に来ることのないその神社のある学区の中学生が4名入ってきた。何と4人とも住所はその神社の近くだった。やはり神様はいるようだ。

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