涙の大会
土曜、日曜と中総体の卓球大会だった。練習をしようにも4月以降、体育館が地震で破損し思うようなスケジュールをこなすことが出来なかった。大会そのものの開催も危ぶまれた今回の中総体だったが、一関一高の体育館をお借りし、なんとか大会を終えることが出来た。大会の運営にご尽力頂いた先生方には感謝で一杯である。
我がチームは前回新人戦で県ベスト8とに入ったものの、同じメンバーで臨んだ今回の大会は、残念ながら県大会そのもの切符を手にすることが出来なかった。僕の采配ミスである。
個人戦も4名が代表決定戦に進んだが、3人が涙の敗北となった。一関地区はレベルが高く、地区予選の決勝戦がそのまま県大会の決勝戦と同じ顔ぶれになる。
代表決定戦に勝ち残ったほとんどの生徒が、部活動以外に何らかのクラブチームや団体に所属し練習している選手たちだ。、僕のチームのSくんだけが、ただ一人部活だけの練習で、代表決定戦まで勝ち上がった。
中学校1年で初めてラケットを握ったSくん、個人戦の県大会出場は果たせなかったが、今後の活躍が楽しみである。ベンチコーチをしていて、何度も目頭が熱くなる子供たちの戦いぶりだった。
練習中にも頻繁にやってくる余震。困難を極めた練習場の確保。いろんな想いが競技場の中で溢れてきたのだろう。涙の多い大会だった。
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